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公開番号
2024154825
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023068929
出願日
2023-04-20
発明の名称
浸水防止盤
出願人
株式会社荏原製作所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02B
1/28 20060101AFI20241024BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】コストの増加を抑えることができ、かつ、設置スペースの増加を抑えることができる浸水防止盤を提供すること。
【解決手段】浸水防止盤1は、電気機器3と、電気機器3を収容する筐体2と、を備え、筐体2の下部構造11は、外部から筐体2内への液体の浸入を防止する浸入防止部を有し、筐体2の上部構造12は、開口部27と、開口部27を開閉可能に閉塞する扉部26と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
電気機器と、
前記電気機器を収容する筐体と、
を備え、
前記筐体の下部構造は、外部から前記筐体内への液体の浸入を防止する浸入防止部を有し、
前記筐体の上部構造は、開口部と、前記開口部を開閉可能に閉塞する扉部と、を有する、
浸水防止盤。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記電気機器は、前記上部構造に収容される上部機器と、前記下部構造に収容される下部機器と、を有し、
前記浸水防止盤は、前記下部機器を上方に移動させる第1移動機構、をさらに備える、
請求項1に記載の浸水防止盤。
【請求項3】
前記第1移動機構は、前記筐体の内面に取り付けられ、上下方向に延びるレールを有する、
請求項2に記載の浸水防止盤。
【請求項4】
前記第1移動機構は、
長手方向に伸縮可能なアーム部と、
前記アーム部の一端に設けられ、前記下部機器が回動可能に取り付けられる取付部と、
前記筐体の内面に取り付けられ、前記アーム部の他端を回動可能に支持する回動支持部と、
を有する、
請求項2に記載の浸水防止盤。
【請求項5】
前記第1移動機構は、
前記筐体の頂面部に固定される一対の上部滑車と、
前記筐体の底面部に固定される一対の下部滑車と、
前記一対の上部滑車と前記一対の下部滑車との間に掛け回され、前記下部機器が固定される一対のワイヤと、
を有する、
請求項2に記載の浸水防止盤。
【請求項6】
前記上部機器を前記開口部に向けて移動させる第2移動機構、をさらに備える、
請求項2から5のいずれか一項に記載の浸水防止盤。
【請求項7】
前記筐体には、一端が前記筐体の外部に開口し、他端が前記下部構造の内部と連通する断熱ダクトが設けられている、
請求項1に記載の浸水防止盤。
【請求項8】
前記筐体の外面に取り付けられ、上下方向に延びる外部レールと、
前記外部レールに、上下方向に移動可能に取り付けられる操作部と、
をさらに備え、
前記操作部には、浮力体が設けられている、
請求項1に記載の浸水防止盤。
【請求項9】
前記電気機器の複数の内部配線と、外部機器の複数の外部配線とを接続する端子台、をさらに備え、
前記端子台には、前記複数の外部配線を連結する連結部が設けられている、
請求項1に記載の浸水防止盤。
【請求項10】
前記筐体を支持する支持構造、をさらに備え、
前記支持構造は、
基礎上に設置されるチャンネルベースと、
前記チャンネルベースと前記筐体との間に設けられるアダプタと、
を有し、
前記アダプタは、前記チャンネルベースに固定されるとともに、前記筐体と溶接により接合されている、
請求項1に記載の浸水防止盤。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、浸水防止盤に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、電気機器と、電気機器を内部に収容した筐体と、を有する盤が知られている。電気機器のメンテナンスのために、筐体には扉部が設けられている。洪水や内水氾濫などが発生して盤の設置場所が浸水すると、扉部から筐体内に水が浸入し、電気機器が故障する可能性がある。特許文献1では、箱型の浸水防止装置に筐体を収容することで、盤を浸水から保護する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-251116号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
盤の浸水を避けるために、盤を設置する建屋に、水の浸入を防止するための壁や止水板を設置することや、建屋の開口部を浸水が想定される位置よりも高い位置に配置することが考えられる。しかしながら、この場合、建屋の改修のための費用が高額となる。また、建屋や屋外において、盤を浸水が想定される位置よりも高い位置に設置することも考えられる。しかしながら、この場合、盤の設置場所が限られる。盤の設置場所が限定されることで、盤を操作対象設備の近くに設置できない場合には、対象機器の状況を把握しながら盤を操作することが困難となる可能性がある。さらに、扉部にパッキンを設けることで、扉部から筐体内への水の浸入を防止することも考えられる。しかしながら、この場合、製造コストが増加する。また、パッキンは経年劣化するため定期的な交換が必要であり、維持管理費も増加する。また、水密性圧力を保持するために筐体の強度を増すために、壁の厚さが厚くなり、盤のサイズ及び重量が増加する。
【0005】
また、特許文献1の構造では、筐体の内部に収容した電気機器のメンテナンスの際には、扉部を開くために浸水防止装置を取り外す必要がある。したがって、維持管理が煩雑になり、また維持管理費も増加する。扉部を開くためのスペースを考慮して浸水防止装置を設けることも考えられるが、この場合、盤の設置スペースが増加する。
【0006】
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、コストの増加を抑えることができ、かつ、設置スペースの増加を抑えることができる浸水防止盤を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1):本発明の一態様に係る浸水防止盤は、電気機器と、前記電気機器を収容する筐体と、を備え、前記筐体の下部構造は、外部から前記筐体内への液体の浸入を防止する浸入防止部を有し、前記筐体の上部構造は、開口部と、前記開口部を開閉可能に閉塞する扉部と、を有する。
【0008】
(2):(1)に係る浸水防止盤において、前記電気機器は、前記上部構造に収容される上部機器と、前記下部構造に収容される下部機器と、を有し、前記浸水防止盤は、前記下部機器を上方に移動させる第1移動機構、をさらに備えていてもよい。
【0009】
(3):(2)に係る浸水防止盤において、前記第1移動機構は、前記筐体の内面に取り付けられ、上下方向に延びるレールを有していてもよい。
【0010】
(4):(2)に係る浸水防止盤において、前記第1移動機構は、長手方向に伸縮可能なアーム部と、前記アーム部の一端に設けられ、前記下部機器が回動可能に取り付けられる取付部と、前記筐体の内面に取り付けられ、前記アーム部の他端を回動可能に支持する回動支持部と、を有していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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