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公開番号2024134109
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-03
出願番号2023044222
出願日2023-03-20
発明の名称電気掃除機
出願人日立グローバルライフソリューションズ株式会社
代理人ポレール弁理士法人
主分類A47L 9/00 20060101AFI20240926BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】掃除機本体の安定性を図りつつ、集塵室の容量を確保することができる電気掃除機を提供する。
【解決手段】本発明の電気掃除機1は、掃除機本体10に備えた集塵室12と、吸引力を発生させ集塵室12に塵埃を吸引する電動送風機70と、電動送風機70に電力を供給する電源コード94を巻き取るコードリール90とを備える。
電動送風機70は、羽根車を備えた送風機部71と、羽根車を駆動する電動機部72とを備える。コードリール90は、電動機部72の外周を覆うように配置すると共に、電動送風機70およびコードリール90を集塵室12の下方に配置する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
掃除機本体に備えた集塵室と、吸引力を発生させ前記集塵室に塵埃を吸引する電動送風機と、前記電動送風機に電力を供給する電源コードを巻き取るコードリールとを備えた電気掃除機において、
前記電動送風機は、羽根車を備えた送風機部と、前記羽根車を駆動する電動機部とを備え、
前記コードリールは、前記電動機部の外周を覆うように配置すると共に、前記電動送風機および前記コードリールを前記集塵室の下方に配置したことを特徴とする電気掃除機。
続きを表示（約 700 文字）【請求項２】
請求項１に記載の電気掃除機において、
前記掃除機本体の下方には、車輪を有する車輪ベースを備え、
前記電動送風機および前記コードリールは、前記車輪ベースに配置したことを特徴とする電気掃除機。
【請求項３】
請求項１又は２に記載の電気掃除機において、
前記電動送風機および前記コードリールは、回転軸が上下方向を向くように配置したことを特徴とする電気掃除機。
【請求項４】
請求項２に記載の電気掃除機において、
前記車輪ベースの中央部には、下方に向かって凹んだ凹部を形成し、
前記電動送風機および前記コードリールは、前記凹部に収容したことを特徴とする電気掃除機。
【請求項５】
請求項４に記載の電気掃除機において、
前記車輪ベースの外径は、前記掃除機本体の外径よりも大きくしたことを特徴とする電気掃除機。
【請求項６】
請求項５に記載の電気掃除機において、
前記コードリールの外径は、前記掃除機本体の外径よりも大きくしたことを特徴とする電気掃除機。
【請求項７】
請求項４に記載の電気掃除機において、
前記車輪ベースは、前記凹部と連通し前記コードリールに巻かれた前記電源コードを引き出す電源コード引き出し口を備え、
前記コードリールは、前記電動送風機の排気風を通過させる排気開口部を備え、
前記電動送風機の排気風は前記排気開口部を通過した後、前記電源コード引き出し口から外部に排気されることを特徴とする電気掃除機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、電気掃除機に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
掃除機本体内に集塵室、電動送風機、バッテリを上下方向に重ねて配置する電気掃除機として、例えば特許文献１に記載の技術がある。
【０００３】
特許文献１に記載の技術では、掃除機本体の上方に集塵室を配置し、集塵室の下方に電動送風機、バッテリを配置している。電動送風機及びバッテリは質量が大きいので、これらを掃除機本体の下方に配置することにより、掃除機本体の重心を低くし、掃除機本体の移動時の安定性を図っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２００３－２４５２３２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
特許文献１に記載の技術においては、掃除機本体に仕切壁を設け、この仕切壁により、掃除機本体の内部を上部の電動送風機室と下部のバッテリ室に仕切るようにしている。そして、電動送風機室内に電動送風機を配置し、バッテリ室にバッテリを配置し、上下方向において電動送風機とバッテリを重なるように配置するようにしているので、電動送風機の上方に配置する集塵室が小さくなるといった課題があった。
【０００６】
本発明の目的は上記課題を解決し、掃除機本体の安定性を図りつつ、集塵室の容量を確保することができる電気掃除機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記目的を達成するために本発明は、掃除機本体に備えた集塵室と、吸引力を発生させ前記集塵室に塵埃を吸引する電動送風機と、前記電動送風機に電力を供給する電源コードを巻き取るコードリールとを備えた電気掃除機において、前記電動送風機は、羽根車を備えた送風機部と、前記羽根車を駆動する電動機部とを備え、前記コードリールは、前記電動機部の外周を覆うように配置すると共に、前記電動送風機および前記コードリールを前記集塵室の下方に配置したことを特徴とする。
【発明の効果】
【０００８】
本発明によれば、掃除機本体の安定性を図りつつ、集塵室の容量を確保した電気掃除機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本発明の実施例に係る電気掃除機１の外観斜視図である。
掃除機本体１０を前後方向に切断した断面図である。
電動送風機７０およびコードリール９０を備えた車輪ベース２０の前後方向断面図である。
電動送風機７０、コードリール９０、車輪ベース２０の分解斜視図である。
電気掃除機１を左後方から見た外観斜視図である。
電動機カバー８１およびコードリール９０を下方から見た外観斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。なお、同一の要素については、全ての図において、原則として同一の符号を付している。また、同一の機能を有する部分については、説明を省略する。なお、以下に説明する構成はあくまで実施例に過ぎず、本発明に係る実施様態が、以下の具体的様態に限定されることを意図する趣旨ではない。
（【００１１】以降は省略されています）

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