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公開番号2024131433
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023041688
出願日2023-03-16
発明の名称水栓装置
出願人株式会社LIXIL
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類E03C 1/042 20060101AFI20240920BHJP(上水;下水)
要約【課題】簡易な構成によって、水栓本体に対してカバーを容易に位置決め固定できる水栓装置を提供する。
【解決手段】水栓装置1は、水栓本体10と、カバー40とを備えている。カバー40は、水栓本体に取り付けられて水栓全体を覆う。水栓本体10は、凹部(第1円筒部31)を有している。カバー40は、凸部(上側凸部51、下側凸部61)を有している。凸部は、凹部と対をなして凹部に差し込まれる。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
水栓本体と、
前記水栓本体に取り付けられて前記水栓本体を覆うカバーと、を備えており、
前記水栓本体及び前記カバーのうちの一方は凹部を有しており、
前記水栓本体及び前記カバーのうちの他方は、前記凹部と対をなして前記凹部に差し込まれる凸部を有している、水栓装置。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記水栓本体は、樹脂製の本体部と、前記本体部に着脱自在に取り付けられるとともに前記凹部及び前記凸部の一方が設けられたステーと、を有している、請求項1に記載の水栓装置。
【請求項3】
前記ステーは樹脂製である、請求項2に記載の水栓装置。
【請求項4】
前記カバーは樹脂製である、請求項1及び請求項2のいずれか一項に記載の水栓装置。
【請求項5】
前記凹部及び前記凸部の少なくとも一方には、前記凹部に前記凸部を差し込んだ状態において前記凹部及び前記凸部の他方に接触して潰れ変形するリブが設けられている、請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の水栓装置。
【請求項6】
前記リブは、前記凹部及び前記凸部のいずれか一方に設けられており、
前記リブが設けられた前記凹部及び前記凸部のいずれか一方は、前記凹部及び前記凸部の他方よりも軟質な材料で形成されている、請求項5に記載の水栓装置。
【請求項7】
前記本体部及び前記ステーの一方は第2凹部を有しており、
前記本体部及び前記ステーの他方は、前記第2凹部と対をなして前記第2凹部に差し込まれる第2凸部を有している、請求項2及び請求項3のいずれか一項に記載の水栓装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は水栓装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は従来の水栓装置としての水栓を開示している。この水栓は、水栓本体を水栓用カバーによって覆う構成である。水栓用カバーは、水栓本体を覆ったトップカバー及びバックカバーに対してサイドカバーを組み付けることによって、水栓本体に対しての位置決めがなされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-100511号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の場合、水栓用カバーは、構造が複雑であるとともに、カバーの部品点数も多くなってしまっていた。
【0005】
本開示は、簡易な構成によって、水栓本体に対してカバーを容易に位置決めできる水栓装置を提供することを解決すべき課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る水栓装置は、水栓本体と、前記水栓本体に取り付けられて前記水栓本体を覆うカバーと、を備えており、前記水栓本体及び前記カバーのうちの一方は凹部を有しており、前記水栓本体及び前記カバーのうちの他方は、前記凹部と対をなして前記凹部に差し込まれる凸部を有している。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態1に係る水栓装置を示す斜視図である。
実施形態1に係る水栓装置を示す平面図である。
実施形態1に係る水栓装置を斜め上後方から見た分解斜視図である。
実施形態1に係る水栓装置を示す部分断面図であり、図2のIV-IV線相当断面を示す。
実施形態1に係る水栓装置の構成を説明するための説明図である。
実施形態1に係るステーを示す平面図である。
実施形態1に係る水栓装置を示す断面図であり、図2のVII-VII線相当断面を示す。
実施形態1に係る水栓装置を示す断面図であり、図2のVIII-VIII線相当断面を示す。
【発明を実施するための形態】
【0008】
最初に本開示の実施形態を列記して説明する。下記の複数の実施形態を矛盾を生じない範囲で任意に組み合わせたものも発明を実施するための形態に含まれる。
[1]本開示に係る水栓装置は、水栓本体と、前記水栓本体に取り付けられて前記水栓本体を覆うカバーと、を備えており、前記水栓本体及び前記カバーのうちの一方は凹部を有しており、前記水栓本体及び前記カバーのうちの他方は、前記凹部と対をなして前記凹部に差し込まれる凸部を有している。
[2]上記[1]の水栓装置において、前記水栓本体は、樹脂製の本体部と、前記本体部に着脱自在に取り付けられるとともに前記凹部及び前記凸部の一方が設けられたステーと、を有している。
[3]上記[2]の水栓装置において、前記ステーは樹脂製である。
[4]上記[1]から[3]までのいずれかに記載の水栓装置において、前記カバーは樹脂製である。
[5]上記[1]から[4]までのいずれかに記載の水栓装置において、前記凹部及び前記凸部の少なくとも一方には、前記凹部に前記凸部を差し込んだ状態において前記凹部及び前記凸部の他方に接触して潰れ変形するリブが設けられている。
[6]上記[5]に記載の水栓装置において、前記リブは、前記凹部及び前記凸部のいずれか一方に設けられており、前記リブが設けられた前記凹部及び前記凸部のいずれか一方は、前記凹部及び前記凸部の他方よりも軟質な材料で形成されている。
[7]上記[2]及び[3]のいずれかに記載の水栓装置において、前記本体部及び前記ステーの一方は第2凹部を有しており、前記本体部及び前記ステーの他方は、前記第2凹部と対をなして前記第2凹部に差し込まれる第2凸部を有している。
【0009】
<実施形態1>
実施形態1に係る水栓装置1は壁取付型の湯水混合水栓である。水栓装置1は、例えば、浴室等の壁面に取り付けられる。図1及び図2に示すように、水栓装置1は、水栓本体10と、カバー40と、を備えている。これらに加え、本実施形態の水栓装置1は、吐止水操作部2と、温調操作部3と、一対の取付脚4と、シャワーエルボ5と、を備えている。
【0010】
以下の説明において、水栓装置1における各部の方向は、設置状態における方向を基準とする。水栓装置1における前後の方向は、水栓装置1が取り付けられる壁面の正面方向を前方、その反対方向を後方として定義する。水栓装置1における左右の方向及び上下の方向については、水栓装置1が取り付けられた壁面に正対した使用者から見た方向をそのまま左右方向及び上下方向とする。各図に示すX軸、Y軸、及びZ軸は、それぞれ前後方向、左右方向、及び上下方向を表す。X軸、Y軸、及びZ軸において、各軸の正方向はそれぞれ前方、左方、及び上方である。
(【0011】以降は省略されています)

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