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公開番号
2024128697
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-24
出願番号
2023037834
出願日
2023-03-10
発明の名称
充電制御装置、充電制御方法、および充電制御プログラム
出願人
株式会社KRI
,
大阪瓦斯株式会社
代理人
弁理士法人R&C
主分類
H02J
7/04 20060101AFI20240913BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】充電時における電池性能の劣化を、容易に抑制することを目的とする。
【解決手段】電源3から電力を供給して行われる二次電池1に対する充電を制御する充電制御装置であって、電源3から供給する電力を制御する制御部18と、二次電池1の内部抵抗5を求める抵抗取得部17とを備え、電源3は、充電電流6を変更して二次電池1に電力を供給することができ、制御部18は、充電電流6と内部抵抗5との積が、あらかじめ定められた閾値8以下となるように電源3の抑制制御を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電源から電力を供給して行われる二次電池に対する充電を制御する充電制御装置であって、
前記電源から供給する前記電力を制御する制御部と、
前記二次電池の内部抵抗を求める抵抗取得部とを備え、
前記電源は、充電電流を変更して前記二次電池に前記電力を供給することができ、
前記制御部は、前記充電電流と前記内部抵抗との積が、あらかじめ定められた閾値以下となるように前記電源の抑制制御を行う充電制御装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記閾値は、前記二次電池の充電時における許容可能な過電圧が考慮されて設定される請求項1に記載の充電制御装置。
【請求項3】
実験的に前記充電電流と前記内部抵抗との積を変化させて充放電を繰り返し、前記充放電を行う度に充電効率または満充電容量の低下率を測定し、前記充電効率または前記満充電容量の前記低下率が所定値より小さくなった際の前記充電電流と前記内部抵抗との積が前記閾値として定められる請求項2に記載の充電制御装置。
【請求項4】
充電中の前記二次電池の温度を制御する温度制御部をさらに備え、
前記制御部は、前記抑制制御において、前記充電電流と前記内部抵抗との積が前記閾値以下となるように、前記温度制御部により前記二次電池の前記温度を制御して前記内部抵抗を制御する請求項1に記載の充電制御装置。
【請求項5】
前記二次電池の初期満充電容量を記憶する記憶部と、
前記初期満充電容量から前記二次電池の容量維持率を求める容量維持率取得部とをさらに備え、
前記制御部は、前記閾値と前記容量維持率との積以下となるように前記抑制制御を行う請求項1に記載の充電制御装置。
【請求項6】
充電中の充電電圧を測定する電圧測定部をさらに備え、
前記制御部は、前記充電電圧が所定の上限電圧以上である際に前記抑制制御を行う請求項1から5のいずれか一項に記載の充電制御装置。
【請求項7】
充電中の充電電圧を測定する電圧測定部をさらに備え、
複数の充電電圧帯毎に異なる前記閾値が設定され、
前記制御部は、前記充電電圧帯毎に対応する前記閾値を用いて前記抑制制御を行う請求項1から5のいずれか一項に記載の充電制御装置。
【請求項8】
電源から電力を供給して行われる二次電池に対する充電を制御する充電制御方法であって、
前記二次電池の内部抵抗を求める工程と、
前記電力の充電電流と前記内部抵抗との積が、あらかじめ定められた閾値以下となるように前記電源の抑制制御を行う工程とを備える充電制御方法。
【請求項9】
電源から電力を供給して行われる二次電池に対する充電を制御する充電制御プログラムであって、
前記二次電池の内部抵抗を求める機能と、
前記電力の充電電流と前記内部抵抗との積が、あらかじめ定められた閾値以下となるように前記電源の抑制制御を行う機能とをコンピュータに実行させる充電制御プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、二次電池の充電を制御する充電制御装置、充電制御方法、および充電制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
二次電池は、充電の際に様々な要因によって性能が劣化する場合がある。そのため、種々の方法で充電制御が行われている。例えば、リチウムイオン電池では低温充電時において負極からリチウム(Li)が析出し電池性能が低下する場合がある。このような現象を抑制するために、特許文献1に開示された発明では、負極の電位を求め、電位がリチウム基準電位まで低下しないように入力許可電力を調整する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2010/5079号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、負極の電位を精度良く求めることは容易ではなく、電池性能の劣化を抑制することは容易ではない。
【0005】
本発明は、充電時における電池性能の劣化を、容易に抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の一実施形態に係る充電制御装置の特徴構成は、電源から電力を供給して行われる二次電池に対する充電を制御する充電制御装置であって、前記電源から供給する前記電力を制御する制御部と、前記二次電池の内部抵抗を求める抵抗取得部とを備え、前記電源は、充電電流を変更して前記二次電池に前記電力を供給することができ、前記制御部は、前記充電電流と前記内部抵抗との積が、あらかじめ定められた閾値以下となるように前記電源の抑制制御を行う点にある。
【0007】
また、本発明の一実施形態に係る充電制御方法の特徴構成は、電源から電力を供給して行われる二次電池に対する充電を制御する充電制御方法であって、前記二次電池の内部抵抗を求める工程と、前記電力の充電電流と前記内部抵抗との積が、あらかじめ定められた閾値以下となるように前記電源の抑制制御を行う工程とを備える点にある。
【0008】
また、本発明の一実施形態に係る充電制御プログラムの特徴構成は、電源から電力を供給して行われる二次電池に対する充電を制御する充電制御プログラムであって、前記二次電池の内部抵抗を求める機能と、前記電力の充電電流と前記内部抵抗との積が、あらかじめ定められた閾値以下となるように前記電源の抑制制御を行う機能とをコンピュータに実行させる点にある。
【0009】
充電電流と内部抵抗との積は、電池性能の劣化に対する影響の目安となる。そのため、上記各構成によると、電池の性能劣化の目安となる充電電流と内部抵抗との積を用いて充電制御(抑制制御)を行うことができ、充電時における電池性能の劣化を、容易に抑制することができる。
【0010】
また、前記閾値は、前記二次電池の充電時における許容可能な過電圧が考慮されて設定されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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