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公開番号
2024133929
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-03
出願番号
2023043956
出願日
2023-03-20
発明の名称
集電体
出願人
愛三工業株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
H01M
4/70 20060101AFI20240926BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】集電体と導体との間の電気的な接続性を向上させることができる技術を提供する。
【解決手段】集電体は、シート状の基体であって、基体の第1面に設けられている第1開口と、第1面とは反対側の第2面に設けられている第2開口と、第1開口と第2開口とを連通する第1連通孔と、を有する基体と、第1連通孔内に配置される第1本体部と、第1開口から第1連通孔外に突出する第1突出部と、を有する第1導電部と、を備えている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
シート状の基体であって、前記基体の第1面に設けられている第1開口と、前記第1面とは反対側の第2面に設けられている第2開口と、前記第1開口と前記第2開口とを連通する第1連通孔と、を有する前記基体と、
前記第1連通孔内に配置される第1本体部と、前記第1開口から前記第1連通孔外に突出する第1突出部と、を有する第1導電部と、
を備えている、集電体。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の集電体であって、
前記第1導電部は、さらに、前記第2開口から前記第1連通孔外に突出する第2突出部を備えている、集電体。
【請求項3】
請求項1に記載の集電体であって、
前記基体は、前記第1面に設けられている第3開口と、前記第2面に設けられている第4開口と、前記第3開口と前記第4開口とを連通する第2連通孔と、を有しており、
前記第1導電部は、さらに、
前記第2連通孔内に配置される第2本体部と、前記第3開口から前記第2連通孔外に突出する第3突出部と、を有しており、
前記集電体は、さらに、
前記第1導電部とは異なる第2導電部であって、前記第1突出部及び前記第3突出部を覆っており、前記第1突出部と前記第3突出部とを電気的に接続する前記第2導電部と、を備えている、集電体。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか一項に記載の集電体であって、
前記第1連通孔の開口面積は、前記第1面から前記第2面に向かって連続的に変化する、集電体。
【請求項5】
請求項1から3のいずれか一項に記載の集電体であって、
前記基体は、さらに、
前記第1面に設けられている第3開口と、前記第2面に設けられている第4開口と、前記第3開口と前記第4開口とを連通する第2連通孔と、
前記基体内において、前記第1連通孔と前記第2連通孔とを接続する接続孔と、を有しており、
前記第1導電部は、さらに、
前記第2連通孔内に配置される第2本体部と、
前記第3開口から前記第2連通孔外に突出する第3突出部と、
前記接続孔内に配置されており、前記第1本体部と前記第2本体部とを接続する接続部と、を有している、集電体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示の技術は、集電体に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に、樹脂を含むシート状の基体であって、基体の第1面に設けられている第1開口と、第1面とは反対側の第2面に設けられている第2開口と、第1開口と第2開口とを連通する連通孔と、を有する基体と、連通孔内に配置される本体部を有する導電部と、を備える集電体が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-73500号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
集電体が利用される際、基体の第1面側には、電極等の導体が配置される。そして、導体と、集電体の導電部と、が接触することによって、集電体と導体とが電気的に接続される。集電体と導体との間の電気的な接続性を向上させることが望まれている。
【0005】
本明細書では、集電体と導体との間の電気的な接続性を向上させることができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書が開示する技術の第1の態様では、集電体は、シート状の基体であって、前記基体の第1面に設けられている第1開口と、前記第1面とは反対側の第2面に設けられている第2開口と、前記第1開口と前記第2開口とを連通する第1連通孔と、を有する前記基体と、前記第1連通孔内に配置される第1本体部と、前記第1開口から前記第1連通孔外に突出する第1突出部と、を有する第1導電部と、を備えてもよい。
【0007】
上記の構成によると、基体の第1面側に配置される導体と、第1導電部の第1突出部が接触する。このため、第1導電部が基体の第1面と略面一になっている構成と比較して、導体と第1導電部との接触面積を大きくすることができる。接触面積を大きくすることによって、電気的な接続性を向上させることができる。従って、集電体との基体の第1面側に配置される導体と間の電気的な接続性を向上させることができる。
【0008】
第2の態様では、上記第1の態様において、前記第1導電部は、前記第2開口から前記第1連通孔外に突出する第2突出部を備えてもよい。
【0009】
上記の構成によると、基体の第2面側に配置される導体と、第1導電部の第2突出部が接触する。このため、第1導電部が基体の第2面と略面一になっている構成と比較して、導体と第1導電部との接触面積を大きくすることができる。従って、集電体と基体の第2面側に配置される導体との間の電気的な接続をより向上させることができる。
【0010】
第3の態様では、上記第1又は第2の態様において、前記基体は、前記第1面に設けられている第3開口と、前記第2面に設けられている第4開口と、前記第3開口と前記第4開口とを連通する第2連通孔と、を有していてもよい。前記第1導電部は、さらに、前記第2連通孔内に配置される第2本体部と、前記第3開口から前記第2連通孔外に突出する第3突出部と、を有していてもよい。前記集電体は、さらに、前記第1導電部とは異なる第2導電部であって、前記第1突出部及び前記第3突出部を覆っており、前記第1突出部と前記第3突出部とを電気的に接続する前記第2導電部と、を備えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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