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公開番号2024152378
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023066533
出願日2023-04-14
発明の名称アクチュエータ
出願人住友重機械工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H02K 7/00 20060101AFI20241018BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】互いに連結される軸の小外径化を図りつつ、中空部の大内径化を図ることができるアクチュエータを提供する。
【解決手段】軸方向に貫通する中空部56A、56Bを備えるアクチュエータであって、中空部56A、56Bを取り囲む第1軸70A、70Bと、中空部56A、56Bを取り囲み第1軸70A、70Bと一体回転可能に連結される第2軸72A、72Bと、を備え、第1軸70A、70B及び第2軸72A、72Bは、第2軸72A、72Bの内周に第1軸70A、70Bが嵌合する嵌合部74A、74Bを備え、嵌合部74A、74Bにおいて連結される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
軸方向に貫通する中空部を備えるアクチュエータであって、
前記中空部を取り囲む第1軸と、
前記中空部を取り囲み前記第1軸と一体回転可能に連結される第2軸と、を備え、
前記第1軸及び前記第2軸は、前記第2軸の内周に前記第1軸が嵌合する嵌合部を備え、前記嵌合部において連結されるアクチュエータ。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
ハウジングと、
前記ハウジング内において前記第2軸から径方向外側に離れて位置する外側部材と、
前記第1軸及び前記第2軸を径方向に締結する締結部材と、を備え、
前記締結部材は、前記外側部材と径方向に重なる位置に配置される請求項1に記載のアクチュエータ。
【請求項3】
前記第2軸は、その内周部に設けられる内段部を備え、
前記第2軸は、前記第1軸の軸方向端面に前記内段部が当接することによって、前記第1軸に対して軸方向に位置決めされる請求項1に記載のアクチュエータ。
【請求項4】
前記第1軸は、減速機の入力軸であり、
前記第2軸は、モータ軸であり、
前記入力軸及び前記モータ軸は、モータコイルにおける反負荷側コイルエンド部と径方向に重なる位置において連結される請求項1に記載のアクチュエータ。
【請求項5】
前記第2軸が軸方向に貫通するドライバユニットを備え、
前記第1軸及び前記第2軸は、前記ドライバユニットに形成された切欠部を通してアクセス可能な位置において連結される請求項1に記載のアクチュエータ。
【請求項6】
前記第2軸が軸方向に貫通するドライバユニットと、
前記ドライバユニットよりも反負荷側において前記第2軸を支持する軸受と、を備える請求項1に記載のアクチュエータ。
【請求項7】
前記ドライバユニットに設けられる検出部と、前記検出部と対向する位置に設けられる被検出部とを有する回転検出器を備え、
前記第1軸は、減速機の出力部材に連結されるセンターパイプであり、
前記第2軸は、前記被検出部が取り付けられる取付軸である請求項5または6に記載のアクチュエータ。
【請求項8】
モータコイルから引き出される配線と、
前記配線の前記モータコイル側の基端部を被覆し、前記モータコイルからの前記配線の引出方向を固定する第1モールド部材と、を備える請求項1に記載のアクチュエータ。
【請求項9】
モータコイルから引き出される配線と、
ハウジングに設けられる配線溝と、
前記配線溝内に前記配線を固定する第2モールド部材と、を備える請求項1に記載のアクチュエータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、アクチュエータに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、モータと減速機とを備えるアクチュエータを開示する。このアクチュエータでは、モータ軸と減速機の入力軸とが一体回転可能に設けられ、それらを貫通する中空部が設けられている。このアクチュエータでは、モータ軸と入力軸とが一体成形されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-317009号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のモータ軸と入力軸とが別体となる場合、通常、フランジ接続によりモータ軸と入力軸とが連結される。このようにフランジ接続により複数軸を連結してしまうと、複数軸の小外径化を図りつつ、それらが取り囲む中空部の大内径化を図ることが難しくなる。これは、モータ軸と入力軸を連結しようとする場合に限った問題ではなく、アクチュエータに用いられ中空部を取り囲む第1軸と第2軸を連結する場合に共通する問題である。
【0005】
そこで、本開示の目的は、互いに連結される軸の小外径化を図りつつ、中空部の大内径化を図ることができるアクチュエータを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のある態様のアクチュエータは、軸方向に貫通する中空部を備えるアクチュエータであって、前記中空部を取り囲む第1軸と、前記中空部を取り囲み前記第1軸と一体回転可能に連結される第2軸と、を備え、前記第1軸及び前記第2軸は、前記第2軸の内周に前記第1軸が嵌合する嵌合部を備え、前記嵌合部において連結されるアクチュエータ。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、互いに連結される軸の小外径化を図りつつ、中空部の大内径化を図ることができるアクチュエータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態のアクチュエータを示す部分断面側面図である。
図1のモータ軸周りの拡大図である。
図1の取付軸周りの拡大図である。
第2実施形態の第1モールド部材を示す側面断面図である。
第3実施形態の第2モールド部材を示す側面断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示のアクチュエータを実施するための実施形態を説明する。同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。各図面では、説明の便宜のため、適宜、構成要素を省略、拡大、縮小する。図面は符号の向きに合わせて見るものとする。
【0010】
(第1実施形態)第1実施形態のアクチュエータを説明する。図1を参照する。アクチュエータ10は、例えば、多関節ロボット等の各種ロボット(産業用ロボット、サービスロボット等)の他、各種産業機械(工作機械、建設機械等)、輸送機器(コンベア、車両等)等の各種機械に用いられる。
(【0011】以降は省略されています)

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