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公開番号2024119263
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-03
出願番号2023026041
出願日2023-02-22
発明の名称洗浄装置
出願人株式会社ディスコ
代理人弁理士法人東京アルパ特許事務所
主分類B08B 3/12 20060101AFI20240827BHJP(清掃)
要約【課題】被洗浄物の一部を集中的に洗浄する。
【解決手段】複数の超音波振動子13から発振される超音波振動SVを、第1洗浄槽12における洗浄水W内の集中部125に集中させている。このため、集中部125における洗浄力を良好に高めることが可能である。したがって、この集中部125に被洗浄物であるフレーム100の切断面101を位置付けることにより、切断面101を集中的に洗浄することができる。これにより、切断面101に付着しているバリおよび汚れを、容易に除去することが可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
水に超音波振動を伝播させ、被洗浄物を洗浄する洗浄装置であって、
該水を溜めるための洗浄槽と、
該水中の集中部に超音波振動が集中するように配置された複数の超音波振動子と、を備える、
洗浄装置。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
該集中部が該水の水面に平行な方向に延在するように、該複数の超音波振動子が配置されている、
請求項1記載の洗浄装置。
【請求項3】
該洗浄槽に該複数の超音波振動子が配置されている、
請求項1または請求項2記載の洗浄装置。
【請求項4】
該洗浄槽の上方から、該洗浄槽の該水に該複数の超音波振動子を着水させる昇降機構を備え、
着水した該複数の超音波振動子によって該集中部に超音波振動を集中させ、被洗浄物を洗浄する、
請求項1または請求項2記載の洗浄装置。
【請求項5】
該洗浄槽内の水面に平行に2つの該集中部が配置されるように、該複数の超音波振動子が配置されている、
請求項1または請求項2記載の洗浄装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、洗浄装置に関する。
続きを表示(約 910 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1および2に開示のように、超音波振動を集中させる超音波振動発振器がある。このような構成の超音波振動発振器は、出力が小さいため、例えば、アルミフレームの切断面に形成されたバリを除去することが困難である。
【0003】
大きなエネルギー密度を必要とする場合には、ランジュバン型の超音波振動子が用いられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-000995号公報
特開2020-009988号公報
特開2003-024886号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
例えば、特許文献3に開示のように、ランジュバン型の超音波振動子を複数配置する洗浄装置がある。このような洗浄装置は、水槽の水の深さ方向に、複数の超音波振動の集中点が並ぶように構成されている。そのため、汚れの大きい部分を集中的に洗浄することが困難である。
【0006】
したがって、本発明の目的は、被洗浄物の一部を集中的に洗浄することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の洗浄装置(本洗浄装置)は、水に超音波振動を伝播させ、被洗浄物を洗浄する洗浄装置であって、該水を溜めるための洗浄槽と、該水中の集中部に超音波振動が集中するように配置された複数の超音波振動子と、を備える。
【0008】
本洗浄装置では、該集中部が該水の水面に平行な方向に延在するように、該複数の超音波振動子が配置されていてもよい。
【0009】
また、本洗浄装置では、該洗浄槽に該複数の超音波振動子が配置されていてもよい。
【0010】
また、本洗浄装置は、該洗浄槽の上方から、該洗浄槽の該水に該複数の超音波振動子を着水させる昇降機構を備えてもよく、着水した該複数の超音波振動子によって該集中部に超音波振動を集中させ、被洗浄物を洗浄してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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