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公開番号2024130584
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023040410
出願日2023-03-15
発明の名称洗浄装置、それに用いられる台座及び洗浄方法
出願人株式会社鶴見製作所
代理人個人,個人,個人
主分類B08B 3/02 20060101AFI20240920BHJP(清掃)
要約【課題】洗浄対象物の材質やサイズに依らず、当該洗浄対象物をスムーズに移動させながら洗浄することができる洗浄装置、それに用いられる台座及び洗浄方法を提供する。
【解決手段】洗浄装置100は、板形状の洗浄対象物を移動させながら洗浄する洗浄装置であって、洗浄対象物を洗浄する洗浄部120と、洗浄対象物を搬送する搬送部130と、洗浄対象物を載置した状態で、搬送部130が駆動することにより洗浄部120を移動する台座と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
板形状の洗浄対象物を移動させながら洗浄する洗浄装置であって、
前記洗浄対象物を洗浄する洗浄部と、
前記洗浄対象物を搬送する搬送部と、
前記洗浄対象物を載置した状態で、前記搬送部が駆動することにより前記洗浄部を移動する台座と、を備える、
洗浄装置。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記搬送部は、
複数の搬送ローラと、
前記複数の搬送ローラを駆動させるモータと、を含み、
前記台座は、
当該台座の移動方向に対して配置された複数の搬送ローラに沿うように構成される第1部材と、
前記第1部材と略平行であって、前記第1部材が沿う前記複数の搬送ローラとは異なる複数の搬送ローラに沿うように構成される第2部材と、を含む、
請求項1に記載の洗浄装置。
【請求項3】
前記第1部材及び前記第2部材の少なくともいずれかは、前記台座の移動方向に対して配置された複数の搬送ローラに篏合するように構成されたガイド溝が形成されている、
請求項2に記載の洗浄装置。
【請求項4】
前記台座は、前記第1部材と前記第2部材とを連結する連結部材を、さらに含む、
請求項2に記載の洗浄装置。
【請求項5】
前記台座は、当該洗浄装置のうち前記洗浄対象物が搬入される一方側に、前記第1部材と前記第2部材との間に空間が形成されるように構成される、
請求項4に記載の洗浄装置。
【請求項6】
前記台座は、当該洗浄装置のうち前記洗浄対象物が搬入される一方側とは反対側である他方側に、前記連結部材を構成する、
請求項4に記載の洗浄装置。
【請求項7】
前記連結部材は、前記第1部材と前記第2部材との距離を調整可能であって、当該連結部材の長さを調整可能な調整手段を有する、
請求項4に記載の洗浄装置。
【請求項8】
前記台座は、前記連結部材から、前記一方側の領域に延伸する補助部材を、さらに含む、
請求項6に記載の洗浄装置。
【請求項9】
前記補助部材は、当該台座の移動方向に対して配置された複数の搬送ローラに沿うように構成される、
請求項8に記載の洗浄装置。
【請求項10】
前記補助部材は、前記第1部材と前記第2部材との中央であって、前記第1部材及び前記第2部材に略平行に形成される、
請求項8に記載の洗浄装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、洗浄装置、それに用いられる台座及び洗浄方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
一般的に、工事現場や作業現場などで用いられる敷板がある。敷板は、例えば、鉄製の敷鉄板であり、資材搬入路の確保、作業床や地盤の保護、及び軟弱地盤における足場の確保などの目的で敷設(仮設)される。
【0003】
そして、このような敷板を洗浄する洗浄装置が知られている。例えば、特許文献1では、工事現場で多用される仮設通路用の敷き鉄板を再使用に備えて安全かつ経済的に汚れを除去する敷き鉄板洗浄装置が開示されている。
【0004】
具体的には、特許文献1に開示されている敷き鉄板洗浄装置は、搬送ローラ装置によって敷き鉄板を搬送させながら、洗浄機によって洗浄液水を噴射させて鉄板表面の汚れを除去している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-80783号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に開示されている敷き鉄板洗浄装置では、鉄板や鋼板以外の板形状の洗浄対象物(例えば、ゴムマットや樹脂製板など)を洗浄しようとした際に、当該洗浄対象物の材質によっては、変形したり、洗浄液水の噴射による圧力によって浮き上がったり、移動したりする。その結果、搬送ローラの間に入り込み、搬送ローラの間に落下したり、搬送ローラの間に挟まったりすることが考えられる。
【0007】
また、洗浄対象物が鉄板や鋼板であったとしても、当該洗浄対象物のサイズや形状に応じて(例えば、小さかったり細かったりすると)、搬送ローラの大きさや配置によっては、搬送ローラの間に落下したり、搬送ローラの間に挟まったりする可能性もあることが考えられる。
【0008】
そこで、本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、本発明の目的の1つは、洗浄対象物の材質やサイズに依らず、当該洗浄対象物をスムーズに移動させながら洗浄することができる洗浄装置、それに用いられる台座及び洗浄方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様に係る洗浄装置は、板形状の洗浄対象物を移動させながら洗浄する洗浄装置であって、洗浄対象物を洗浄する洗浄部と、洗浄対象物を搬送する搬送部と、洗浄対象物を載置した状態で、搬送部が駆動することにより洗浄部を移動する台座と、を備える。
【0010】
上記態様において、搬送部は、複数の搬送ローラと、複数の搬送ローラを駆動させるモータと、を含み、台座は、当該台座の移動方向に対して配置された複数の搬送ローラに沿うように構成される第1部材と、第1部材と略平行であって、第1部材が沿う複数の搬送ローラとは異なる複数の搬送ローラに沿うように構成される第2部材と、を含んでもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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