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公開番号2024136155
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023047160
出願日2023-03-23
発明の名称洗浄装置
出願人株式会社ダイフク
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類B60S 3/04 20060101AFI20240927BHJP(車両一般)
要約【課題】省スペースで車両を洗浄することができる洗浄装置を提供する。
【解決手段】洗浄装置(1)は、洗浄装置本体(10)と、車両の位置情報を取得する位置センサ(30)と、制御部と、を備えている。洗浄装置本体(10)は、一対の支柱(11)、および一対の水平部(12)を有する。水平部(12)は、車両(X)に対して洗浄液を噴射するノズル(131,132)を備えていると共に、支柱(11)の長手方向を中心軸として回動可能に構成されている。制御部は、位置情報に基づいて、水平部(12)の回動角度(θ)および洗浄液の噴射方向を制御する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
洗浄対象である車両の幅方向の両側に立設される一対の支柱、および前記支柱のそれぞれに片持ち支持される一対の水平部を有する洗浄装置本体と、
前記車両の位置に関する位置情報を取得する位置センサと、
制御部と、を備え、
それぞれの前記水平部は、前記車両に対して洗浄液を噴射するノズルを備えていると共に、前記支柱の長手方向を中心軸として回動可能に構成されており、
前記制御部は、前記位置情報に基づいて、前記水平部の回動角度および前記洗浄液の噴射方向を制御する、洗浄装置。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記水平部は、昇降動作が可能な構成であり、
前記制御部は、前記位置情報に基づいて、前記水平部の上下方向の位置を制御する、請求項1に記載の洗浄装置。
【請求項3】
前記車両の高さを検知する車高センサをさらに備え、
前記制御部は、前記位置情報に基づいて、前記車両が前記洗浄装置本体よりも前方または後方に位置していると判断した場合、前記水平部の延伸方向が前記支柱間方向に向くよう、前記回動角度を制御するとともに、前記車高センサから取得する高さ情報に基づいて、前記水平部の位置を制御することにより、前記車両の前面または後面を洗浄する、請求項2に記載の洗浄装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記位置情報に基づいて、前記車両が前記支柱間を通過する前に、前記水平部が前記車両の通過方向と略平行になるよう回動させる、請求項3に記載の洗浄装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記位置情報に基づいて、前記車両が前記支柱間を通過している間、前記ノズルから前記洗浄液を前記車両に向けて噴射させることにより、前記車両の側面を洗浄する、請求項4に記載の洗浄装置。
【請求項6】
前記ノズルは、前記車両の走行面に平行な第1方向に前記洗浄液を噴射する第1ノズル、および前記第1方向と反対の方向である第2方向に前記洗浄液を噴射する第2ノズルを含み、
前記制御部は、前記位置情報に基づいて、前記洗浄液を噴射するノズルを切り替えることにより、前記洗浄液の噴射方向を制御する、請求項1に記載の洗浄装置。
【請求項7】
前記水平部は、長手軸を回転軸として回転可能に構成されており、前記制御部は、前記水平部を回転させることにより、前記洗浄液の噴射方向を制御する、請求項1に記載の洗浄装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両を洗浄する洗浄装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、乗用車用の洗車機では洗車困難な大型車両を洗浄する洗浄装置がある。例えば、特許文献1には、車両進入路の両側部及び前方に車両外部洗浄装置を設け、更に、車両進入通路の後方に車両内部洗浄装置を設けることで、大型車両を洗浄可能にした洗車設備が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭57-158148号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の洗車設備では、車両進入路の両側部及び前方に洗浄装置を設けると共に、車両進入路の後方にも洗浄装置を設ける構成であるため、洗車設備の設置スペースを広くとる必要があるという課題がある。
【0005】
本発明の一態様は、省スペースで車両を洗浄可能な洗浄装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る洗浄装置は、洗浄対象である車両の幅方向の両側に立設される一対の支柱、および前記支柱のそれぞれに片持ち支持される一対の水平部を有する洗浄装置本体と、前記車両の位置に関する位置情報を取得する位置センサと、制御部と、を備えている。それぞれの前記水平部は、前記車両に対して洗浄液を噴射するノズルを備えていると共に、前記支柱の長手方向を中心軸として回動可能に構成されている。前記制御部は、前記位置情報に基づいて、前記水平部の回動角度および前記洗浄液の噴射方向を制御する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、省スペースで車両を洗浄することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態1に係る洗浄装置の概略正面図である。
実施形態1に係る洗浄装置の概略上面図である。
実施形態1に係る洗浄装置の構成を示すブロック図である。
実施形態1に係る洗浄装置の制御部による車両洗浄処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図4の車両前面洗浄処理の流れの一例を示すフローチャートである。
実施形態1に係る洗浄装置による車両の前面洗浄時の様子を示す概略側面図である。
実施形態1に係る洗浄装置による車両の前面洗浄時の様子を示す概略上面図である。
図4の車両側面洗浄処理の流れの一例を示すフローチャートである。
実施形態1に係る洗浄装置による車両の側面洗浄時の様子を示す概略上面図である。
図4の車両後面洗浄処理の流れの一例を示すフローチャートである。
実施形態1に係る洗浄装置による車両の後面洗浄時の様子を示す概略上面図である。
実施形態2に係る洗浄装置の概略側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施形態1に係る洗浄装置1ついて、図1~図11を参照して説明する。
【0010】
[洗浄装置の構成]
図1は、洗浄装置1の概略正面図である。図2は、洗浄装置1の概略上面図である。図3は、洗浄装置1の構成を示すブロック図である。図1~図3に示すように、洗浄装置1は、洗浄装置本体10と、車高センサ20と、位置センサ30と、支持台40と、制御部50と、を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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