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公開番号2024131189
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023041298
出願日2023-03-15
発明の名称ストレージ制御プログラム,ストレージ制御装置及びストレージ制御方法
出願人富士通株式会社
代理人弁理士法人真田特許事務所,個人
主分類G06F 3/06 20060101AFI20240920BHJP(計算;計数)
要約【課題】ストレージの利用効率を向上させる。
【解決手段】書き込み処理に係るデータブロックについて、複数種類のストレージ装置に格納した場合の複数種類のストレージ装置それぞれにおける所定期間のデータ増加量(4)~(7)に基づき、圧縮除去率(8)及び重複排除率(9)を算出し、算出した圧縮除去率(8)及び重複排除率(9)に基づき、複数種類のストレージ装置からデータブロックの格納先を選択して、格納先のストレージ装置にデータブロックを書き込む。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
複数種類のストレージ装置にデータを格納するコンピュータに、
書き込み処理に係るデータブロックについて、前記複数種類のストレージ装置に格納した場合の前記複数種類のストレージ装置それぞれにおける所定期間のデータ増加量に基づき、圧縮除去率及び重複排除率を算出し、
算出した前記圧縮除去率及び前記重複排除率に基づき、前記複数種類のストレージ装置から前記データブロックの格納先を選択して、前記格納先のストレージ装置に前記データブロックを書き込む、
処理を実行させる、ストレージ制御プログラム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記複数種類のストレージ装置のうち圧縮除去機能及び重複排除機能を有しないストレージ装置における前記データ増加量と、前記複数種類のストレージ装置のうち圧縮除去機能を有し重複排除機能を有しないストレージ装置における前記データ増加量とに基づき、前記圧縮除去率を算出する、
処理を前記コンピュータに実行させる、請求項1に記載の制御プログラム。
【請求項3】
前記複数種類のストレージ装置のうち圧縮除去機能及び重複排除機能を有しないストレージ装置における前記データ増加量と、前記複数種類のストレージ装置のうち圧縮除去機能を有さず重複排除機能を有するストレージ装置における前記データ増加量とに基づき、前記重複排除率を算出する、
処理を前記コンピュータに実行させる、請求項1又は2に記載の制御プログラム。
【請求項4】
前記圧縮除去率が閾値未満であり、且つ、前記重複排除率が閾値未満である場合に、前記複数種類のストレージ装置のうち圧縮除去機能及び重複排除機能を有しないストレージ装置に前記データブロックを書き込む、
処理を前記コンピュータに実行させる、請求項1又は2に記載の制御プログラム。
【請求項5】
前記圧縮除去率が閾値以上であり、且つ、前記重複排除率が閾値未満である場合に、前記複数種類のストレージ装置のうち圧縮除去機能を有し重複排除機能を有しないストレージ装置に前記データブロックを書き込む、
処理を前記コンピュータに実行させる、請求項1又は2に記載の制御プログラム。
【請求項6】
前記圧縮除去率が閾値未満であり、且つ、前記重複排除率が閾値以上である場合に、前記複数種類のストレージ装置のうち圧縮除去機能を有さず重複排除機能を有するストレージ装置に前記データブロックを書き込む、
処理を前記コンピュータに実行させる、請求項1又は2に記載の制御プログラム。
【請求項7】
前記圧縮除去率が閾値以上であり、且つ、前記重複排除率が閾値以上である場合に、前記複数種類のストレージ装置のうち圧縮除去機能及び重複排除機能を有するストレージ装置に前記データブロックを書き込む、
処理を前記コンピュータに実行させる、請求項1又は2に記載の制御プログラム。
【請求項8】
複数種類のストレージ装置にデータを格納するストレージ制御装置であって、
書き込み処理に係るデータブロックについて、前記複数種類のストレージ装置に格納した場合の前記複数種類のストレージ装置それぞれにおける所定期間のデータ増加量に基づき、圧縮除去率及び重複排除率を算出する算出部と、
算出した前記圧縮除去率及び前記重複排除率に基づき、前記複数種類のストレージ装置から前記データブロックの格納先を選択して、前記格納先のストレージ装置に前記データブロックを書き込む書き込み処理部と、
を備える、ストレージ制御装置。
【請求項9】
複数種類のストレージ装置にデータを格納するコンピュータが、
書き込み処理に係るデータブロックについて、前記複数種類のストレージ装置に格納した場合の前記複数種類のストレージ装置それぞれにおける所定期間のデータ増加量に基づき、圧縮除去率及び重複排除率を算出し、
算出した前記圧縮除去率及び前記重複排除率に基づき、前記複数種類のストレージ装置から前記データブロックの格納先を選択して、前記格納先のストレージ装置に前記データブロックを書き込む、
処理を実行する、ストレージ制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ストレージ制御プログラム,ストレージ制御装置及びストレージ制御方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
複数のストレージを仮想的に統合して1つの大きなストレージプールを構成する「ストレージ仮想化」という技術がある。
【0003】
ストレージ仮想化では、利用頻度の高いデータを高速なストレージへ、利用頻度の低いデータを安価で低速なストレージに保存することで、ストレージ利用効率を最適化する「自動階層化」という技術が用いられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2012/117658号
特開2019-79448号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ストレージ装置にはアクセス速度以外にも様々な特性があり、それぞれ最適な用途が異なる。ストレージ仮想化では、それらの特性を使い分けられず、データ特性に合わせてデータを自動的に最適配置することができないおそれがある。
【0006】
1つの側面では、ストレージの利用効率を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
1つの側面では、ストレージ制御プログラムは、複数種類のストレージ装置にデータを格納するコンピュータに、書き込み処理に係るデータブロックについて、前記複数種類のストレージ装置に格納した場合の前記複数種類のストレージ装置それぞれにおける所定期間のデータ増加量に基づき、圧縮除去率及び重複排除率を算出し、算出した前記圧縮除去率及び前記重複排除率に基づき、前記複数種類のストレージ装置から前記データブロックの格納先を選択して、前記格納先のストレージ装置に前記データブロックを書き込む、処理を実行させる。
【発明の効果】
【0008】
1つの側面では、ストレージの利用効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態におけるストレージシステムの構成例を模式的に示すブロック図である。
図1に示したサーバにおけるソフトウェア構成例を模式的に示すブロック図である。
実施形態におけるフォルダ情報テーブルを例示する図である。
実施形態における圧縮・重複排除の閾値テーブルを例示する図である。
実施形態におけるデータ書き込み処理を説明するフローチャートである。
実施形態における測定処理を説明するフローチャートである。
実施形態におけるデータ読み出し処理を説明するフローチャートである。
変形例におけるストレージシステムの構成例を模式的に示すブロック図である。
変形例におけるフォルダ情報テーブルを例示する図である。
変形例におけるアクセス頻度の閾値テーブルを例示する図である。
変形例におけるデータ書き込み処理を説明するフローチャートである。
実施形態及び変形例におけるサーバのハードウェア構成例を模式的に示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
〔A〕実施形態
以下、図面を参照して一実施の形態を説明する。ただし、以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、実施形態で明示しない種々の変形例や技術の適用を排除する意図はない。すなわち、本実施形態を、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、各図は、図中に示す構成要素のみを備えるという趣旨ではなく、他の機能等を含むことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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