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公開番号2024134169
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-03
出願番号2023044318
出願日2023-03-20
発明の名称駆動装置
出願人ニデック株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02K 7/14 20060101AFI20240926BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】ポンプへの負荷を低減できる駆動装置を提供する。
【解決手段】本発明の駆動装置の一つの態様は、モータ軸線Jを中心として回転可能なシャフト74を有するモータと、シャフトに接続されモータの動力を伝達する動力伝達部と、動力伝達部を収容するギヤ室が設けられたハウジング6と、ギヤ室内の流体を圧送するポンプ70と、流体の温度を測定する温度センサ9と、温度センサの測定結果に基づいてポンプを制御する制御部79と、を備える。温度センサは、ポンプの内部、またはギヤ室の何れかに配置される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
モータ軸線を中心として回転可能なシャフトを有するモータと、
前記シャフトに接続され前記モータの動力を伝達する動力伝達部と、
前記動力伝達部を収容するギヤ室が設けられたハウジングと、
前記ギヤ室内の流体を圧送するポンプと、
前記流体の温度を測定する温度センサと、
前記温度センサの測定結果に基づいて前記ポンプを制御する制御部と、を備え、
前記温度センサは、前記ポンプの内部、または前記ギヤ室の何れかに配置される、
駆動装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記温度センサは、前記ギヤ室に配置される、
請求項1に記載の駆動装置。
【請求項3】
前記ハウジングは、前記ギヤ室の下側に位置する底壁部を有し、
前記温度センサは、前記底壁部の内側面に配置される、
請求項2に記載の駆動装置。
【請求項4】
前記ギヤ室を構成する前記ハウジングの内壁面には、凹部が設けられ、
前記温度センサは、前記凹部の内部に配置される、
請求項2に記載の駆動装置。
【請求項5】
前記温度センサは、軸方向から見て前記ポンプに重なる、
請求項2に記載の駆動装置。
【請求項6】
前記動力伝達部は、前記モータの軸方向一方側に位置し、
前記ハウジングは、
前記動力伝達部を軸方向一方側から覆う第1側壁部と、
前記動力伝達部を軸方向他方側から覆う第2側壁部と、を有し、
前記ポンプは、前記第1側壁部の軸方向一方側に配置され、
前記温度センサは、前記第1側壁部の軸方向他方側に設けられる、
請求項2に記載の駆動装置。
【請求項7】
前記動力伝達部は、前記モータの軸方向一方側に位置し、
前記ハウジングは、
前記動力伝達部を軸方向一方側から覆う第1側壁部と、
前記動力伝達部を軸方向他方側から覆う第2側壁部と、を有し、
前記ポンプは、前記第2側壁部の軸方向他方側に配置され、
前記温度センサは、前記第2側壁部の軸方向一方側に設けられる、
請求項2に記載の駆動装置。
【請求項8】
前記ポンプは、
ポンプ軸線を中心として回転可能なポンプシャフトを有するポンプモータと、
前記ポンプシャフトに接続され前記流体を圧送する機構部と、
前記機構部と前記流体が収容されるポンプ室と、
前記ポンプ室に前記流体を流入させる吸入口と、
前記ポンプ室から前記流体を吐出する吐出口と、を有し、
前記温度センサは、前記ポンプ室の内部に配置される、
請求項1に記載の駆動装置。
【請求項9】
前記温度センサは、前記吸入口と前記吐出口を繋ぐ経路中に配置される、
請求項8に記載の駆動装置。
【請求項10】
前記温度センサは、前記経路の前記吸入口側に設けられる、
請求項9に記載の駆動装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
電気自動車およびハイブリッド自動車などの車両に搭載される駆動装置が知られている。このような駆動装置は、ギヤの潤滑性およびモータの冷却等を高めるために、内部にオイルなどの流体が貯留される場合がある。また、流体を用いてモータを冷却する場合、ハウジング内のオイルをポンプによってモータに供給する構造が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-119918号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的にオイル等の流体の粘性は、流体の温度に依存する。ギヤケース内の流体の温度が著しく低い場合、流体の粘性が高くなり、流体を圧送するポンプの機構部に負荷がかかる虞があった。
【0005】
本発明の一つの態様は、上記問題点に鑑みて、ポンプへの負荷を低減できる駆動装置の提供を目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の駆動装置の一つの態様は、モータ軸線を中心として回転可能なシャフトを有するモータと、前記シャフトに接続され前記モータの動力を伝達する動力伝達部と、前記動力伝達部を収容するギヤ室が設けられたハウジングと、前記ギヤ室内の流体を圧送するポンプと、前記流体の温度を測定する温度センサと、前記温度センサの測定結果に基づいて前記ポンプを制御する制御部と、を備える。前記温度センサは、前記ポンプの内部、または前記ギヤ室の何れかに配置される。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一つの態様によれば、ポンプへの負荷を低減できる駆動装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態の駆動装置の概念図である。
図2は、一実施形態の駆動装置のギヤ室の正面図である。
図3は、一実施形態のポンプの断面図である。
図4は、変形例1の駆動装置のギヤ室の正面図である。
図5は、変形例2の駆動装置の概念図である。
図6は、変形例3の駆動装置の概念図である。
図7は、変形例4のポンプの断面図である。
図8は、変形例5のポンプの断面図である。
図9は、変形例6のポンプの断面図である。
図10は、変形例7のポンプの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るモータについて説明する。
以下の説明では、駆動装置1が水平な路面上に位置する車両に搭載された場合の位置関係を基に、重力方向を規定して説明する。また、図面においては、適宜3次元直交座標系としてXYZ座標系を示す。XYZ座標系において、Z軸方向は、鉛直方向(すなわち上下方向)を示し、+Z方向が上側(重力方向の反対側)であり、-Z方向が下側(重力方向)である。また、X軸方向は、Z軸方向と直交する方向であって駆動装置1が搭載される車両の前後方向を示す。Y軸方向は、X軸方向とZ軸方向との両方と直交する方向であって、車両の幅方向(左右方向)を示す。
【0010】
以下の説明において特に断りのない限り、モータ軸線J1に平行な方向(Y軸方向)を単に「軸方向」と呼ぶ。また、車両左方側(すなわち、+Y側)を、単に軸方向一方側と呼び、車両右方側(すなわち、-Y側)を、単に軸方向他方側と呼ぶ。さらに、モータ軸線J1を中心とする径方向を単に「径方向」と呼び、モータ軸線J1を中心とする周方向、すなわち、モータ軸線J1の軸周りを単に「周方向」と呼ぶ。
(【0011】以降は省略されています)

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