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公開番号
2024151544
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-25
出願番号
2023064978
出願日
2023-04-12
発明の名称
電子装置
出願人
愛三工業株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
H02M
3/28 20060101AFI20241018BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電力変換装置の受動素子を利用して周囲に異常を報知することができる技術を提供する。
【解決手段】電子装置は、スイッチング素子と、スイッチング素子に接続された受動素子と、を備える電力変換装置と、電力変換装置のスイッチング素子のオン/オフを切り替えるPWM信号をスイッチング素子に入力する第1制御装置と、を備えている。第1制御装置は、スイッチング素子に入力するPWM信号の周波数を可聴域内の周波数にすることにより受動素子を鳴動させる鳴動制御を実行してもよい。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
スイッチング素子と、前記スイッチング素子に接続された受動素子と、を備える電力変換装置と、
前記電力変換装置の前記スイッチング素子のオン/オフを切り替えるPWM信号を前記スイッチング素子に入力する第1制御装置と、を備え、
前記第1制御装置は、前記スイッチング素子に入力するPWM信号の周波数を可聴域内の周波数にすることにより前記受動素子を鳴動させる鳴動制御を実行する、電子装置。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の電子装置であって、
前記電力変換装置は、一次側回路と、前記一次側回路と絶縁された二次側回路とを備え、
前記スイッチング素子と前記受動素子は、前記一次側回路の前記スイッチング素子と前記受動素子、又は前記二次側回路の前記スイッチング素子と前記受動素子である、電子装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の電子装置であって、
前記第1制御装置と通信する第2制御装置を更に備え、
前記第1制御装置は、前記第2制御装置と通信できない通信不能状態である場合に、前記鳴動制御を実行する、電子装置。
【請求項4】
請求項3に記載の電子装置であって、
前記電力変換装置から電力が供給される電力供給先装置を更に備え、
前記第1制御装置は、前記電力変換装置から前記電力供給先装置に電力を供給する必要がない場合に、前記鳴動制御を実行する、電子装置。
【請求項5】
請求項3に記載の電子装置であって、
前記第1制御装置は、前記第2制御装置と通信できる通信可能状態であって、前記第2制御装置から所定の鳴動指示を受信する場合に、前記鳴動制御を実行する、電子装置。
【請求項6】
請求項5に記載の電子装置であって、
前記第2制御装置は、前記第2制御装置に接続されている電気機器が故障した場合に、前記第1制御装置へ前記鳴動指示を送信する、電子装置。
【請求項7】
請求項1に記載の電子装置であって、
前記電力変換装置と隣接する位置に配置されており、前記受動素子が鳴動したときの鳴動音を拡大する拡音装置を更に備えている、電子装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示する技術は、電子装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1にDCDCコンバータ故障診断装置が開示されている。特許文献1に開示の装置は、複数のスイッチング素子(FET)と、スイッチング素子の故障を診断する診断部と、通報部とを備えている。診断部は、いずれかのスイッチング素子の故障を検出すると、故障したスイッチング素子の情報を通報部に出力して外部のユーザ等に通報する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-7934号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の装置では、通報部に不具合が生じると装置の異常を報知することができないことがある。そこで本明細書は、電力変換装置の受動素子を利用して周囲に異常を報知することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本技術の第1の態様は、電子装置が、スイッチング素子と、前記スイッチング素子に接続された受動素子と、を備える電力変換装置と、前記電力変換装置の前記スイッチング素子のオン/オフを切り替えるPWM信号を前記スイッチング素子に入力する第1制御装置と、を備えている。前記第1制御装置は、前記スイッチング素子に入力するPWM信号の周波数を可聴域内の周波数にすることにより前記受動素子を鳴動させる鳴動制御を実行してもよい。
【0006】
この構成によれば、電力変換装置の受動素子が可聴域内の周波数で振動して鳴動する。これにより、電力変換装置の受動素子を利用して周囲に音を発することができ、周囲に異常を報知することができる。
【0007】
第2の態様では、上記第1の態様において、前記電力変換装置は、一次側回路と、前記一次側回路と絶縁された二次側回路とを備えていてもよい。前記スイッチング素子と前記受動素子は、前記一次側回路の前記スイッチング素子と前記受動素子、又は前記二次側回路の前記スイッチング素子と前記受動素子であってもよい。
【0008】
この構成によれば、電力変換装置の一次側回路と二次側回路が絶縁されているので、一次側回路と二次側回路を別個で制御することができる。これにより、一次側回路から二次側回路に電力を伝送することなく受動素子を鳴動させることができる。
【0009】
第3の態様では、上記第1又は第2の態様において、電子装置が、前記第1制御装置と通信する第2制御装置を更に備えていてもよい。前記第1制御装置は、前記第2制御装置と通信できない通信不能状態である場合に、前記鳴動制御を実行してもよい。この構成によれば、通信不能状態である場合に周囲に異常を報知することができる。
【0010】
第4の態様では、上記第3の態様において、電子装置が、前記電力変換装置から電力が供給される電力供給先装置を更に備えていてもよい。前記第1制御装置は、前記電力変換装置から前記電力供給先装置に電力を供給する必要がない場合に、前記鳴動制御を実行してもよい。この構成によれば、電力変換装置の受動素子を鳴動させても支障がない状態で、通信不能状態である場合に周囲に異常を報知することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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