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公開番号2024125760
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-19
出願番号2023033806
出願日2023-03-06
発明の名称マニホールド
出願人株式会社アイシン
代理人弁理士法人R&C
主分類B60K 11/02 20060101AFI20240911BHJP(車両一般)
要約【課題】補機バッテリの廃熱を利用可能なマニホールドを提供する。
【解決手段】マニホールド10は、冷却流体が流通する冷却流路が内部に形成された流路ハウジング100と、流路ハウジング100に固定され、複数の補機を駆動させる補機バッテリ1Gと、を備え、補機バッテリ1Gは、冷却流体と熱交換可能に配置されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
冷却流体が流通する冷却流路が内部に形成された流路ハウジングと、
前記流路ハウジングに固定され、複数の補機を駆動させる補機バッテリと、を備え、
前記補機バッテリは、前記冷却流体と熱交換可能に配置されているマニホールド。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
複数の前記補機は、前記流路ハウジングに固定されており、
それぞれの前記補機は、被駆動部材と当該被駆動部材を駆動するモータとを有しており、
前記補機バッテリは、前記モータに電力を供給する請求項1に記載のマニホールド。
【請求項3】
前記補機バッテリは、前記補機と近接配置されている請求項1又は2に記載のマニホールド。
【請求項4】
前記冷却流路と連通する流路が、前記補機バッテリを取り囲んでいる請求項1又は2に記載のマニホールド。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、マニホールドに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、走行駆動源としてモータを備えた自動車(ハイブリッド車(HEV:Hybrid Electric Vehicle)、プラグインハイブリッド車(PHEV:Plug-in Hybrid Electric Vehicle)、バッテリ車(BEV:Battery Electric Vehicle)、燃料電池車(FCEV:Fuel Cell Electric Vehicle)等)が普及している。これらの自動車(以下、「電動車」と総称する)はモータを駆動させるための電池を備えている。電動車では、モータ(エンジン等の内燃機関を含む)、バッテリ、エアコン、ECU等、冷却が必要なデバイスが多いので、冷却水や冷媒を循環させる冷却回路を構成してこれらを冷却している。しかし、これらのデバイスは個々に適正な動作温度が異なる場合がある。そのような場合には、循環させる冷却水や冷媒の温度を動作温度の異なるデバイス毎に変えるため、チラーや水冷コンデンサ等の熱交換器を通して熱の授受を行い、冷却水や冷媒の温度制御を行っている。
【0003】
特許文献1に開示された車両の冷却モジュールにおいては、ヒートポンプサイクル、高温水回路、中温水回路、及び低温水回路を備えている。そして、ヒートポンプサイクルと、高温水回路、中温水回路、及び低温水回路との間では、熱交換器やチラー等により熱交換が行われている。
【0004】
特許文献2には、補機バッテリを備えた車両用電池制御装置が開示されている。特許文献2に記載されるように、電動車では、モータを駆動するバッテリの他に、オルタネーター、ウォータポンプ、オイルポンプ等の補機を駆動するための補機バッテリが搭載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2021/048095号
特開2020-109731号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
補機バッテリは、特許文献1に記載の冷却モジュールに備えられたウォータポンプやバルブ等を駆動する際にも使用され、車両のトランクルーム等に配置される。ここで、補機バッテリの使用時に発生する廃熱は特に使用されていない。したがって、このような補機バッテリの廃熱を利用するうえで改善の余地があった。
【0007】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、補機バッテリの廃熱を利用可能なマニホールドを提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係るマニホールドの特徴構成は、冷却流体が流通する冷却流路が内部に形成された流路ハウジングと、前記流路ハウジングに固定され、複数の補機を駆動させる補機バッテリと、を備え、前記補機バッテリは、前記冷却流体と熱交換可能に配置されている点にある。
【0009】
本構成によれば、補機バッテリが流路ハウジングに形成された冷却流路を流れる冷却流体と熱交換可能に配置されている。これにより、補機バッテリの廃熱を冷却流体によって回収でき、補機バッテリの廃熱を冷却流体の熱エネルギーとして蓄えることができる。また、補機バッテリが低温である場合には、冷却流路を流れる冷却流体から補機バッテリに熱を与えて補機バッテリを暖機することもできる。このように、本構成によれば、補機バッテリの廃熱を利用でき、さらに補機バッテリの温度調整が可能となる。
【0010】
他の特徴構成は、複数の前記補機は、前記流路ハウジングに固定されており、それぞれの前記補機は、被駆動部材と当該被駆動部材を駆動するモータとを有しており、前記補機バッテリは、前記モータに電力を供給する点にある。
(【0011】以降は省略されています)

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