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公開番号2024127508
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023036700
出願日2023-03-09
発明の名称車両用清掃装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B60S 3/00 20060101AFI20240912BHJP(車両一般)
要約【課題】車室内の清掃を的確に行うことができる車両用清掃装置を提供する。
【解決手段】車両200に搭載された車載装置230の状況を認識するセンサ131を有し、車室内において所定の自由度で車載装置230を回避するように移動可能に構成されたロボットアーム130と、車両200と通信可能に構成され、センサ131により認識された車載装置230の状況に関する情報を車両200から取得する通信部110と、通信部110を通じて車載装置230の状況が車室内を清掃することが困難な状況である旨を示す情報を取得した場合には、車室内を清掃することが困難な状況である旨を示す通知信号を外部装置に送信するか、あるいは、車室内を清掃可能な状況となるように車載装置230の動作を制御する制御信号を車両200に送信するロボット制御装置120とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
車両に搭載された車載装置の状況を認識する認識部を有し、車室内において所定の自由度で前記車載装置を回避するように移動可能に構成されたロボットアームと、
前記車両と通信可能に構成され、前記認識部により認識された前記車載装置の状況に関する情報を前記車両から取得する通信部と、
前記通信部を通じて前記車載装置の状況が車室内を清掃することが困難な状況である旨を示す情報を取得した場合には、車室内を清掃することが困難な状況である旨を示す通知信号を外部装置に送信するか、あるいは、車室内を清掃可能な状況となるように前記車載装置の動作を制御する制御信号を前記車両に送信する制御部と
を備える、
車両用清掃装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、車両用清掃装置に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、車室内のシート等の障害物を回避するように車室内を移動しながら清掃を行う車両用清掃装置が提案されている。例えば、特許文献１に記載の装置では、ロボットアームの先端側に取り付けられたフィンガー部を、清掃用の清掃ヘッドに交換して車室内を清掃する機能を備えており、ロボットアームの先端に取り付けられた清掃ヘッドを移動させながら車室内の各部を清掃する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００９－１２６３５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、従来の技術においては、車室内の状況によっては、ロボットアームの動作の自由度が制限されて清掃を的確に行うことができないことがあり、なお改善の余地を残していた。
【０００５】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、車室内の清掃を的確に行うことができる車両用清掃装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記課題を解決する車両用清掃装置は、車両に搭載された車載装置の状況を認識する認識部を有し、車室内において所定の自由度で車載装置を回避するように移動可能に構成されたロボットアームと、車両と通信可能に構成され、認識部により認識された車載装置の状況に関する情報を車両から取得する通信部と、通信部を通じて車載装置の状況が車室内を清掃することが困難な状況である旨を示す情報を取得した場合には、車室内を清掃することが困難な状況である旨を示す通知信号を外部装置に送信するか、あるいは、車室内を清掃可能な状況となるように車載装置の動作を制御する制御信号を車両に送信する制御部とを備える。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、車室内の清掃を的確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
ロボット装置及びその周辺構成を示すブロック図である。
車両の清掃処理の内容の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、車両用清掃装置の一例であるロボット装置の一実施形態について、図面を参照して説明する。
【００１０】
図１に示すように、ロボット装置１００は、例えば、通信部１１０と、ロボット制御装置１２０と、ロボットアーム１３０とを備える。ロボット制御装置１２０は、制御部の一例である。
（【００１１】以降は省略されています）

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