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公開番号2024127259
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023036289
出願日2023-03-09
発明の名称ウェザーストリップ
出願人株式会社豊田自動織機
代理人弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類B60J 10/33 20160101AFI20240912BHJP(車両一般)
要約【課題】製造に手間がかからず、かつ、開口縁部への取付作業性がよく、かつ、取り付けられた開口縁部から外れにくい、ウェザーストリップを提供する。
【解決手段】車両の開口部の縁部であって立設部20fを有する開口縁部23に沿って取り付けられて開口部を覆うドアが閉状態の場合に開口部とドアとの間をシールするウェザーストリップ10であって、開口縁部23は、環状の立設部20fと、立設部20fを立設部の径方向に挟むように対向する一対の対向部21、22とからなり、ウェザーストリップは、長尺状に形成されて両端が対向するように湾曲された本体部11と、所定長さとされて本体部11の両端に挟まれて両端に接続されることで本体部とともに環状をなす接続部12とを有し、立設部20fに取り付けられた際に一対の対向部21、22の少なくとも一方に係合する係合部(12g)が、本体部11には設けられておらず接続部12に設けられている。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
車両の開口部の縁部であって複数の鋼板から形成される立設部を有する開口縁部に沿って取り付けられて前記開口部を覆うドアが閉状態の場合に前記開口部と前記ドアとの間をシールするウェザーストリップであって、
前記開口縁部は、車両外側に向かって立設し環状をなす前記立設部と、前記立設部を前記立設部の径方向に挟むように対向する一対の対向部からなり、
長尺状に形成されて両端が対向するように湾曲された本体部と、
所定長さとされて前記本体部の前記両端に挟まれて前記両端に接続されることで前記本体部とともに環状をなす接続部と、
を有し、
前記ウェザーストリップが前記立設部に取り付けられた際に一対の前記対向部の少なくとも一方に係合する係合部が、前記本体部には設けられておらず前記接続部に設けられている、
ウェザーストリップ。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
請求項1に記載のウェザーストリップであって、
一対の前記対向部は、前記立設部に対して前記径方向における内側に位置する内側部と、前記立設部に対して前記径方向における外側に位置する外側部からなり、
前記係合部は、
前記ウェザーストリップが前記立設部に取り付けられた際に前記内側部における車両内側となる裏側に引っ掛かるように、前記接続部から前記立設部の前記径方向における内側へ延設された凸状の内側凸係合部と、
前記ウェザーストリップが前記立設部に取り付けられた際に前記外側部における車両内側となる裏側に引っ掛かるように、前記接続部から前記立設部の前記径方向における外側へ延設された凸状の外側凸係合部と、
の少なくとも一方を有する、
ウェザーストリップ。
【請求項3】
請求項1に記載のウェザーストリップであって、
一対の前記対向部は、前記立設部に対して前記径方向における内側に位置する内側部と、前記立設部に対して前記径方向における外側に位置する外側部からなり、
前記係合部は、
前記ウェザーストリップが前記立設部に取り付けられた際に前記内側部の縁部が差し込まれる凹状の内側凹係合部と、
前記ウェザーストリップが前記立設部に取り付けられた際に前記外側部の縁部が差し込まれる凹状の外側凹係合部と、
の少なくとも一方を有する、
ウェザーストリップ。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか一項に記載のウェザーストリップであって、
前記本体部は、ゴム材で形成されて内部には金属の心金が長手方向に沿って通されており、
前記接続部は、ゴム材で形成されて内部には心金が通されていない、
ウェザーストリップ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の開口部の縁部に沿って取り付けられて開口部を覆うドアが閉状態の場合に開口部とドアとの間をシールするウェザーストリップに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
例えばバックドアを有する車両の場合、車両後方に設けられた開口部をバックドアが覆っている。そして開口部の縁部に沿って環状のウェザーストリップが取り付けられており、バックドアが閉状態の場合には、ウェザーストリップによって、開口部とバックドアとの間がシールされる。車両の開口部には縁部に沿って突出したフランジ部が設けられており、ウェザーストリップにはフランジ部を差し込むための溝が長手方向に沿って設けられている。そして開口部のフランジ部がウェザーストリップの溝に差し込まれ、ウェザーストリップが開口縁部に取り付けられている。
【0003】
上記のように、ウェザーストリップには、開口部のフランジ部が差し込まれているが、一般的には接着等されておらず摩擦力で保持されている。このため、ユーザがバックドアを開けた際に、ウェザーストリップの一部がフランジ部から抜けて外れてしまう場合がある。ドアを開けた際に外れにくいウェザーストリップが望まれている。
【0004】
例えば特許文献1には、環状とされたウェザーストリップの長手方向に沿って連続して突出した内側リップと外側リップを有するウェザーストリップが開示されている。内側リップは車両のトリミングプレートの外側縁で車両内側へ圧接され、外側リップは車両のリヤバンパフェースの上側縁で車両内側へ圧接され、ウェザーストリップが外れにくくされている。
【0005】
また特許文献2には、開口縁部の上方に取り付けられる上部ウェザーストリップと、開口縁部の下方に取り付けられる下部ウェザーストリップの両端を接合部で接合して環状とされたウェザーストリップが開示されている。また上部ウェザーストリップの両端(接合部の近傍)には、上部ウェザーストリップから板状に延ばされた雨水誘導リップが設けられている。そして板状に延ばされた雨水誘導リップの先端は、車体パネルとリアコンビネーションランプのハウジングとの間のスキマに差し込まれ、ウェザーストリップが外れにくくされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
実開昭61-42358号公報
特開2006-51883号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
一般的なウェザーストリップは、押出成形品であるので、長手方向に直交する断面は、どこも同じ形状で一定とされており、一部の断面が異なるように成形することは非常に困難であり、手間がかかる。
【0008】
特許文献1に記載のウェザーストリップは、長手方向に沿って内側リップと外側リップが設けられており、長手方向に直交する断面は、どこも同じである。しかし、環状とされたウェザーリップの全周にわたって内側リップと外側リップが設けられているので、内側リップの全体をトリミングプレートの外側縁で圧接し、さらに、外側リップの全体をリヤバンパフェースの上側縁で圧接するようにウェザーストリップを取り付けることは非常に手間がかかり、ウェザーストリップを開口縁部に取り付ける際の作業性がよくない。
【0009】
特許文献2に記載のウェザーストリップは、上部ウェザーストリップと下部ウェザーストリップの連結部の近傍における上部ウェザーストリップの位置にのみ雨水誘導リップが設けられているので、ウェザーストリップを開口縁部に取り付ける際の作業性は、特許文献1に記載のウェザーストリップの作業性よりもよい。しかし、上部ウェザーストリップの長手方向に直交する断面は、どこも同じではなく、一方端及び他方端の近傍にのみ、雨水誘導リップが一体成形されているので、単純な押出成形だけでは製造できず、製造に手間がかかるので好ましくない。
【0010】
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、製造に手間がかからず、かつ、開口縁部への取付作業性がよく、かつ、取り付けられた開口縁部から外れにくい、ウェザーストリップを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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