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公開番号2024124540
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2024109885,2023017525
出願日2024-07-08,2015-11-28
発明の名称画像処理装置、画像処理装置の制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20240905BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 従来の通信装置は、ユーザがダイレクト無線通信モードの利用を終了していると判断できる場合でも、ユーザが「停止ボタン」を押下するまでダイレクト無線通信モードの動作を停止していなかった。
【解決手段】 通信装置は、ユーザが直接無線通信の利用を終了していると判断できる場合に、ダイレクト無線通信モードの動作を停止する。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
通信端末が接続可能なアクセスポイントとして振る舞い、外部アクセスポイントを介さずに通信端末と直接無線通信を行う直接無線通信機能を有し、当該直接無線通信で通信端末から印刷データを受信して印刷を行うことが可能な画像処理装置であって、
直接無線通信機能の実行のために用いるSSID(Service Set Identifier)に関する設定を行う設定手段と、
前記設定を受け付ける設定画面を提供する提供手段と、
前記設定に基づいて直接無線通信機能を実行する実行手段と、を有し、
前記設定は、繰り返し用いるための記憶されたSSIDであって、前記設定画面に設けられた入力欄に対してユーザによって入力されたSSIDで直接無線通信機能を実行する第一の設定と、ランダムに生成された文字列を含むSSIDで直接無線通信を実行する第二の設定とを含み、前記第一の設定と前記第二の設定とは管理者権限を有するユーザにより切り替えられることを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記設定画面は前記管理者権限を有するユーザに対して提供されることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記直接無線通信機能に用いるSSIDであって、前記設定に基づくSSIDを示す表示アイテムを含む確認画面を表示する表示手段をさらに有することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記表示手段で表示される確認画面は前記管理者権限を有さないユーザに対しても表示可能であることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記表示手段で表示される確認画面には直接無線通信機能に用いるパスキーを示す表示アイテムが表示されることを特徴とする請求項3又は4に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記設定画面は前記画像処理装置が有するコピー機能を含む複数の機能から1つの機能を選択する画面から、前記直接無線通信を開始させるための画面を表示させる機能とは異なり、前記直接無線通信の設定に関する機能が選択された後に表示されることを特徴とする請求項2乃至5の何れか1項に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記設定画面では、前記第一の設定と前記第二の設定は択一的に選択可能であることを特徴とする請求項2乃至6の何れか1項に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記設定画面は前記設定のみを行う独立した画面であることを特徴とする請求項2乃至7の何れか1項に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記設定画面にはSSIDに関する設定を行うための設定画面であることを示す文言が表示されていることを特徴とする請求項2乃至8の何れか1項に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記画像処理装置が直接無線通信機能を停止した後、新たに直接無線通信機能を実行する場合、前記実行手段は前記第一設定に基づき前記停止前の直接無線通信機能の実行時と同じ第一のSSIDを用いて直接無線通信機能を実行し、前記第二設定に基づき新たな第二のSSIDを用いて直接無線通信機能を実行することを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置、画像処理装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
スマートフォンや携帯ゲーム機、印刷装置等の通信装置は、無線LAN機能を備えている。無線LAN機能の中には、複数の通信装置をアクセスポイントを介さずに直接接続するダイレクト無線通信モードが知られている。特許文献1には、ダイレクト無線通信モードの一例であるアクセスポイントモードを用いて、印刷装置とモバイル端末を直接接続する構成が開示されている。
【0003】
ダイレクト無線通信モードを利用する場合、ユーザは、ダイレクト無線通信モードの動作を開始するように通信装置に指示する必要がある。例えば、ダイレクト無線通信モードの動作を開始するための「開始ボタン」を通信装置が表示して、ユーザがこの「開始ボタン」を押下することで、通信装置がダイレクト無線通信モードの動作を開始する。また、ダイレクト無線通信モードの利用を終了する場合、ユーザは、ダイレクト無線通信モードの動作を停止するように通信装置に指示する。例えば、ダイレクト無線通信モードの動作を停止するための「停止ボタン」を通信装置が表示して、ユーザがこの「停止ボタン」を押下することで、通信装置がダイレクト無線通信モードの動作を停止する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-023440号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来は通信装置がダイレクト無線通信モードの動作を再開する場合に使用する接続情報に関して考慮されていなかった。使用する接続情報に関してはユーザビリティやセキュリティを考慮して運用されると良い。そこで本発明では、無線通信モードの動作を再開する場合、使用する接続情報を設定に応じて変更する方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明が提供する画像処理装置は、通信端末が接続可能なアクセスポイントとして振る舞い、外部アクセスポイントを介さずに通信端末と直接無線通信を行う直接無線通信機能を有し、当該直接無線通信で通信端末から印刷データを受信して印刷を行うことが可能な画像処理装置であって、直接無線通信機能の実行のために用いるSSID(Service Set Identifier)に関する設定を行う設定手段と、前記設定を受け付ける設定画面を提供する提供手段と、前記設定に基づいて直接無線通信機能を実行する実行手段と、を有し、前記設定は、繰り返し用いるための記憶されたSSIDであって、前記設定画面に設けられた入力欄に対してユーザによって入力されたSSIDで直接無線通信機能を実行する第一の設定と、ランダムに生成された文字列を含むSSIDで直接無線通信を実行する第二の設定とを含み、前記第一の設定と前記第二の設定とは管理者権限を有するユーザにより切り替えられることを特徴とする。
【0007】
また、本発明が提供する画像処理装置の制御方法は、通信端末が接続可能なアクセスポイントとして振る舞い、外部アクセスポイントを介さずに通信端末と直接無線通信を行う直接無線通信機能を有し、当該直接無線通信で通信端末から印刷データを受信して印刷を行うことが可能な画像処理装置が実行する制御方法であって、直接無線通信機能の実行のために用いるSSID(Service Set Identifier)に関する設定を行う設定工程と、前記設定を受け付ける設定画面を提供する提供工程と、前記設定に基づいて直接無線通信機能を実行する実行工程と、を有し、前記設定は、繰り返し用いるための記憶されたSSIDであって、前記設定画面に設けられた入力欄に対してユーザによって入力されたSSIDで直接無線通信機能を実行する第一の設定と、ランダムに生成された文字列を含むSSIDで直接無線通信を実行する第二の設定とを含み、前記第一の設定と前記第二の設定とは管理者権限を有するユーザにより切り替えられることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、装置がダイレクト無線通信モードの動作を再開する場合、使用する接続情報を設定に応じて変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
通信システムの概要を示す図である。
印刷装置100のハードウェア構成を示す図である。
印刷装置100が表示する画面を示す図である。
ユーザ管理テーブルを示す図である。
無線接続画面を示す図である。
ユーザ認証に関する処理を示すフローチャートである。
アクセスポイントモードの動作に関する処理を示すフローチャートである。
アクセスポイントモードの動作に関する処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)

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