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公開番号
2024131240
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023041376
出願日
2023-03-15
発明の名称
情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及びプロセス制御システム
出願人
横河電機株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G05B
19/042 20060101AFI20240920BHJP(制御;調整)
要約
【課題】制御演算処理の効率を向上させること。
【解決手段】実施形態の制御コントローラ30は、制御入出力メモリ31、制御演算メモリ32及び転送部33を有する。制御入出力メモリ31は、第1のグループに含まれる1つ以上の制御データ値と、第1のグループに含まれない複数の制御データ値と、を含む、プロトコルコンバータ20から取得された制御データ値を記憶する。制御演算メモリ32は、複数の制御データ値のそれぞれに対応する複数の制御演算データを記憶する。転送部33は、周期ごとに、制御入出力メモリ31に記憶された複数の制御データ値のうち、第1のグループに含まれる制御データ値とともに、第1のグループに含まれない制御データ値であって、前回の周期において更新されなかった制御データ値を、プロトコルコンバータ20から取得した制御データ値を基に更新する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1のグループに含まれる1つ以上の制御データ値と、前記第1のグループに含まれない複数の制御データ値と、を記憶する第1の記憶領域と、
周期ごとに、前記第1の記憶領域に記憶された制御データ値のうち、前記第1のグループに含まれる制御データ値とともに、前記第1の記憶領域に記憶された制御データ値のうち、前記第1のグループに含まれない制御データ値であって、前回の周期において更新されなかった制御データ値を、プロトコルコンバータから取得した制御データ値を基に更新する更新部と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記第1の記憶領域に記憶された制御データ値のそれぞれに対応する制御演算データを記憶する第2の記憶領域をさらに有し、
前記更新部は、周期ごとに、前記第2の記憶領域に記憶された制御演算データのうち、前記第1のグループの制御データ値に対応する制御演算データとともに、前記第2の記憶領域に記憶された制御演算データのうち、前記第1のグループに含まれない制御データ値に対応する制御演算データであって、前回の周期において更新されなかった制御演算データを更新する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記更新部は、周期ごとに、前記第2の記憶領域に記憶された制御演算データのうち、更新した制御演算データの形式を変換する演算を行うことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記更新部は、周期ごとに、前記第1の記憶領域に記憶された制御データ値のうち、前記第1のグループに含まれない制御データ値であって、更新した制御データ値を識別する情報を第3の記憶領域に格納し、前記第1の記憶領域に記憶された制御データ値のうち、前記第1のグループの制御データ値とともに、前記第3の記憶領域に記憶された情報を基に識別される制御データ値の次の順番が指定された制御データ値を更新することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記更新部は、周期ごとに、前記第2の記憶領域に記憶された制御演算データのうち、前記第1のグループに含まれない制御データ値に対応する制御演算データであって、更新した制御演算データ値を識別する情報を第3の記憶領域に格納し、前記第2の記憶領域に記憶された制御演算データのうち、前記第1のグループの制御データ値に対応する制御演算データとともに、前記第3の記憶領域に記憶された情報を基に識別される制御演算データの次の順番が指定された制御演算データを更新することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
第1のグループに含まれる1つ以上の制御データ値と、前記第1のグループに含まれない複数の制御データ値と、を記憶する第1の記憶領域を有するコンピュータが、
周期ごとに、前記第1の記憶領域に記憶された制御データ値のうち、前記第1のグループに含まれる制御データ値とともに、前記第1の記憶領域に記憶された制御データ値のうち、前記第1のグループに含まれない制御データ値であって、前回の周期において更新されなかった制御データ値を、プロトコルコンバータから取得した制御データ値を基に更新する処理を実行することを特徴とする情報処理方法。
【請求項7】
第1のグループに含まれる1つ以上の制御データ値と、前記第1のグループに含まれない複数の制御データ値と、を記憶する第1の記憶領域を有するコンピュータに、
周期ごとに、前記第1の記憶領域に記憶された制御データ値のうち、前記第1のグループに含まれる制御データ値とともに、前記第1の記憶領域に記憶された制御データ値のうち、前記第1のグループに含まれない制御データ値であって、前回の周期において更新されなかった制御データ値を、プロトコルコンバータから取得した制御データ値を基に更新する処理を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
【請求項8】
プロトコルコンバータと、プラントに備えられ、前記プロトコルコンバータと接続された複数のフィールド機器と、前記プロトコルコンバータと接続された制御コントローラと、を有するプロセス制御システムであって、
前記プロトコルコンバータは、
周期ごとに、前記複数のフィールド機器によって更新される複数のプロセス値を基に制御データ値を更新し、
前記制御コントローラは、
第1のグループに含まれる1つ以上の制御データ値と、前記第1のグループに含まれない複数の制御データ値と、を記憶する第1の記憶領域と、
周期ごとに、前記第1の記憶領域に記憶された制御データ値のうち、前記第1のグループに含まれる制御データ値とともに、前記第1の記憶領域に記憶された制御データ値のうち、前記第1のグループに含まれない制御データ値であって、前回の周期において更新されなかった制御データ値を、プロトコルコンバータから取得した制御データ値を基に更新する更新部と、
を有することを特徴とするプロセス制御システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及びプロセス制御システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
プラントに備えられたフィールド機器から収集したセンサ値等のプロセスデータを基に、プラントの監視及び管理等を行うプロセス制御システムが知られている。例えば、フィールド機器は、温度センサ、気圧センサ、ガス濃度センサ、バルブの開度を検知する機器、スイッチの状態(オン又はオフ)を検知する機器等である。
【0003】
また、フィールド機器から出力されたプロセスデータは、プロセス値としてプロトコルコンバータに記憶される。フィールド機器は、データを出力することで、プロトコルコンバータに記憶されたプロセス値を更新する。
【0004】
また、プロトコルコンバータは、プロセス値を変換して得られた制御データ値を記憶領域に格納する。このようなプロトコルコンバータによる処理を、データ交換処理と呼ぶ。
【0005】
さらに、制御コントローラは、プロトコルコンバータによるデータ交換処理によって得られたデータを制御演算データとして取得し、取得した制御演算データを用いた制御演算を行い、プラントの監視及び管理等に必要な情報を得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-26717号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、従来の制御コントローラには、制御演算処理を効率良く行えない場合があるという問題がある。
【0008】
近年、産業用イーサネット(登録商標)の普及に伴い、フィールド機器によるプロセス値の更新周期の短縮化(更新処理の高速化)が進んでいる。また、多種多様なデータの収集のために様々なフィールド機器がプロセス制御システムに接続されるようになり、プロセス値の更新周期が互いに大きく異なるフィールド機器が同一のフィールドネットワーク上に接続されるケースが増加している。なお、フィールドネットワークは、フィールド機器とプロトコルコンバータを含む通信ネットワークである。
【0009】
プロトコルコンバータに接続されるフィールド機器の数が増加するほど、プロトコルコンバータによるデータ交換処理の対象のプロセス値の数は増加する。また、プロトコルコンバータによるデータ交換処理のパフォーマンスは、対象のプロセス値の数が増加するほど低下する。さらに、プロトコルコンバータのパフォーマンスが低下すると、データ交換処理に遅延が発生しやすくなる。
【0010】
従来のプロトコルコンバータでは、プロセス値の更新周期が短いフィールド機器から取得したプロセス値を基にしたデータ交換処理のパフォーマンスを維持するためには、フィールド機器の接続台数を制限する必要がある。
(【0011】以降は省略されています)
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