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公開番号
2024135569
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-04
出願番号
2023046327
出願日
2023-03-23
発明の名称
吸収性物品
出願人
大王製紙株式会社
代理人
弁護士法人クレオ国際法律特許事務所
主分類
A61F
13/537 20060101AFI20240927BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】軟便を効率的に吸収することができる吸収性物品を提供する。
【解決手段】吸収性物品は、厚さ方向において、着用者の肌に近い側から順に、トップシート10、ろ過シート20、第1吸収体30A、吸水シート(SAPシート)50、第2吸収体30Bが積層され、トップシート10は、多数の開孔11が形成され、ろ過シート20は、トップシート10に対向する面から反対の面に向けて積層方向に凹んだ凹部15が前後方向及び幅方向に沿って間隔を隔てて形成されるとともに、凹部15に隣接する部分は非凹部16とされ、SAPシート50は、高吸収性樹脂(SAP)を液透過性シートで厚さ方向に挟んで形成され、かつ、平面視で凹部15に重なる領域に比べて非凹部16に、高吸収性樹脂が相対的に多く配置されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
厚さ方向において、着用者の肌に近い側から順に、トップシート、ろ過シート、第1吸収体、吸水シート、第2吸収体が積層され、
前記トップシートは、多数の開孔が形成され、
前記ろ過シートは、前記トップシートに対向する面から反対の面に向けて積層方向に凹んだ凹部が前後方向及び幅方向に沿って間隔を隔てて形成されるとともに、前記凹部に隣接する部分は非凹部とされ、
前記吸水シートは、高吸収性樹脂を液透過性シートで厚さ方向に挟んで形成され、かつ、平面視で前記凹部に重なる領域に比べて前記非凹部に重なる領域に、前記高吸収性樹脂が相対的に多く配置されている吸収性物品。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記第1吸収体は、凹部と非凹部とが形成され、
前記ろ過シートの凹部は前記第1吸収体の凹部に倣うことで形成され、
前記ろ過シートの非凹部は前記第1吸収体の非凹部に倣うことで形成されている、請求項1に記載の吸収性物品。
【請求項3】
前記凹部と、前記吸水シートのうち前記高吸収性樹脂が相対的に多く配置されている部分は、平面視で格子状に交互に配置されている、請求項1又は2に記載の吸収性物品。
【請求項4】
前記第1吸収体は、平面視で前記ろ過シートの前記非凹部に重なる部分に、前記トップシート側に突出する突出部が形成されている、請求項1又は2に記載の吸収性物品。
【請求項5】
前記凹部は、中央部分が前記積層方向において前記トップシート側に凸となる底面を有している、請求項1又は2に記載の吸収性物品。
【請求項6】
前記吸水シートは、前記高吸収性樹脂が相対的に多く配置されている領域と前記高吸収性樹脂が相対的に少なく配置されている領域が前後方向において交互に配置されている、請求項1又は2に記載の吸収性物品。
【請求項7】
前記吸水シートは、前記積層方向に2枚以上重ねて配置され、かつ、それぞれの前記吸水シートは、平面視で前記凹部に重なる領域に比べて前記非凹部に重なる領域に、前記高吸収性樹脂が相対的に多く配置されている、請求項1又は2に記載の吸収性物品。
【請求項8】
前記第2吸収体は、平面視で前記凹部に重なる領域に比べて前記非凹部に重なる領域に、前記高吸収性樹脂が相対的に多く配置されている、請求項1又は2に記載の吸収性物品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吸収性物品に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
使い捨ておむつの内側に重ねて使用される補助的な吸収性物品であるインナーパッドとして、主に軟便の吸収を目的とした軟便パッドが知られている。一般的なインナーパッドは、水分である尿を主に吸収することを目的として構成されている。一方、軟便は固形分を含むため、一般的なインナーパッドでは、固形分がトップシート上に残留し易い。そして、固形分がトップシート上に残留すると、固形分と肌との接触が長く継続し、肌のトラブルが発生するおそれがある。
【0003】
そこで、軟便に適したインナーパッド(以下、軟便パッドという。)は、着用者の肌に直接触れるトップシートに、軟便の固形分を下層に移行させるための大きな孔が複数形成された開孔シートが使用されている。開孔シートを備えた軟便パッドは、軟便の固形分を、開孔シートの開孔を通して下層のろ過シートに移行させることができる。この結果、軟便パッドは、肌に接触するシート上に固形分が留まるのを抑制して、肌のトラブルが発生するのを防止又は抑制することができる(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
特許文献1で開示された軟便パッドは、さらに、ろ過シートに、部分的に凹ませた凹部を形成し、軟便を凹部に収容することで、軟便を拡散して吸収する速度を高めるとともに、軟便の保持性を高めることができる。
【0005】
また、トップシートの下層に吸収体を配置し、吸収体の下層に拡散層を配置したおむつにおいて、トップシートと吸収体に、軟便等の粘性の高い排泄物を通過させる貫通孔を形成し、その貫通孔を通過して拡散層に到達した排泄物を、拡散層で拡散させることで、吸収体の背面側(被肌面側)から吸収体に吸収させる技術も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-153897号公報
特開2016-112232号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
先行技術文献1の軟便パッドは、排泄量が多い場合や、繰り返しの排泄があると、凹部において軟便を充分に吸収することができないおそれがある。この問題は、先行技術文献2のおむつにおいても同様に起こり得る。
【0008】
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、軟便を効率的に吸収することができる吸収性物品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、厚さ方向において、着用者の肌に近い側から順に、トップシート、ろ過シート、第1吸収体、吸水シート、第2吸収体が積層され、前記トップシートは、多数の開孔が形成され、前記ろ過シートは、前記トップシートに対向する面から反対の面に向けて積層方向に凹んだ凹部が前後方向及び幅方向に沿って間隔を隔てて形成されるとともに、前記凹部に隣接する部分は非凹部とされ、前記吸水シートは、高吸収性樹脂を液透過性シートで厚さ方向に挟んで形成され、かつ、平面視で前記凹部に重なる領域に比べて前記非凹部に重なる領域に、前記高吸収性樹脂が相対的に多く配置されている吸収性物品である。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る吸収性物品によれば、軟便を効率的に吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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