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公開番号2024131399
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023041636
出願日2023-03-16
発明の名称磁気テープ貼付装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人明成国際特許事務所
主分類B65H 35/07 20060101AFI20240920BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】磁気テープ貼付装置において、磁気テープの貼付け位置の位置ずれを抑制する。
【解決手段】磁気テープ貼付装置であって、台車であって、作業者によって把持されて推進力を受ける把持部を有する車体と、車体に取り付けられた車輪と、を有する台車と、台車に搭載され、剥離紙とテープ本体とが分離可能に一体された磁気テープを巻回して構成された磁気テープロールを、車体に対して回転可能に支持するロール支持部と、推進力を受けることにより、剥離紙から分離されてロール支持部から送り出されるテープ本体を床面に押圧する押圧ローラ部と、把持部に取り付けられ、台車の進行方向におけるテープ本体の貼付け予定位置を示すレーザ光を照射するレーザ照射部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
磁気テープ貼付装置であって、
台車であって、
作業者によって把持されて推進力を受ける把持部を有する車体と、
前記車体に取り付けられた車輪と、
を有する台車と、
前記台車に搭載され、剥離紙とテープ本体とが分離可能に一体された磁気テープを巻回して構成された磁気テープロールを、前記車体に対して回転可能に支持するロール支持部と、
前記推進力を受けることにより、前記剥離紙から分離されて前記ロール支持部から送り出される前記テープ本体を床面に押圧する押圧ローラ部と、
前記把持部に取り付けられ、前記台車の進行方向における前記テープ本体の貼付け予定位置を示すレーザ光を照射するレーザ照射部と、
を備える、
磁気テープ貼付装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、磁気テープ貼付装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、床面に貼り付けられて、無人搬送車を所望の経路に沿って走行させる誘導帯として用いられる磁気テープが知られている。このような磁気テープの貼付け作業では、作業者は、しゃがみ込み姿勢で作業を行う必要があり、身体への負担が大きい。特許文献1には、台車を進行方向に走行させることにより、磁気テープを床面に貼り付けることができる磁気テープ貼付装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特願2021-156309公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の磁気テープ貼付装置では、磁気テープの貼り付け予定位置は、作業者の目測によって決定されるため、磁気テープの貼り付け位置の位置ずれが発生しやすいという問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
【0006】
本開示の一形態によれば、磁気テープ貼付装置が提供される。この磁気テープ貼付装置は、台車であって、作業者によって把持されて推進力を受ける把持部を有する車体と、前記車体に取り付けられた車輪と、を有する台車と、前記台車に搭載され、剥離紙とテープ本体とが分離可能に一体された磁気テープを巻回して構成された磁気テープロールを、前記車体に対して回転可能に支持するロール支持部と、前記推進力を受けることにより、前記剥離紙から分離されて前記ロール支持部から送り出される前記テープ本体を床面に押圧する押圧ローラ部と、前記把持部に取り付けられ、前記台車の進行方向における前記テープ本体の貼付け予定位置を示すレーザ光を照射するレーザ照射部と、を備える。
この形態の磁気テープ貼付装置によれば、把持部に取り付けられ、台車の進行方向におけるテープ本体の貼付け予定位置を示すレーザ光を照射するレーザ照射部を備えるので、作業者は、レーザ光を目印にして台車の進行方向を調整でき、テープ本体の貼り付け位置の位置ずれが発生することを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態の磁気テープ貼付装置の概略構成を示す説明図である。
本実施形態のロール支持部の概略構成を示す説明図である。
剥離紙巻取部により剥離紙が巻き取られる様子を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
A.実施形態:
図1は、本実施形態の磁気テープ貼付装置100の概略構成を示す説明図である。本実施形態の磁気テープ貼付装置100は、磁気テープMTを床面FLに貼り付けるための装置である。磁気テープMTは、床面FLに貼り付けられて無人搬送車を走行経路に沿って走行させる誘導帯として用いられる。磁気テープ貼付装置100は、台車10と、ロール支持部20と、回転伝達部30と、剥離紙巻取部40と、押圧ローラ部50と、カット部60と、レーザ照射部70とを備える。
【0009】
台車10は、車体11と、車輪とを有する。本実施形態では、台車10は、車輪として、前輪Wfと後輪Wrとを有する。前輪Wfと後輪Wrとは、車体11の床面FL側の端部に取り付けられている。車体11は、把持部12を有する。把持部12は、車体11において、直立姿勢の作業者の手元付近に位置するように設けられている。把持部12は、作業者によって把持されて推進力を受ける。台車10は、把持部12を介して作業者から受ける推進力によって進行方向に走行する。
【0010】
ロール支持部20は、台車10に搭載され、車体11に対して回転可能に磁気テープロールMTRを支持する。磁気テープロールMTRは、巻き芯Wcに磁気テープMTを巻き付けた円筒形状を有している。磁気テープMTは、片面に粘着面を有するテープ本体Tbと、当該テープ本体Tbから分離可能なように粘着面に貼付された剥離紙Rpと、から構成されている。なお、磁気テープMTは、剥離紙Rpが外周側となるように巻き芯Wcに巻き付けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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