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公開番号2024126608
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023035098
出願日2023-03-07
発明の名称立体像表示装置
出願人株式会社東海理化電機製作所
代理人弁理士法人平田国際特許事務所
主分類G02B 30/56 20200101AFI20240912BHJP(光学)
要約【課題】空中に立体像を表示することができる立体像表示装置を提供する。
【解決手段】立体像表示装置1は、図1(a)及び図1(b)に示すように、画像を表示する第1の表示領域21及び第2の表示領域22と、第1の表示領域21及び第2の表示領域22のそれぞれに表示された画像を結像させて第1の空中結像211及び第2の空中結像221を生成し、生成した第1の空中結像211及び第2の空中結像221によって立体像8を生成する結像部材4と、を備えて概略構成されている。この立体像表示装置1は、空中に立体像8を表示することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
画像を表示する複数の表示領域と、
前記複数の表示領域のそれぞれに表示された画像を結像させて複数の空中結像を生成し、生成した前記複数の空中結像によって立体像を生成する結像部材と、
を備えた立体像表示装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記複数の表示領域の一方である第1の表示領域を有する第1の表示部と、
前記第1の表示部と隣接して配置され、前記複数の表示領域の他方である第2の表示領域を有する第2の表示部と、
を備え、
前記結像部材は、前記第1の表示部及び前記第2の表示部の上部側に配置され、自身の主面に対して前記第1の表示領域の面対象となる第1の空中結像領域に前記第1の表示領域に表示された第1の画像の第1の空中結像を生成し、前記主面に対して前記第2の表示領域の面対象となる第2の空中結像領域に前記第2の表示領域に表示された第2の画像の第2の空中結像を生成し、
前記立体像は、前記第1の空中結像領域と前記第2の空中結像領域の境界線を正面とする視認位置から視認可能となる、
請求項1に記載の立体像表示装置。
【請求項3】
前記第1の表示部及び前記第2の表示部に対向する第1の側面部及び第2の側面部を備え、
前記第1の側面部及び前記第2の側面部は、光を吸収する吸収領域を内面側に備えた、
請求項2に記載の立体像表示装置。
【請求項4】
前記結像部材は、第1の反射面及び第2の反射面からなる複数のコーナーミラを有する直交リフレクタアレイであり、
前記第1の表示領域は、前記第1の反射面と対向し、
前記第2の表示領域は、前記第2の反射面と対向した、
請求項3に記載の立体像表示装置。
【請求項5】
前記第1の画像及び前記第2の画像は、前記立体像を形成するために作成された歪み絵である、
請求項2乃至4のいずれか1項に記載の立体像表示装置。
【請求項6】
画像を投影する投影部と、
前記投影部が投影する前記画像の一部を表示する第1の表示領域を有する第1のスクリーンと、
前記投影部が投影する前記画像の他部を表示する第2の表示領域を有する第2のスクリーンと、
を備え、
前記結像部材は、前記第1のスクリーンに表示された前記画像の一部を結像させて前記複数の空中結像の一方である第1の空中結像を生成し、前記第2のスクリーンに表示された前記画像の他部を結像させて前記複数の空中結像の他方である第2の空中結像を生成して前記立体像を生成する、
請求項1に記載の立体像表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、立体像表示装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来の技術として、起立姿勢で配置された2つの反射面を有する2面コーナーリフレクタを単位光学素子として一つの平面に沿って複数配置した構成を有する2面コーナーリフレクタアレイが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
この2面コーナーリフレクタアレイは、観察対象から発した光線が複数の2面コーナーリフレクタの入射口から入射し、第1反射面と第2反射面で各1回ずつ反射して出射口から出射し、光線の集合として観察対象に対する面対称位置に実鏡映像を結像するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-067933号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の2面コーナーリフレクタアレイは、空中に表示される実鏡映像が平面的な空中結像であり、立体像を形成することができない。
【0006】
従って本発明の目的は、空中に立体像を表示することができる立体像表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、画像を表示する複数の表示領域と、複数の表示領域のそれぞれに表示された画像を結像させて複数の空中結像を生成し、生成した複数の空中結像によって立体像を生成する結像部材と、を備えた立体像表示装置を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、空中に立体像を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1(a)は、第1の実施の形態に係る立体像表示装置の一例を示す図であり、図1(b)は、立体像表示装置のブロック図の一例である。
図2(a)は、第1の実施の形態に係る第1の表示部と第1の空中結像領域の一例について説明する図であり、図2(b)は、第2の表示部と第2の空中結像領域の一例について説明するための図である。
図3(a)は、第1の実施の形態に係る立体像表示装置の上面図の一例であり、図3(b)は、吸収領域の一例を説明するための図である。
図4(a)は、第1の実施の形態に係る立体像表示装置が表示する立体像の一例を説明するための図であり、図4(b)は、歪み絵となる第1の画像及び第2の画像の一例を説明するための図である。
図5(a)は、第1の実施の形態に係る立体像表示装置の結像部材による空中結像の一例について説明するための図であり、図5(b)は、結像部材の一部分の一例を示す図である。
図6は、第2の実施の形態に係る立体表示装置の一例を示す図である。
図7(a)は、第3の実施の形態の立体像表示装置の一例を示す上面図であり、図7(b)は、結像部材のコーナーミラの一例を示す図である。
図8は、第4の実施の形態に係る立体像表示装置の一例を示す図である。
図9(a)は、第1のスクリーン、第2のスクリーン及び投影部の位置関係の一例を示す図であり、図9(b)は、立体像表示装置のブロック図の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施の形態の要約)
実施の形態に係る立体像表示装置は、画像を表示する複数の表示領域と、複数の表示領域のそれぞれに表示された画像を結像させて複数の空中結像を生成し、生成した複数の空中結像によって立体像を生成する結像部材と、を備えて概略構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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