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公開番号
2024125247
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-17
出願番号
2023046024
出願日
2023-03-04
発明の名称
エアブロー装置
出願人
個人
代理人
主分類
B08B
5/00 20060101AFI20240909BHJP(清掃)
要約
【課題】圧縮空気の無駄等の問題を解消可能なエアブロー装置を提供すること。
【解決手段】エアブロー装置100は、エンクロージャー10と、エアブロー用流量増幅器30と、遠心分離器6とを備えている。エンクロージャー10は、投入口19が開口するエアブロー室14と、エアブロー室14の下方で異物が回収される異物回収室15と、異物回収室15に回収された異物を外部に排出するための排出口16を開閉する蓋9と、排気口8とが設けられている。エアブロー用流量増幅器30は、空気の加圧源1に開閉弁2を介して接続されたエアブロー用ノズル3を備え、エアブロー用ノズル3がエアブロー室14に噴出する圧縮空気、および投入口19から流入する外気を混合してエアブロー室14に気流を発生させる。遠心分離器6は、エンクロージャー10の内部においてエアブロー室14と異物回収室15との間で気流に含まれる異物を遠心分離し、異物回収室15に選択的に留める。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
投入口が開口するエアブロー室、前記エアブロー室の下方で異物が回収される異物回収室、前記異物回収室に回収された異物を外部に排出するための排出口を開閉する蓋、および排気口が設けられたエンクロージャーと、空気の加圧源に開閉弁を介して接続されたエアブロー用ノズルを備え、前記エアブロー用ノズルが前記エアブロー室に噴出する圧縮空気、および前記投入口から流入する外気を混合して前記エアブロー室に気流を発生させるエアブロー用流量増幅器と、前記エンクロージャーの内部において前記エアブロー室と前記異物回収室との間で前記気流に含まれる異物を選択的に前記異物回収室に回収させ、前記異物が除外された空気を前記排気口から排出する遠心分離器とを有することを特徴とするエアブロー装置。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記エアブロー用ノズルは、前記投入口の周りに沿うように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のエアブロー装置。
【請求項3】
前記エアブロー室と前記遠心分離器との間には、前記エアブロー室から落下した前記エアブロー対象物を受け止める網が配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のエアブロー装置。
【請求項4】
前記エンクロージャーでは、前記エアブロー室から前記異物回収室までがパイプおよび配管継手によって構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のエアブロー装置。
【請求項5】
前記エンクロージャーの少なくとも一部が透明または半透明であることを特徴とする請求項1または2に記載のエアブロー装置。
【請求項6】
前記加圧源に前記開閉弁を介して接続された吸引用ノズルを備え、前記吸引用ノズルが噴出する圧縮空気、および前記遠心分離器から排出された空気を混合して吸引用排出口に向けて噴出する吸引用流量増幅器を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のエアブロー装置。
【請求項7】
前記投入口の周りに配置され、前記エアブロー室に前記気流を発生させる際に前記投入口を狭めるように膨らまされるシール部材が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のエアブロー装置。
【請求項8】
前記投入口の前方に配置されたフードが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のエアブロー装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、エアブロー時に飛散する異物の回収を目的としたエアブロー装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、各種の部品をエア洗浄するために例えばエア噴射ガンから当該部品に向けて噴射されたエアを回収するエアブロー装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-174047
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示のエアブロー装置には、次のような欠点があった。
(1)圧縮空気を無駄に使用している
(2)コンパクトでない
(3)装置が複雑で高価である
(4)作業性が悪い
(5)エアブロー対象物から飛散した異物の回収についてはふれられていない。
【0005】
本発明の課題は、以上の欠点を解消するエアブロー装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明を適用したエアブロー装置は、投入口が開口するエアブロー室、前記エアブロー室の下方で異物が回収される異物回収室、前記異物回収室に回収された異物を外部に排出するための排出口を開閉する蓋、および排気口が設けられたエンクロージャーと、空気の加圧源に開閉弁を介して接続されたエアブロー用ノズルを備え、前記エアブロー用ノズルが前記エアブロー室に噴出する圧縮空気、および前記投入口から流入する外気を混合して前記エアブロー室に気流を発生させるエアブロー用流量増幅器と、前記エンクロージャーの内部において前記エアブロー室と前記異物回収室との間で前記気流に含まれる異物を選択的に前記異物回収室に回収させ、前記異物が除外された空気を前記排気口から排出する遠心分離器と、を有することを特徴とする。
【0007】
本発明に係るエアブロー装置では、エアブロー用ノズルからエアブロー室に圧縮空気を噴出させると、エアブロー室に発生した負圧部分によって外気がエアブロー室に流入するエアブロー用流量増幅器が設けられているため、投入口からエアブロー室に投入したエアブロー対象物に大流量のエアを吹き付けることができる。従って、小型かつ簡素な構成でありながら、圧縮空気を無駄にすることなく、エアブロー対象物に付着していた異物を効率よく脱離することができる。また、投入口から外気がエアブロー室に吸引されるため、異物が外部に漏れ出ることを抑制することができる。さらに、エアブロー対象物から脱離した異物を含むエアは遠心分離器に到達するので、異物が除外された空気を排気口から排出することができるとともに、異物を異物回収室に効率よく回収することができる。従って、エンクロージャーの蓋の開閉によって異物を排除することができるので、作業性に優れている。
【0008】
本発明において、前記エアブロー用ノズルは、前記投入口の周りに沿うように配置されている態様を採用することができる。かかる態様によれば、投入口から外気がエアブロー室に効率よく吸引されるため、異物が外部に漏れ出ることを抑制することができる。
【0009】
本発明において、前記エアブロー室と前記遠心分離器との間には、前記エアブロー室から落下した前記エアブロー対象物を受け止める網が配置されている態様を採用することができる。かかる態様によれば、エアブロー対象物を誤って落下させてしまった場合でも、エアブロー対象物が遠心分離器に到達しないので、エアブロー対象物の回収が容易である。
【0010】
本発明において、前記エンクロージャーでは、前記エアブロー室から前記異物回収室までがパイプおよび配管継手によって構成されている態様を採用することができる。かかる態様によれば、エンクロージャーの製作費用を低減することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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