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公開番号2024135696
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023046506
出願日2023-03-23
発明の名称端子付電線
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01R 4/02 20060101AFI20240927BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】引張強度を強くできる端子付電線を提供する。
【解決手段】電線20が接合される端子付電線1であって、電線接合部11を有する端子10と、電線接合部11に接合される電線20と、を備える。電線接合部11のうちの電線20と対向する面14には、幅方向Wの異なる位置に高さの異なる第1面14aと第2面14bとが形成される。電線20は、第1面14a、第2面14b、および第1面14aと第2面14bとの間の領域17の少なくとも一部で、電線接合部11に接合される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
電線が接合される端子付電線であって、
電線接合部を有する端子と、
前記電線接合部に接合される前記電線と、を備え、
前記電線接合部のうちの前記電線と対向する面には、幅方向の異なる位置に高さの異なる第1面と第2面とが形成され、
前記電線は、前記第1面、前記第2面、および前記第1面と前記第2面との間の領域の少なくとも一部で、前記電線接合部に接合される、
端子付電線。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
請求項1に記載の端子付電線であって、
前記電線接合部と前記電線とは、前記電線接合部において、前記電線接合部の幅方向の大きさと前記電線の幅方向の大きさとが一致する部分を含む、
端子付電線。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の端子付電線であって、
前記電線接合部は、ベース部と、前記ベース部の幅方向の端部に突設された壁部とを有し、
前記第1面は、前記ベース部の主面であり、
前記第2面は、前記壁部の先端面である、
端子付電線。
【請求項4】
請求項3に記載の端子付電線であって、
一対の前記壁部が、前記ベース部の幅方向の両端部に形成され、
前記第2面は、前記一対の壁部のそれぞれの先端面に形成されている、
端子付電線。
【請求項5】
請求項1または請求項2に記載の端子付電線であって、
前記電線は、前記電線接合部に対して、抵抗溶接により形成される抵抗溶接部、または、超音波接合により形成される超音波接合部を介して、接合される、
端子付電線。
【請求項6】
請求項5に記載の端子付電線であって、
前記電線は、前記電線接合部に対して、前記抵抗溶接部を介して接合され、
前記電線の芯線または前記電線接合部にSnメッキが施される、
端子付電線。
【請求項7】
請求項5に記載の端子付電線であって、
前記端子は、銅または銅合金製であり、
前記電線は銅または銅合金製の芯線を含む、
端子付電線。
【請求項8】
請求項1または請求項2に記載の端子付電線であって、
前記電線は撚り線を含む、
端子付電線。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、端子付電線に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
端子と電線との接合に関して、例えば特許文献1に記載の端子付電線が開示されている。特許文献1には、電線との接合部において、幅方向の端部が中間部に比して上方に位置する端子付電線が開示されている。特許文献1に開示の端子付電線は、端子金具と端子金具の内側に収納される芯線とを超音波溶着により溶着している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009―259702号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、自動車に使用される部品について、省スペース化のために小型化されることが求められている。例えば、端子が小型化されると、接合部分の接合幅の狭い端子に対して電線が接合されることとなる。そのときに、端子の接合部分において、十分な接合面積が確保され難い。端子と電線との接合面積が小さくなると、端子と電線との接合部分において、引張強度が弱くなってしまう。したがって、引張強度を強くできる端子付電線が望まれている。
【0005】
そこで、本開示は、引張強度を強くできる端子付電線を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の端子付電線は、電線が接合される端子付電線であって、電線接合部を有する端子と、前記電線接合部に接合される前記電線と、を備え、前記電線接合部のうちの前記電線と対向する面には、幅方向の異なる位置に高さの異なる第1面と第2面とが形成され、前記電線は、前記第1面、前記第2面、および前記第1面と前記第2面との間の領域の少なくとも一部で、前記電線接合部に接合される。
【発明の効果】
【0007】
本開示によると、引張強度を強くできる端子付電線が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態にかかる端子付電線を示す斜視図である。
図2は、端子付電線を構成する端子を示す斜視図である。
図3は、端子付電線を構成する電線を示す斜視図である。
図4は、図1におけるIV-IV断面を示す断面図である。
図5は、端子と電線との接合の様子を示す説明図である。
図6は、比較例としての端子付電線について図4に対応する断面を示す断面図である。
図7は、第1実施形態の端子付電線と比較例の端子付電線との引張強度を比較する説明図である。
図8は、第2実施形態における端子付電線について図4に対応する断面を示す断面図である。
図9は、第3実施形態における端子付電線について図4に対応する断面を示す断面図である。
図10は、第4実施形態における端子付電線について図4に対応する断面を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態を列記して説明する。
【0010】
本開示の端子付電線は、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)

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