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公開番号
2024131726
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023042159
出願日
2023-03-16
発明の名称
成型体の補修方法及び成型体構造
出願人
積水化学工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E01B
3/00 20060101AFI20240920BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】簡便で作業性に優れた成型体の補修方法及び成型体構造を提供する。
【解決手段】成型体10には、貫通孔11が設けられ、貫通孔11には留め具20が挿入され、留め具20には、固定具30が嵌合され、成型体10の補修方法は、貫通孔11と留め具20との間の第1間隙12を第1の補修材40で封止する工程1を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
成型体の補修方法であって、
前記成型体には、貫通孔が設けられ、
前記貫通孔には留め具が挿入され、
前記留め具には、固定具が嵌合され、
前記成型体の補修方法は、前記貫通孔と前記留め具との間の第1間隙を第1の補修材で封止する工程1を有することを特徴とする、
成型体の補修方法。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記工程1の後、前記成型体と前記固定具との間の第2間隙に第2の補修材を充填する工程2をさらに有する、
請求項1に記載の成型体の補修方法。
【請求項3】
前記工程1において、前記第1の補修材が前記成型体と前記固定具との間の第2間隙に充填される、
請求項1に記載の成型体の補修方法。
【請求項4】
前記第1の補修材は、粘度が100000mPa・s以上である、
請求項1~3のいずれか1項に記載の成型体の補修方法。
【請求項5】
前記第2の補修材が硬化性樹脂である
請求項2に記載の成型体の補修方法。
【請求項6】
前記第2の補修材がポリエステル樹脂である
請求項2に記載の成型体の補修方法。
【請求項7】
前記成型体が、橋梁のレールの下に配置される枕木である
請求項1~3のいずれか1項に記載の成型体の補修方法。
【請求項8】
貫通孔が設けられた成型体と、
前記貫通孔に挿入された留め具と、
前記留め具と嵌合する固定具と、
前記貫通孔と前記留め具との間の第1間隙を封止する第1の補修材と、
を有する成型体構造。
【請求項9】
前記成型体と前記固定具との間の第2間隙に充填される第2の補修材をさらに有する、
請求項8に記載の成型体構造。
【請求項10】
前記第2間隙が、前記成型体の表面に対して凹の形状を有することを特徴とする、
請求項8又は9に記載の成型体構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、成型体の補修方法及び成型体構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、橋梁上にて使用される橋枕木の構造として、枕木の下に高さ調整用のパッキンを配置し、枕木端部にあけた貫通孔に通したフックボルトにより枕木を軌道上に固定する橋枕木構造が用いられている。このフックボルトは枕木の移動や脱落を防止するために使用されているが、列車通過時の振動等により緩みが生じ、フックボルトとその固定用の座金等が振動することで枕木に摩耗が生じることがある。(例えば、下記特許文献1参照)
【0003】
フックボルト固定部の枕木が摩耗により欠損した場合、枕木自体の曲げ強度やふく進抵抗が損なわれる。そのため枕木の欠損部を補修する必要がある。
枕木の保守方法として、特許文献1及び特許文献2には、フックボルトを取り外し、枕木の欠損部を補修又は枕木を交換する技術が開示されている。
特許文献3には、枕木本体に固定された硬質部材のみを交換することで枕木を補修する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-230201号公報
特開平6-330501号公報
特開2021-179118号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載の方法では、座金を取り外す工程、枕木の下部からフックボルトを取りはずす工程を必要とする。フックボルトは重く、枕木を貫通しているため長尺(例えば、約30cm)であり、完全に取り外すには枕木の下に手を入れて長尺のフックボルトを下に抜き去らなければならない。
【0006】
また、橋枕木の保守は橋梁上での作業であり、フックボルトを取り外す際には枕木の下に潜り込んでの作業になることから、作業性の確保が困難なおそれがある。加えて、フックボルト取り外しの際、フックボルトを橋梁から落下させてしまうおそれがあった。
【0007】
枕木本体に固定された硬質部材のみを交換する特許文献3に記載の方法においては、固定部の形状に合わせて、現場で硬質部材の加工が必要であるため、作業性に劣る。
【0008】
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、簡便で作業性に優れた成型体の補修方法及び成型体構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
<1>本開示の一態様に係る成型体の補修方法は、成型体には、貫通孔が設けられ、貫通孔には留め具が挿入され、留め具には、固定具が嵌合され、成型体の補修方法は、貫通孔と留め具との間の第1間隙を第1の補修材で封止する工程1を有する。
【0010】
この発明によれば、貫通孔と留め具との間の第1間隙が補修材で封止されている。これにより、成型体に設けられた貫通孔の下方への補修材の流出を抑制することができる。よって、例えば、成型体と固定具との間の第2間隙に補修材を充填するときに、その補修材の流出が抑制される。これにより、留め具を取り外さずに成型体を補修することができる。そのため、成型体の補修作業を容易に行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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