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公開番号2024127573
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023036809
出願日2023-03-09
発明の名称制御装置、コンテンツ視聴制御システム、移動体、制御方法及びプログラム
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類B60R 11/02 20060101AFI20240912BHJP(車両一般)
要約【解決手段】移動体に設置された表示装置用の制御装置が提供される。前記表示装置は、表示領域を分割せずにコンテンツを表示する第1表示モードと、前記移動体に設置された第1座席用の第1表示領域と前記移動体内の第2座席用の第2表示領域とに前記表示領域を分割して表示する第2表示モードとを有する。前記制御装置は、前記表示装置の表示モードを示す情報を取得する取得部と、前記移動体内の空間をゾーニングしてオーディオを出力させる制御部とを備え、前記制御部は、前記表示装置の表示モードが前記第1表示モードである場合と前記第2表示モードである場合とで前記ゾーニングを異ならせる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
移動体に設置された表示装置用の制御装置であって、
前記表示装置は、表示領域を分割せずにコンテンツを表示する第1表示モードと、前記移動体に設置された第1座席用の第1表示領域と前記移動体内の第2座席用の第2表示領域とに前記表示領域を分割して表示する第2表示モードとを有し、
前記制御装置は、
前記表示装置の表示モードを示す情報を取得する取得部と、
前記移動体内の空間をゾーニングしてオーディオを出力させる制御部と
を備え、
前記制御部は、前記表示装置の表示モードが前記第1表示モードである場合と前記第2表示モードである場合とで前記ゾーニングを異ならせる
制御装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記表示装置の表示モードが前記第1表示モードである場合に、前記移動体内の空間を1つのゾーンにゾーニングし、
前記表示装置の表示モードが前記第2表示モードである場合に、前記移動体内の空間を、前記第1座席が設置された位置に対応する第1ゾーンと、前記第2座席が設置された位置に対応する第2ゾーンとにゾーニングする
請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記表示装置の表示モードが前記第2表示モードである場合に、
前記第1表示領域に表示される第1コンテンツのオーディオが前記第1ゾーン内に位置する乗員に聞こえるようにオーディオを出力させ、
前記第2表示領域に表示される第2コンテンツのオーディオを前記第2ゾーン内に位置する乗員に聞こえるようにオーディオを出力させる
請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記移動体の乗員の視線を検出する視線検出部
をさらに備え、
前記制御部は、前記表示装置の表示モードが前記第2表示モードである場合に、
前記第1表示領域及び前記第2表示領域のうち前記第1ゾーン内に位置する第1乗員の視線の先に位置する領域に表示されるコンテンツのオーディオを前記第1ゾーンに出力させる、及び/又は
前記第1表示領域及び前記第2表示領域のうち前記第2ゾーン内に位置する第2乗員の視線の先に位置する領域に表示されるコンテンツのオーディオを前記第2ゾーンに出力させる
請求項2に記載の制御装置。
【請求項5】
前記表示装置の表示モードが前記第2表示モードであり、前記第1乗員の視線の先に前記第2表示領域が位置し、前記第1座席が前記移動体の運転手が着席する座席である場合、前記制御部は、前記移動体の運転状態に応じて、前記第2表示領域に表示される第2コンテンツのオーディオを前記第1ゾーンに出力させるか否かを判断する
請求項4に記載の制御装置。
【請求項6】
前記第1座席は前記移動体の運転手が着席する座席であり、前記表示装置の表示モードが前記第2表示モードであり、前記第1乗員の視線の先に前記第2表示領域が位置する場合、前記移動体が停車状態である又は前記移動体が自動運転中であることを条件として、前記第2コンテンツのオーディオを前記第1ゾーンに出力させると判断する
請求項5に記載の制御装置。
【請求項7】
前記第1座席は前記移動体の運転手が着席する座席であり、前記表示装置の表示モードが前記第2表示モードであり、前記第1乗員の視線の先に前記第2表示領域が位置する場合、前記第1乗員が前記移動体を運転しているときは、前記第2コンテンツのオーディオを前記第1ゾーンに出力させないと判断する
請求項5又は6に記載の制御装置。
【請求項8】
前記移動体の乗員の状態及び属性の少なくとも一方を検出する乗員情報検出部
をさらに備え、
前記制御部はさらに、前記乗員情報検出部によって検出された乗員の状態及び属性の少なくとも一方に基づいて、オーディオを出力することが不要な乗員を特定し、特定した乗員が位置するゾーンに出力されるオーディオを抑制させる
請求項1から6のいずれか一項に記載の制御装置。
【請求項9】
前記移動体は車両である
請求項1から6のいずれか一項に記載の制御装置。
【請求項10】
請求項1から6のいずれか一項に記載の制御装置と、
前記表示装置と
を備えるコンテンツ視聴制御システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置、コンテンツ視聴制御システム、移動体、制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1及び特許文献2には、画面を分割して複数の映像を表示すること、及び、動画の表示位置に応じて音声出力を制御することが記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
特許文献1 特開2013-187841号公報
特許文献2 特開2005-110103号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、移動体内の乗員にとって、移動体の表示装置でコンテンツを視聴するための操作を容易に行うことが課題である。本願は上記課題の解決のため、オーディオに係る操作性の向上を目的としたものである。そして、延いては交通の安全性をより一層改善して持続可能な輸送システムの発展に寄与するものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の第1の態様においては、制御装置が提供される。制御装置は、移動体に設置された表示装置用の制御装置である前記表示装置は、表示領域を分割せずにコンテンツを表示する第1表示モードと、前記移動体に設置された第1座席用の第1表示領域と前記移動体内の第2座席用の第2表示領域とに前記表示領域を分割して表示する第2表示モードとを有する。前記制御装置は、前記表示装置の表示モードを示す情報を取得する取得部を備える。前記制御装置は、前記移動体内の空間をゾーニングしてオーディオを出力させる制御部を備える。前記制御部は、前記表示装置の表示モードが前記第1表示モードである場合と前記第2表示モードである場合とで前記ゾーニングを異ならせる。
【0005】
上記の制御装置において、前記制御部は、前記表示装置の表示モードが前記第1表示モードである場合に、前記移動体内の空間を1つのゾーンにゾーニングし、前記表示装置の表示モードが前記第2表示モードである場合に、前記移動体内の空間を、前記第1座席が設置された位置に対応する第1ゾーンと、前記第2座席が設置された位置に対応する第2ゾーンとにゾーニングしてよい。
【0006】
上記いずれかの制御装置において、前記制御部は、前記表示装置の表示モードが前記第2表示モードである場合に、前記第1表示領域に表示される第1コンテンツのオーディオが前記第1ゾーン内に位置する乗員に聞こえるようにオーディオを出力させ、前記第2表示領域に表示される第2コンテンツのオーディオを前記第2ゾーン内に位置する乗員に聞こえるようにオーディオを出力させてよい。
【0007】
上記いずれかの制御装置は、前記移動体の乗員の視線を検出する視線検出部を備えてよい。前記制御部は、前記表示装置の表示モードが前記第2表示モードである場合に、前記第1表示領域及び前記第2表示領域のうち前記第1ゾーン内に位置する第1乗員の視線の先に位置する領域に表示されるコンテンツのオーディオを前記第1ゾーンに出力させてよい。前記制御部は、前記表示装置の表示モードが前記第2表示モードである場合に、前記第1表示領域及び前記第2表示領域のうち前記第2ゾーン内に位置する第2乗員の視線の先に位置する領域に表示されるコンテンツのオーディオを前記第2ゾーンに出力させてよい。
【0008】
上記いずれかの制御装置において、前記表示装置の表示モードが前記第2表示モードであり、前記第1乗員の視線の先に前記第2表示領域が位置し、前記第1座席が前記移動体の運転手が着席する座席である場合、前記制御部は、前記移動体の運転状態に応じて、前記第2表示領域に表示される第2コンテンツのオーディオを前記第1ゾーンに出力させるか否かを判断してよい。
【0009】
上記いずれかの制御装置において、前記第1座席は前記移動体の運転手が着席する座席であり、前記表示装置の表示モードが前記第2表示モードであり、前記第1乗員の視線の先に前記第2表示領域が位置する場合、前記移動体が停車状態である又は前記移動体が自動運転中であることを条件として、前記第2コンテンツのオーディオを前記第1ゾーンに出力させると判断してよい。
【0010】
上記いずれかの制御装置において、前記表示装置の表示モードが前記第2表示モードであり、前記第1乗員の視線の先に前記第2表示領域が位置し、前記第1座席が前記移動体の運転手が着席する座席である場合、前記第1乗員が前記移動体を運転しているときは、前記第2コンテンツのオーディオを前記第1ゾーンに出力させないと判断してよい。
(【0011】以降は省略されています)

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