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公開番号
2025060297
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023170958
出願日
2023-09-29
発明の名称
トイレットロール
出願人
大王製紙株式会社
代理人
弁理士法人永井国際特許事務所
主分類
A47K
10/16 20060101AFI20250403BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】引き出されたトイレットペーパーの表裏面の肌触りの差が小さいトイレットロールを提供する。
【解決手段】2プライのトイレットペーパーが巻かれ、巻径が104.5~130mmであり、巻長さが45~106mであり、シートがエンボス加工による凹凸を有し、1枚の坪量が11~18g/m2であり、紙厚が75~130μmであり、かつ、ティシューソフトネス測定装置TSAにより測定された、トイレットペーパーのロール外面側のTS750の値とロール内面側のTS750との値の比が0.9~1.2であり、ロール外面側のシートの積層外面側のTS750の値と積層内面側のTS750の値との比(A)が1以下であり、ロール内面側のシートの積層外面側のTS750の値と積層内面側のTS750の値との比(B)が1以下であり、比Aと比Bとの比が0.8~1.2である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
2枚のシートが積層された2プライのトイレットペーパーが巻かれているトイレットロールであって、
巻径が104.5~130mmであり、巻長さが45~106mであり、
前記シートがエンボス加工による凹凸を有し、1枚の坪量が11~18g/m
2
であり、トイレットペーパーの紙厚が75~130μmであり、かつ、
ティシューソフトネス測定装置TSAにより測定された、2プライのトイレットペーパーのロール外面側のTS750の値(S1)とロール内面側のTS750の値(S2)の比(S1/S2)が0.9~1.2であり、
ティシューソフトネス測定装置TSAにより測定された、ロール外面側のシートの積層外面側のTS750の値(S3)と積層内面側のTS750の値(S4)の比A(S3/S4)が1以下であり、
ティシューソフトネス測定装置TSAにより測定された、ロール内面側のシートの積層外面側のTS750の値(S5)と積層内面側のTS750の値(S6)の比B(S5/S6)が1以下であり、
前記比Aと前記比Bの比(A/B)が0.8~1.2である、
ことを特徴とするトイレットロール。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
ティシューソフトネス測定装置TSAにより測定された、ロール外面側のシートの積層外面側のDの値(D3)とロール内面側のシートの積層外面側のDの値(D5)との比(D3/D5)が0.9~1.1である、請求項1記載のトイレットロール。
【請求項3】
ティシューソフトネス測定装置TSAにより測定された、2プライのトイレットペーパーのロール外面側のTS7の値(T1)が12dBV
2
rms以下であり、
ティシューソフトネス測定装置TSAにより測定された、2プライのトイレットペーパーのロール外面側のHFの値(H1)とロール内面側のHFの値(H2)の比(H1/H2)が0.9~1.1であり、
ティシューソフトネス測定装置TSAにより測定された、ロール外面側のシートの積層外面側のHFの値(H3)と積層内面側のHFの値(H4)の比(H3/H4)が1以上であり、
ティシューソフトネス測定装置TSAにより測定された、ロール内面側のシートの積層外面側のHFの値(H5)と積層内面側のHFの値(H6)の比B(H5/H6)が1以上である、
請求項1又は2記載のトイレットロール。
【請求項4】
トイレットペーパーが、エンボス加工によって一方面に凹部、他方面にこの凹部に対応する凸部が形成されているシート同士が、それぞれ凹部が形成されている面が外面側となるようにして積層されている2プライのダブルエンボスのトイレットペーパーである、請求項1記載のトイレットロール。
【請求項5】
凹部のエンボスパターンは、凹部が所定の間隔で所定方向に沿って直線状に並び、かつ、その所定方向と紙の流れ方向との間の角度が0~45度である、請求項1又は4に記載のトイレットロール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、トイレットペーパーがロール状に巻かれているトイレットロールに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
トイレットロールに巻かれているトイレットペーパーは、拭き取り性能を向上させるとともに嵩高さ、柔軟性、表面の滑らかさ等を発現させるためにエンボス加工がおこなわれているものがある(下記特許文献1)。
【0003】
他方で、トイレットロールは、一般的に、トイレットロールホルダーに回動自在にセットされ、トイレットペーパーは、そのセットされたトイレットロールから、使用者が所定長を引き出して使用する。そして、その際、使用者は、その引き出したトイレットペーパーを、使用しやすい適度な大きさで、かつ、適度な厚みに積層されるまで、手で巻き直したり、ジグザグに折り畳んだりする。
【0004】
使用者が、トイレットペーパーを巻き直したり、折り畳む際には、トイレットロールのロール外面側に位置していた面が、肌に触れる面となるように巻き直されたり、ロール内面側に位置していた面が、肌に触れる面となるように巻き直されたりする場合がある。すなわち、使用者によって、あるいは使用の度に、トイレットペーパーの肌に触れる面が異なる場合がある。
【0005】
他方で、近年、トイレットロールにおいては、購入頻度、交換回数及び保管スペースを低減することができることが望まれ、一つのロールに巻かれているトイレットペーパーの長さを長くする長尺化が進んでいる。例えば、旧来、シングルとも称される1プライのトイレットペーパーを巻いた製品では50m前後、ダブルとも称される2プライのとのトイレットペーパーを巻いた製品では25m前後であったところ、近年ではその1.5~3倍程度の巻き長さの製品が市販に供されるようになっている。
【0006】
トイレットロールの巻径は、トイレットロールホルダーとの関係である程度の径に制限されるため、長尺化にあたっては、トイレットペーパーの坪量や紙厚等を低くしたり、製造過程における巻き取り時のテンションを強くして巻き取ったりすることが行われている。その結果、長尺化は、トイレットペーパーの厚み方向のクッション性の低下や、エンボス加工による凹凸の潰れ、表裏のシートの伸びの差等が生じやすく、トイレットロールのロール外面側の面と、ロール内面側の面における肌に触れたさいの使用感に差が生じやすくなることがある。
【0007】
トイレットロールの長尺化によるトイレットペーパーの風合いとロール自体の柔らかさのバランスを調整することは、例えば、下記特許文献1に示されるように行われているが、引き出されたトイレットペーパーの表裏の使用感の差を小さくすることについては、十分に検討がされておらず達成もされていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2017-64191号公報
特開2022-72234号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
上記のとおり、トイレットロールに巻かれているトイレットペーパーは、使用者によって、あるいは使用の度に、トイレットペーパーの肌に触れる面が異なる場合があるため、引き出されたトイレットペーパーの表裏の使用感の差がないか小さいことが望まれる。
【0010】
そこで、本発明の主たる課題は、引き出されたトイレットペーパーの表裏の使用感の差がないか小さいトイレットロールを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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