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公開番号2024134783
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023045144
出願日2023-03-22
発明の名称バッテリモジュール
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01M 50/291 20210101AFI20240927BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】外装体のシール性を維持できると共に、集電体及びリードタブを保護できるバッテリモジュールを提供すること。
【解決手段】電極積層体と、電極積層体を収容する外装体と、電極積層体の集電体が接続されるリードタブと、を有する電池セルが積層されたバッテリモジュールであって、リードタブは、外装体から延出する延出部を有し、バッテリモジュールは、外装体の外周部に設けられる溶着部と積層方向において当接して配置され、電池セルを固定する固定部材を備え、固定部材の幅は、溶着部の幅よりも大きく、固定部材の電極積層体側の端部は、集電体とリードタブとが接合される接合領域において、リードタブの電極積層体側の端部よりも電極積層体側に配置される、バッテリモジュール。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電極積層体と、前記電極積層体を収容する外装体と、前記電極積層体の集電体が接続されるリードタブと、を有する電池セルが積層されたバッテリモジュールであって、
前記リードタブは、前記外装体から延出する延出部を有し、
前記バッテリモジュールは、前記外装体の外周部に設けられる溶着部と積層方向において当接して配置され、前記電池セルを固定する固定部材を備え、
前記固定部材の幅は、前記溶着部の幅よりも大きく、
前記固定部材の前記電極積層体側の端部は、前記集電体と前記リードタブとが接合される接合領域において、前記リードタブの前記電極積層体側の端部よりも前記電極積層体側に配置される、バッテリモジュール。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記集電体は、前記リードタブと接合される接合部を有し、
前記固定部材は、前記接合領域における前記接合部の前記電極積層体側の端部よりも前記電極積層体の外側に配置される、請求項1に記載のバッテリモジュール。
【請求項3】
前記固定部材は、前記接合領域において、前記集電体側に面するR形状の面を有する、請求項1又は2に記載のバッテリモジュール。
【請求項4】
前記固定部材は、前記外装体の前記延出部が設けられる箇所に当接して設けられ、前記外装体の前記延出部が設けられていない箇所に当接して設けられる第2の固定部材と組み合わされて用いられ、
前記固定部材と、前記第2の固定部材とは、異なる材料により構成される、請求項1又は2に記載のバッテリモジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリモジュールに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、より多くの人々が手ごろで信頼でき、持続可能かつ先進的なエネルギーへのアクセスを確保できるようにするため、エネルギーの効率化に貢献する二次電池に関する研究開発が行われている。
【0003】
二次電池は、例えば、電極積層体を収容するラミネートフィルム等の外装体を有する。外装体の内部で電解質からガスが発生することで、外装体の溶着部におけるシール性が低下する問題がある。上記問題に対して、外装ケースの熱溶着部を押圧するための接触面を有する圧接部材を有する組電池に関する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-103258号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された技術は、圧接部材により外装ケースの熱溶着部が均等に押圧される。しかし、単に熱溶着部を押圧して固定するのみでは、例えば、外装ケースの膨張の偏りや熱溶着部の歪みにより捻じれ応力が発生した場合に、集電体とリードタブとの接合部が破断する恐れがある。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、外装体のシール性を維持できると共に、集電体及びリードタブを保護できるバッテリモジュールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1) 本発明は、電極積層体と、前記電極積層体を収容する外装体と、前記電極積層体の集電体が接続されるリードタブと、を有する電池セルが積層されたバッテリモジュールであって、前記リードタブは、前記外装体から延出する延出部を有し、前記バッテリモジュールは、前記外装体の外周部に設けられる溶着部と積層方向において当接して配置され、前記電池セルを固定する固定部材を備え、前記固定部材の幅は、前記溶着部の幅よりも大きく、前記固定部材の前記電極積層体側の端部は、前記集電体と前記リードタブとが接合される接合領域において、前記リードタブの前記電極積層体側の端部よりも前記電極積層体側に配置される、バッテリモジュールに関する。
【0008】
(1)の発明によれば、外装体のシール性を維持できると共に、集電体及びリードタブを保護できるバッテリモジュールを提供できる。
【0009】
(2) 前記集電体は、前記リードタブと接合される接合部を有し、前記固定部材は、前記接合領域における前記接合部の前記電極積層体側の端部よりも前記電極積層体の外側に配置される、(1)に記載のバッテリモジュール。
【0010】
(2)の発明によれば、集電体の接合部への応力集中を抑制できるため、集電体の破断を抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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