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公開番号
2024134480
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-03
出願番号
2023044805
出願日
2023-03-20
発明の名称
支援サーバ、支援方法およびプログラム
出願人
株式会社STANDAGE
代理人
個人
主分類
G06Q
50/10 20120101AFI20240926BHJP(計算;計数)
要約
【課題】 通常は買手からの質問に対してAIやQ&Aに基づいて回答しつつ、Q&Aの精度を高めるため運用モードを切り替えて、専門家であるトレーナなどによりQ&Aをトレーニングしてブラッシュアップすること。
【解決手段】 貿易関連手続支援サーバ101は、輸出業者端末111からアクセスを受け、商品情報や、自社の情報提供サイトのアドレスを受信して、海外の買い手向けに提供する商品情報管理抽出モジュール201、輸出業者からの問合せに自動対応するための基礎となるQ&Aを生成するQ&A生成モジュール202、生成されたQ&Aをトレーナによりトレーニングして応答精度を向上させるトレーニング管理モジュール203、貿易関連ビジネス支援サービスに伴う種々の通信を行う通信モジュール204および輸出入業者を含め関係者間で情報を交換可能な通信手段を提供するメッセージ管理モジュール205を備える。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
問合者端末と提供者端末とを接続してオンライン取引の手続きを支援する支援サーバであって、
前記回答者端末から提供者の提供する取引に関する取引情報を受信し、当該取引についての問合せ応答対応表を生成する対応表生成手段と、
前記問合者端末から前記取引に関連する問合せを受信した場合、前記問合せ応答対応表に含まれる前記問合せに関連する応答に基づいて回答を送信する対応表応答手段と、
前記オンライン取引の手続きの専門家により前記問合者端末から前記取引に関連するトレーニング用の問合せを受信し、前記問合せ応答対応表に含まれる前記トレーニング用の問合せに関連する応答に基づいて送信された回答に対する前記専門家による修正を受信したときは、前記応答を修正するように前記質問応答対応表を更新する更新手段と
を備えることを特徴とする支援サーバ。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記問合せ応答対応表は、前記取引に対して前記問合者端末から送信されると想定される質問に対する回答を作成するための応答項目を含むことを特徴とする請求項1に記載の支援サーバ。
【請求項3】
前記更新手段は、前記取引に関連するトレーニング用の問合せを処理した結果複数の質問が得られたときは、前記問合者端末にすべての質問を送信し、前記複数の質問から前記専門家により選択され、前記問合者端末から送信された質問を受信して、当該質問を修正するように前記質問応答対応表を更新することを特徴とする請求項1に記載の支援サーバ。
【請求項4】
前記対応表応答手段は、前記問合せ応答対応表に前記問合者端末から受信した問合せと実質的に同内容の問合せが存在するか否かを自然言語処理を行って判定し、当該判定された問合せに対応する応答を送信することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の支援サーバ。
【請求項5】
前記オンライン取引の手続きの専門家により前記問合者端末から送信された問合せが前記問合せ応答対応表に含まれないときは、前記問合者端末から前記問合せに対応する応答を受信して、前記応答を前記問合せ応答対応表に追加する追加手段をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の支援サーバ。
【請求項6】
前記更新手段は、前記問合者端末から前記オンライン取引の手続きの専門家によるトレーニングモードへの切り替える旨の指示を受信した場合、前記問合せ応答対応表に含まれる前記問合せに関連する応答に基づいて回答を送信後、前記問合せ応答対応表に含まれる前記問合せに関連する応答に基づいて回答に対する修正を受信したときは、前記応答を修正するように前記質問応答対応表を更新することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の支援サーバ。
【請求項7】
前記提供者端末に、前記オンライン取引の手続きの専門家によるトレーニングモードへの切り替えるボタンを表示させることを特徴とする請求項6に記載の支援サーバ。
【請求項8】
前記提供者端末から提供者応答モードに切替る旨の指示を受信した場合、前記問合者端末から前記取引に関連する問合せを受信すると、当該問合せを前記提供者端末に送信し、前記提供者端末から受信した回答を前記問合者端末に送信することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の支援サーバ。
【請求項9】
前記提供者端末は、前記提供者応答モードでないときでも、前記問合者端末の問合せおよび前記対応表応答手段から送信された回答を受信することを特徴とする請求項8に記載の支援サーバ。
【請求項10】
問合者端末と提供者端末とを接続してオンライン取引の手続きを支援する支援方法であって、
前記回答者端末から提供者の提供する取引に関する取引情報を受信し、当該取引についての問合せ応答対応表を生成する対応表生成ステップと、
前記問合者端末から前記取引に関連する問合せを受信した場合、前記問合せ応答対応表に含まれる前記問合せに関連する応答に基づいて回答を送信する対応表応答ステップと、
前記オンライン取引の手続きの専門家により前記問合者端末から前記取引に関連するトレーニング用の問合せを受信し、前記問合せ応答対応表に含まれる前記トレーニング用の問合せに関連する応答に基づいて送信された回答に対する前記専門家による修正を受信したときは、前記応答を修正するように前記質問応答対応表を更新する更新ステップと
を備えることを特徴とする支援方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は支援サーバ、支援方法およびプログラムに関し、より具体的には、問い合わせ業務を円滑に行って手続きを容易にする様々なサービスを提供することができる支援サーバ、支援方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、オンラインで売手と買手とを接続して売買を進めるシステムが広く提供されており、近年では輸出入など煩雑な手続きを要する分野でも、オンラインによる取引が提案されるようになってきている。すなわち、海外企業との間で輸出入を行う際は、直接の関係者である輸出業者および輸入業者のほかに、仲介業者や官公庁など多くの関係者がかかわり、また、煩雑な貿易書類が必要なため、専門的な知識と経験が必要であり、従来は専門の業者や商社を介在した取引が行われていたが、取引のオンライン化の進展により、より簡便にこのような関係者等の介在なしに取引を容易にする様々なシステムが提案されている。
【0003】
例えば、ECの海外への提供を支援するための支援方法であって、海外への配送をより容易にして越境ECを促す支援方法を提供することを目的とし、支援サーバ100が、既存のECサイトのための商品情報に含まれる少なくとも1つの商品の表示情報を、海外ユーザーのユーザー端末120に向けて送信するステップ(S201)と、支援サーバ100が、ユーザー端末120から、表示された商品が選択されたことの通知を受信するステップ(S202)とを含み、支援サーバ100が、当該選択された商品の購入費用をユーザー端末120に向けて送信するステップ(S203)と、支援サーバ100が、ユーザー端末120から、当該選択された商品を購入する旨の通知を受信するステップ(S204)とをさらに含むことができる、ECの海外への提供を支援するための支援方法が提案されている(特許文献1を参照)。また、カスタマからの問い合わせとカスタマへの応答内容から、カスタマの質問事項であると判定した質問判定事項を抽出する質問判定部12と、FAQ検索システムに保存された前記カスタマの質問事項に対応する検索クエリであって、前記検索クエリに対する検索結果であるFAQの全てがカスタマにとって役に立たなかったと判定されたFAQに対応する検索クエリを抽出するクエリログ抽出部14と、FAQ検索システムに登録済みのFAQの質問事項、質問判定事項、及び検索クエリを要素としてクラスタリングを行い、クラスタリングの結果に基づいて、整備するFAQの質問事項の候補を抽出する整備用質問候補抽出部15と、を備えることで、FAQの追加、削除といった整備を容易に行なうことを可能とするFAQ整備支援装置1が提案されている(特許文献2を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-010261号公報
国際公開2019/156103号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、従来の越境ECを促す支援方法は、ECの海外への提供を支援するためのサービスを提供することができるが、買手が売手に対して発する様々な質問へ有効に対応する機能が提供されないという問題がある。一方、所望のFAQの追加・削除を可能とする従来のFAQ整備支援装置は、買手からの質問などの検索クエリに対する応答のもととなるFAQを機械学習などの手法を用いて追加・削除し、整備することができるが、あくまでカスタマとオペレータのやり取りから問題点を抽出しているだけであり、通常は買手からの質問に対してAIやQ&Aに基づいて回答しつつ、Q&Aの精度を高めるため使用モードを切り替え専門家であるトレーナなどがQ&Aをトレーニングしてブラッシュアップするというものではなく、精度の高い整備が困難であるという問題がある。
【0006】
本発明は上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、専門的な知識と経験が必要であり、従来は専門の業者や商社を介在させて行われていた取引において、通常は買手からの質問に対してAIやQ&Aに基づいて回答しつつ、Q&Aの精度を高めるため運用モードを切り替えて、専門家であるトレーナなどによりQ&Aをトレーニングしてブラッシュアップすることが可能な支援サーバ、支援方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の発明は、問合者端末と提供者端末とを接続してオンライン取引の手続きを支援する支援サーバであって、回答者端末から提供者の提供する取引に関する取引情報を受信し、取引についての問合せ応答対応表を生成する対応表生成手段と、問合者端末から取引に関連する問合せを受信した場合、問合せ応答対応表に含まれる問合せに関連する応答に基づいて回答を送信する対応表応答手段と、オンライン取引の手続きの専門家により問合者端末から取引に関連するトレーニング用の問合せを受信し、問合せ応答対応表に含まれるトレーニング用の問合せに関連する応答に基づいて送信された回答に対する専門家による修正を受信したときは、応答を修正するように質問応答対応表を更新する更新手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の支援サーバにおいて、問合せ応答対応表は、取引に対して問合者端末から送信されると想定される質問に関連する応答項目から回答を作成することを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の支援サーバにおいて、更新手段は、取引に関連するトレーニング用の問合せを処理した結果複数の質問が得られたときは、問合者端末にすべての質問を送信し、複数の質問から専門家により選択され、問合者端末から送信された質問を受信して、質問を修正するように質問応答対応表を更新することを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の支援サーバにおいて、対応表応答手段は、問合せ応答対応表に問合者端末から受信した問合せと実質的に同内容の問合せが存在するか否かを自然言語処理を行って判定し、判定された問合せに対応する応答を送信することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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