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公開番号2024124049
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023031955
出願日2023-03-02
発明の名称ドア制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類E05B 49/00 20060101AFI20240905BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】運転者にとって利便性高く、かつ、速やかに同乗予定者を乗車させる。
【解決手段】車両のECUは、第1情報および第2情報を受信し(S400にてYESかつS402にてYES)、第1端末が車内にあり、第2端末が車外近傍にあると判定されると(S404にてYES)と、ロック解除対象ドアを決定するステップ(S406)と、対象ドアのロックを解除するステップ(S408)と、第1情報および第2情報を受信し(S410にてYESかつS412にてYES)、第1端末および第2端末が車内にあると判定されると(S414にてYES)、ロック解除対象ドアを初期化するステップ(S416)とを含む、処理を実行する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
車両の複数のドアの各々のロック動作に用いられるアクチュエータと、
前記アクチュエータの制御を許可するデジタルキーが予め付与された端末と通信可能な通信装置と、
前記デジタルキーを保持する前記端末の位置を検出する検出装置と、
前記アクチュエータを制御する制御装置をさらに備え、
前記制御装置は、前記検出装置によって前記端末の位置が検出されると、前記複数のドアのうちの前記端末の位置に近いドアのロックの解除が実施されるように前記アクチュエータを制御する、ドア制御装置。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記制御装置は、前記車両の走行時に、前記検出装置によって前記端末の位置が前記車両の外であることが検出されると、前記車両の走行時において前記ロックを実施するタイミングを遅らせる、請求項1に記載のドア制御装置。
【請求項3】
前記制御装置は、前記車両の走行時に、前記検出装置によって前記端末の位置が前記車両の外であることが検出されると、前記車両の走行において前記ロックを実施する速度のしきい値を初期値よりも上昇させる、請求項2に記載のドア制御装置。
【請求項4】
前記制御装置は、前記車両の走行時に、前記検出装置によって前記端末の位置が前記車両の室内であることが検出されると、前記しきい値を前記初期値に戻す、請求項3に記載のドア制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ドア制御装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
車両のドアの施錠・解錠あるいは車両の運転等を行なうための鍵として端末等に記憶させる電子鍵を用いる技術が公知である。このような電子鍵は、複数の端末等に記憶させることができるため、複数の利用者が車両を共同で利用する場合等に用いることができる。
【0003】
このような電子鍵として、たとえば、特開2004-326292号公報(特許文献1)には、複数の利用者で共有電子鍵によりサービスを共同利用する場合に、一部の人だけの電子鍵を無効化する技術が開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-326292号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述のような車両を送迎等に用いる場合においては、送迎の対象者である同乗予定者を迎えに目的地まで移動し、目的地に到着してから同乗予定者を乗車させることになる。この場合、車両の各ドアが施錠されている場合には、同乗予定者が乗車するドアを解錠して乗車させる必要がある。そのため、車両の運転者にとっては目的地に到着後に同乗予定者の近傍のドアを解錠する操作が求められるため、操作が煩雑になり、速やかに同乗予定者を乗車させて車両を発進できない場合がある。
【0006】
本開示は、上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、運転者にとって利便性高く、かつ、速やかに同乗予定者を乗車させるドア制御装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のある局面に係るドア制御装置は、車両の複数のドアの各々のロック動作に用いられるアクチュエータと、アクチュエータの制御を許可するデジタルキーが予め付与された端末と通信可能な通信装置と、デジタルキーを保持する端末の位置を検出する検出装置と、アクチュエータを制御する制御装置をさらに備える。制御装置は、検出装置によって端末の位置が検出されると、複数のドアのうちの端末の位置に近いドアのロックの解除が実施されるようにアクチュエータを制御する。
【0008】
このようにすると、運転者が操作することなく、端末を所持する同乗予定者を速やかに車両に乗車させることができる。そのため、車両を速やかに発進させることができる。また、端末には、ドアの開閉に関する制御を許可するデジタルキーが付与されればよく、たとえば、運転資格のない利用者に運転可能なデジタルキーを不必要に発行することを抑制することができる。そのため、セキュリティの低下を抑制することができる。さらに、端末に近い位置のドアに関する制御が実行されるので、その他のドアに対して不必要な制御が実行されることを抑制することができる。
【0009】
ある実施の形態においては、制御装置は、車両の走行時に、検出装置によって端末の位置が車両の外であることが検出されると、車両の走行時においてロックを実施するタイミングを遅らせる。
【0010】
このようにすると、停車していた車両を発進させて同乗予定者に近づく場合にアンロック状態で同乗予定者に近づくことができるため、運転者が操作することなく、端末を所持する同乗予定者を速やかに車両に乗車させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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