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公開番号
2024147882
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-17
出願番号
2023060588
出願日
2023-04-04
発明の名称
制御装置
出願人
愛三工業株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
H02M
3/28 20060101AFI20241009BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】素早くサブハーモニック発振を抑制することができる技術を提供する。
【解決手段】制御装置は、スイッチング素子に入力するPWM信号のDuty比が0.5以上である状態で、サブハーモニック発振によってスイッチング素子がオンからオフに切り替わるタイミングが遅れることによりPWM信号のオン期間が所定の基準期間以上になる場合に、スイッチング素子に入力するPWM信号のDuty比を0.5未満に変更する第1変更処理を実行してもよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
DC-DCコンバータを電流モードで制御する制御装置であって、
前記DC-DCコンバータのスイッチング素子を所定の周期でオフからオンに切り替えるPWM信号を前記スイッチング素子に入力する制御部を備え、
前記制御部は、前記スイッチング素子に入力する前記PWM信号のDuty比が0.5以上である状態で、サブハーモニック発振によって前記スイッチング素子がオンからオフに切り替わるタイミングが遅れることにより前記PWM信号のオン期間が所定の基準期間以上になる場合に、前記スイッチング素子に入力する前記PWM信号のDuty比を0.5未満に変更する第1変更処理を実行する、制御装置。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
DC-DCコンバータを電流モードで制御する制御装置であって、
前記DC-DCコンバータのスイッチング素子を所定の周期でオフからオンに切り替えるPWM信号を前記スイッチング素子に入力する制御部を備え、
前記制御部は、前記スイッチング素子に入力する前記PWM信号のDuty比が0.5以上に変更された状態で、サブハーモニック発振によって前記スイッチング素子がオンからオフに切り替わるタイミングが遅れることにより前記PWM信号のオン期間と、Duty比が0.5以上に変更されたときの前記PWM信号のオン期間と、の差分が所定の基準差分以上になる場合に、前記スイッチング素子に入力する前記PWM信号のDuty比を0.5未満に変更する第1変更処理を実行する、制御装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の制御装置であって、
前記制御部は、前記第1変更処理を実行した後に、電圧指令に対する前記DC-DCコンバータの出力電圧の比が所定の第1基準範囲内であり、かつ、所定の基準信号のオン期間に対する前記PWM信号のオン期間の比が所定の第2基準範囲内である場合に、前記スイッチング素子に入力する前記PWM信号のDuty比を0.5以上に変更する第2変更処理を実行する、制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示する技術は、DC-DCコンバータを電流モードで制御する制御装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1にDC-DCコンバータの制御装置が開示されている。特許文献1の構成では、DC-DCコンバータを電流モードで制御することにより生じるサブハーモニック発振をスロープ補償によって抑制している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2010/0253313号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1ではサブハーモニック発振をスロープ補償によって抑制しているが、この構成ではサブハーモニック発振を抑制するためにスイッチング素子のオン/オフのサイクル数が多くなり、応答性が遅くなることがある。そこで本明細書は、素早くサブハーモニック発振を抑制することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書は、DC-DCコンバータを電流モードで制御する制御装置を開示する。本技術の第1の態様は、制御装置が、前記DC-DCコンバータのスイッチング素子を所定の周期でオフからオンに切り替えるPWM信号を前記スイッチング素子に入力する制御部を備える。前記制御部は、前記スイッチング素子に入力する前記PWM信号のDuty比が0.5以上である状態で、サブハーモニック発振によって前記スイッチング素子がオンからオフに切り替わるタイミングが遅れることにより前記PWM信号のオン期間が所定の基準期間以上になる場合に、前記スイッチング素子に入力する前記PWM信号のDuty比を0.5未満に変更する第1変更処理を実行してもよい。
【0006】
この構成によれば、スイッチング素子に入力するPWM信号のDuty比を0.5未満に変更することにより、サブハーモニック発振を、スイッチング素子のオン/オフのサイクル数が少なくても収束させることができる。これにより、素早くサブハーモニック発振を抑制することができる。
【0007】
本技術の第2の態様は、制御装置が、前記DC-DCコンバータのスイッチング素子を所定の周期でオフからオンに切り替えるPWM信号を前記スイッチング素子に入力する制御部を備える。前記制御部は、前記スイッチング素子に入力する前記PWM信号のDuty比が0.5以上に変更された状態で、サブハーモニック発振によって前記スイッチング素子がオンからオフに切り替わるタイミングが遅れることにより前記PWM信号のオン期間と、Duty比が0.5以上に変更されたときの前記PWM信号のオン期間と、の差分が所定の基準差分以上になる場合に、前記スイッチング素子に入力する前記PWM信号のDuty比を0.5未満に変更する第1変更処理を実行してもよい。
【0008】
この構成によれば、上記第1の態様と同様に、素早くサブハーモニック発振を抑制することができる。
【0009】
第3の態様では、上記第1又は第2の態様において、前記制御部は、前記第1変更処理を実行した後に、電圧指令に対する前記DC-DCコンバータの出力電圧の比が所定の第1基準範囲内であり、かつ、所定の基準信号のオン期間に対する前記PWM信号のオン期間の比が所定の第2基準範囲内である場合に、前記スイッチング素子に入力する前記PWM信号のDuty比を0.5以上に変更する第2変更処理を実行してもよい。
【0010】
この構成によれば、DC-DCコンバータの出力電圧と出力電流が安定している状態で元のスイッチングタイミングに戻すことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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