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公開番号2024139301
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-09
出願番号2023050179
出願日2023-03-27
発明の名称洗浄装置
出願人広和株式会社
代理人個人,個人
主分類B08B 1/00 20240101AFI20241002BHJP(清掃)
要約【課題】車輪を効率良く洗浄することが可能な洗浄装置を提供する。
【解決手段】本発明の洗浄装置は、台車の車輪を洗浄する洗浄装置であって、複数の洗浄ブラシと、前記複数の洗浄ブラシを配列して固定するユニットフレームと、を有する洗浄ブラシユニットと、前記洗浄ブラシユニットを円運動するように揺動させる揺動部と、を備え、前記複数の洗浄ブラシは、前記複数の洗浄ブラシの配列する方向に対して所定の傾斜角度で傾斜しており、前記洗浄ブラシユニットの揺動による前記複数の洗浄ブラシの移動方向は、同じである。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
台車の車輪を洗浄する洗浄装置であって、
複数の洗浄ブラシと、前記複数の洗浄ブラシを配列して固定するユニットフレームと、を有する洗浄ブラシユニットと、
前記洗浄ブラシユニットを円運動するように揺動させる揺動部と、
を備え、
前記複数の洗浄ブラシは、前記複数の洗浄ブラシの配列する方向に対して所定の傾斜角度で傾斜しており、
前記洗浄ブラシユニットの揺動による前記複数の洗浄ブラシの移動方向は、同じである、
洗浄装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記所定の傾斜角度は、30度以上60度以下である、
請求項1に記載の洗浄装置。
【請求項3】
前記洗浄ブラシユニットの上方に配置され、前記車輪の少なくとも1つの側面に接触し、前記車輪の逆回転を規制する回転制動部をさらに備え、
前記回転制動部は、前記洗浄ブラシユニットから独立している、
請求項1に記載の洗浄装置。
【請求項4】
前記回転制動部は、サイドブラシ、ゴム又はスポンジである、
請求項3に記載の洗浄装置。
【請求項5】
前記複数の洗浄ブラシは、1mm以上5mm以下の隙間を有して配列されている、
請求項1に記載の洗浄装置。
【請求項6】
前記複数の洗浄ブラシは、円弧状に湾曲したブラシフレームと、前記ブラシフレームの内側に設けられるブラシ毛と、を有し、
前記ブラシ毛は、前記ブラシフレームの円弧の中心に向かって延びており、
前記ブラシ毛の先端は、円弧状の溝を画定しており、
前記ブラシ毛の密度は、前記ブラシフレームから前記ブラシ毛の先端に向かって高くなっている、
請求項1に記載の洗浄装置。
【請求項7】
前記洗浄ブラシユニットは、第1洗浄ブラシユニットと、前記第1洗浄ブラシユニットと異なる位置に配置される第2洗浄ブラシユニットと、を有し、
前記揺動部は、前記第1洗浄ブラシユニットを揺動する第1揺動部と、前記第2洗浄ブラシユニットを揺動する第2揺動部と、を有し、
前記第1揺動部と前記第2揺動部とは、異なる位相で前記第1洗浄ブラシユニットと前記第2洗浄ブラシユニットとを揺動する、
請求項1に記載の洗浄装置。
【請求項8】
前記第1揺動部と前記第2揺動部との位相差は、160度以上200度以下である、
請求項7に記載の洗浄装置。
【請求項9】
前記台車の前記車輪を浮かせた状態で前記台車をスライド移動可能に支持する支持部をさらに備える、
請求項1に記載の洗浄装置。
【請求項10】
前記洗浄ブラシユニットの位置を調整可能な調整機構をさらに備える、
請求項1に記載の洗浄装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、台車の車輪を洗浄する洗浄装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、台車の車輪を洗浄するための車輪洗浄装置が開示されている。特許文献1に記載の車輪洗浄装置は、洗浄位置にある車輪支持板に台車の車輪を乗せ、車輪支持板を降下させることで車輪を降下させて車輪回転ローラに乗せる。この状態で、下側から洗浄用回転ブラシを車輪に押し当てて車輪を洗浄する。洗浄後に、洗浄用回転ブラシを車輪支持板に干渉しない位置に退避させ、車輪支持板を上昇させ、車輪回転ローラに乗った状態の洗浄後の車輪を台車搬送路と同一高さまで上昇させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-34265号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の車輪洗浄装置では、車輪を効率良く洗浄するといった点で未だ改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様の洗浄装置は、台車の車輪を洗浄する洗浄装置であって、複数の洗浄ブラシと、複数の洗浄ブラシを配列して固定するユニットフレームと、を有する洗浄ブラシユニットと、洗浄ブラシユニットを揺動させる揺動部と、を備え、複数の洗浄ブラシは、複数の洗浄ブラシの配列する方向に対して所定の傾斜角度で傾斜しており、揺動部は、洗浄ブラシユニットを円運動するように揺動させ、洗浄ブラシユニットの揺動による複数の洗浄ブラシの移動方向は、同じである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、車輪を効率良く洗浄することが可能な洗浄装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明に係る洗浄装置の概念を説明するための概略図である。
台車の一例の概略斜視図である。
図2に示す台車の車輪を拡大して示す概略拡大斜視図である。
本発明に係る実施の形態1の洗浄装置の一例の概略斜視図である。
本発明に係る実施の形態1の洗浄装置の一例の内部構成を示す概略斜視図である。
本発明に係る実施の形態1の洗浄装置の一例の概略正面図である。
本発明に係る実施の形態1の洗浄装置の一例の概略平面図である。
本発明に係る実施の形態1の洗浄装置の一例の概略側面図である。
図6に示す洗浄装置をA-A線で切断した概略断面図である。
図8に示す洗浄装置をB-B線で切断した概略断面図である。
本発明に係る実施の形態1の洗浄装置の一例の主要な構成を示す概略ブロック図である。
洗浄ブラシユニットの一例を示す概略斜視図である。
図12に示す洗浄ブラシユニットをC-C線で切断した概略断面図である。
洗浄ブラシの一例を示す概略図である。
洗浄装置の動作の一例を説明する概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(本発明に至った経緯)
台車の車輪を洗浄する洗浄装置として、例えば、特許文献1に記載の車輪洗浄装置が知られている。特許文献1に記載の車輪洗浄装置は、車輪を乗せた車輪支持板を降下させることによって車輪を車輪回転ローラに乗せ、車輪回転ローラによって車輪を回転させている状態で洗浄用回転ブラシを車輪に押し当てることによって、車輪を洗浄している。洗浄後、洗浄用回転ブラシを移動させて退避させ、車輪支持板を上昇させることによって車輪回転ローラに載った状態の車輪を台車搬送路と同一高さまで上昇させている。
【0009】
このように、特許文献1に記載の車輪洗浄装置では、車輪を回転させるための車輪回転ローラ、車輪を降下及び上昇させる機構及び洗浄用回転ブラシを退避させるための移動機構を用いて車輪の洗浄を行っている。このため、特許文献1に記載の車輪洗浄装置は、機構が複雑で、車輪を洗浄するための工程が多くなっており、車輪を効率良く洗浄することが難しいという課題がある。
【0010】
そこで、本発明者(ら)は、簡易な構成で車輪を効率良く洗浄することができる洗浄装置を検討し、以下の発明に至った。
(【0011】以降は省略されています)

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