TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024131179
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023041281
出願日2023-03-15
発明の名称ステータ及び回転機
出願人株式会社明電舎
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02K 3/46 20060101AFI20240920BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】ステータの冷却構造を改善することである。
【解決手段】軸方向両端にコイルエンドを有し、軸方向に延びるステータコイルと、前記ステータコイルの軸方向一方側を収容する第1スロットを有する第1ステータコアと、前記第1ステータコアの軸方向他方側に該第1ステータコアと離間して配置され、前記ステータコイルの軸方向他方側を収容する第2スロットを有する第2ステータコアと、前記第1スロットに収容される前記ステータコイルと前記第1ステータコアとの間に介在する第1枠部材と、前記第2スロットに収容される前記ステータコイルと前記第2ステータコアとの間に介在する第2枠部材とを備える。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
軸方向両端にコイルエンドを有し、軸方向に延びるステータコイルと、
前記ステータコイルの軸方向一方側を収容する第1スロットを有する第1ステータコアと、
前記第1ステータコアの軸方向他方側に該第1ステータコアと離間して配置され、前記ステータコイルの軸方向他方側を収容する第2スロットを有する第2ステータコアと、
前記第1スロットに収容される前記ステータコイルと前記第1ステータコアとの間に介在する第1枠部材と、
前記第2スロットに収容される前記ステータコイルと前記第2ステータコアとの間に介在する第2枠部材と、
を備えることを特徴とするステータ。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記第1枠部材は、少なくとも前記第1スロットに収容される前記ステータコイルの外周面と、該外周面と対向する該第1スロットの面との間の隙間を埋める部材である、
ことを特徴とする請求項1に記載のステータ。
【請求項3】
前記第1ステータコアと前記第2ステータコアとの間に、前記ステータコイルを収容する中間スロットを有する1つ以上の中間ステータコアと、
前記中間スロットに収容される前記ステータコイルと前記中間ステータコアとの間に介在する中間枠部材と、
を更に備え、
前記第1ステータコア、前記第2ステータコア及び前記中間ステータコアの各ステータコア同士は互いに離間して配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載のステータ。
【請求項4】
前記第1枠部材は、前記ステータコイルの径方向内側で、軸方向他方側に突出する第1凸部を有し、
前記第2枠部材は、前記ステータコイルの径方向内側で、軸方向一方側に突出する第2凸部を有し、
前記第1凸部の軸方向他方側の端面は、前記第2凸部の軸方向一方側の端面と軸方向で対向する、
ことを特徴とする請求項1に記載のステータ。
【請求項5】
ロータと、前記ロータとギャップを介して対向する請求項1に記載の前記ステータとを有する、
ことを特徴とする回転機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ステータ及び回転機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、回転機の冷却においては、冷媒としてのオイルをステータコイルのコイルエンドに直接かける方式が知られている。しかしながら、この方式では、ステータコイルのうちコイルエンド以外の部分、特にステータコアのスロット内の軸方向中央付近でコイル温度が上がりやすいという問題があった。
【0003】
これに対し、特許文献1に記載の発明では、ステータコアを軸方向で分割し、分割した2つのステータコアの間に冷媒分配プレートを挟む構成を開示している。冷媒分配プレートは、径方向外側から冷媒を流し込む流路を有し、ステータコイルのコイルエンド以外の部分も冷却しようとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-161754号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1では、スロットとスロット内のステータコイルとの間に、冷媒が流れる流路を設けている分、磁気抵抗が大きくなり、この分の磁気抵抗を下げようとするとステータが大型化してしまう。また、特許文献1では、スロットとスロット内のステータコイルとの間に空間があるため、ステータコイルが動きやすいという問題があった。また、特許文献1では、冷媒分配プレートの流路は非常に小さく、例えば製造時のワニスなどにより目詰まりし、冷媒の供給が十分にできないおそれもあった。したがって、従来、ステータの冷却構造に改善の余地があった。
【0006】
本発明は、ステータの冷却構造を改善することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係るステータは、軸方向両端にコイルエンドを有し、軸方向に延びるステータコイルと、前記ステータコイルの軸方向一方側を収容する第1スロットを有する第1ステータコアと、前記第1ステータコアの軸方向他方側に該第1ステータコアと離間して配置され、前記ステータコイルの軸方向他方側を収容する第2スロットを有する第2ステータコアと、前記第1スロットに収容される前記ステータコイルと前記第1ステータコアとの間に介在する第1枠部材と、前記第2スロットに収容される前記ステータコイルと前記第2ステータコアとの間に介在する第2枠部材と、を備える。
【0008】
上記の一態様のステータにおいて、前記第1枠部材は、少なくとも前記第1スロットに収容される前記ステータコイルの外周面と、該外周面と対向する該第1スロットの面との間の隙間を埋める部材である。
【0009】
上記の一態様のステータにおいて、前記第1ステータコアと前記第2ステータコアとの間に、前記ステータコイルを収容する中間スロットを有する1つ以上の中間ステータコアと、前記中間スロットに収容される前記ステータコイルと前記中間ステータコアとの間に介在する中間枠部材と、を更に備え、前記第1ステータコア、前記第2ステータコア及び前記中間ステータコアの各ステータコア同士は互いに離間して配置される。
【0010】
上記の一態様のステータにおいて、前記第1枠部材は、前記ステータコイルの径方向内側で、軸方向他方側に突出する第1凸部を有し、前記第2枠部材は、前記ステータコイルの径方向内側で、軸方向一方側に突出する第2凸部を有し、前記第1凸部の軸方向他方側の端面は、前記第2凸部の軸方向一方側の端面と軸方向で対向する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社明電舎
電池充放電装置
12日前
株式会社明電舎
電子機器の冷却構造
19日前
株式会社明電舎
自律走行ロボットおよび走行経路生成方法
6日前
個人
可変磁力式同期機
14日前
株式会社東光高岳
充電器
6日前
株式会社アイシン
回転電機
12日前
株式会社村田製作所
電源装置
6日前
帝国繊維株式会社
作業用車両
8日前
株式会社SUBARU
充電装置
8日前
日置電機株式会社
電流制限回路
6日前
サンデン株式会社
モータ制御装置
6日前
株式会社正興電機製作所
充電表示器
14日前
本田技研工業株式会社
回転電機
7日前
株式会社サタケ
電動機の端子箱
6日前
株式会社ダイヘン
充電システム
今日
株式会社豊田自動織機
駆動装置
6日前
日動電工株式会社
鳥害防止器具
14日前
オムロン株式会社
電力変換装置
19日前
株式会社アイシン
巻線界磁型回転電機
8日前
株式会社デンソー
電気機器
12日前
ミネベアミツミ株式会社
電子機器
12日前
個人
屏風型プラスチックダンボール太陽光発電器
7日前
株式会社プロテリアル
リニアモータ
6日前
矢崎総業株式会社
グロメット
7日前
ヨツギ株式会社
固定具
8日前
株式会社B&GLOBAL
ポータブル電源
6日前
ニチコン株式会社
電源装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
駆動ユニット
7日前
矢崎総業株式会社
電線冷却装置
12日前
株式会社荏原製作所
浸水防止盤
6日前
矢崎総業株式会社
電線固定構造
12日前
矢崎総業株式会社
分岐クランプ
今日
矢崎総業株式会社
電線保護部材
今日
トヨタ自動車株式会社
冷却装置
13日前
株式会社デンソー
フィルタ装置
12日前
住友重機械工業株式会社
アクチュエータ
12日前
続きを見る