TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024159186
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023075022
出願日
2023-04-28
発明の名称
加湿装置及び加湿装置の提供方法
出願人
愛三工業株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
H01M
8/04 20160101AFI20241031BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】燃料電池で生成した反応生成物を有効に利用する技術を提供する。
【解決手段】
加湿装置は、水素と酸素を反応させて発電を行う燃料電池を含む。この加湿装置は、燃料電池の発電に伴って生成された生成水を加熱する加熱手段と、温度調整後の生成水を加湿装置の外部に供給する供給手段を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
水素と酸素を反応させて発電を行う燃料電池を含む加湿装置であって、
前記燃料電池の発電に伴って生成された生成水を加熱する加熱手段と、
温度調整後の前記生成水を前記加湿装置の外部に供給する供給手段と、
を備える、加湿装置。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の加湿装置であって、
サウナに設置され、サウナ室内を加湿する加湿装置。
【請求項3】
請求項1に記載の加湿装置であって、
移動体に設置され、前記燃料電池で生成された電力を前記移動体を駆動するための駆動部に供給する、加湿装置。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか一項に記載の加湿装置の提供依頼をサーバが受領する受領工程と、
前記受領工程で前記サーバが受領した前記提供依頼に基づき、前記加湿装置を提供する提供工程と、
を備える、加湿装置の提供方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、加湿装置及び加湿装置の提供方法に関する技術を開示する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に、加湿装置を備えた燃料電池が開示されている。特許文献1では、燃料電池における水素と酸素の反応で生じた生成水を、加湿装置に蓄積している。特許文献1では、燃料電池に供給される空気は、加湿装置によって加湿され、燃料電池に供給される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-198746号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1は、発電(水素と酸素の反応)によって生成された生成水を燃料電池に供給される空気の加湿に利用している。特許文献1は、反応生成物(生成水)を再利用しているという点で、有用な技術を開示している。しかしながら、特許文献1の技術は、反応生成物を原料に混入させているに過ぎず、反応生成物の利用手段が限定的である。原料に混入させる以外の利用手段があれは、反応生成物をさらに有効に利用することができる。本明細書は、燃料電池で生成した反応生成物を有効に利用する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書で開示する第1技術は、水素と酸素を反応させて発電を行う燃料電池を含む加湿装置であってよい。この加湿装置は、燃料電池の発電に伴って生成された生成水を加熱する加熱手段と、温度調整後の生成水を加湿装置の外部に供給する供給手段を備えていてよい。
【0006】
本明細書で開示する第2技術は、上記第1技術の加湿装置であって、サウナに設置され、サウナ室内を加湿してよい。
【0007】
本明細書で開示する第3技術は、上記第1技術又は第2技術の加湿装置であって、移動体に設置され、燃料電池で生成された電力を移動体を駆動するための駆動部に供給してよい。
【0008】
本明細書で開示する第4技術は、上記第1から第3技術のいずれかの加湿装置の提供方法であって、上記第1から第3技術のいずれかの加湿装置の提供依頼をサーバが受領する受領工程と、受領工程でサーバが受領した提供依頼に基づき、加湿装置を提供する提供工程を備えていてよい。
【発明の効果】
【0009】
第1技術によると、燃料電池において生成した反応生成物(生成水)を、燃料電池の原料に混入させるといった手段以外に利用することができる。すなわち、燃料電池で生成された生成水を、種々の空間の加湿、保湿に利用することができる。なお、生成水は、住宅室内の加湿(保湿)、商業施設内の加湿(保湿)、移動体内の加湿(保湿)に利用することができる。また、燃料電池の生成水を用いて加湿するため、加湿装置に対して水を供給する必要がない。さらに、燃料電池が発電した電力を利用して、加湿装置の加熱手段を駆動することができる。そのため、加湿装置(加熱手段)を駆動させるための外部電力を必要としない。なお、燃料電池が発電した電力は、加湿装置が設置される空間内に存在する他の機器の電力として利用することもできる。
【0010】
第2技術によると、サウナ室内を快適に(高湿度に)調湿(加湿)することができる。また、燃料電池が発電した電力を用いて、加湿装置の外部の水を加熱したり、サウナ室内の温度を調整することもできる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
愛三工業株式会社
ロータ
27日前
愛三工業株式会社
改質器
27日前
愛三工業株式会社
集電体
1か月前
愛三工業株式会社
電子装置
27日前
愛三工業株式会社
電子装置
27日前
愛三工業株式会社
制御装置
1か月前
愛三工業株式会社
流路切替装置
27日前
愛三工業株式会社
水質監視装置
1か月前
愛三工業株式会社
流路切替装置
1か月前
愛三工業株式会社
移動体及び移動体の派遣方法
13日前
愛三工業株式会社
足湯装置及び足湯装置の提供方法
13日前
愛三工業株式会社
加湿装置及び加湿装置の提供方法
13日前
愛三工業株式会社
除雪装置及び除雪装置の提供方法
13日前
他の特許を見る