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公開番号2024123699
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023031320
出願日2023-03-01
発明の名称電動車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B60L 3/04 20060101AFI20240905BHJP(車両一般)
要約【課題】トラブル時に安全かつ迅速にシステム遮断を行うことができる電動車両を提供すること。
【解決手段】電動車両は、HV-ECUと、HV-ECUに電力を供給するバッテリと、を備え、エンジンコンパートメント内において、HV-ECUとバッテリとを接続する複数の配線のうち、切断時に流れる電流の小さいMREL励磁線をループ形状とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
ＨＶ－ＥＣＵと、
前記ＨＶ－ＥＣＵに電力を供給するバッテリと、
を備え、
エンジンコンパートメント内において、前記ＨＶ－ＥＣＵと前記バッテリとを接続する複数の配線のうち、切断時に流れる電流の小さいＭＲＥＬ励磁線をループ形状とする、
電動車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、電動車両に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、一対の第一端子と、前記第一端子に接触する第二端子とを、電源回路をオン／オフさせるスイッチ部とした電源回路遮断装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－１９０２２３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１で開示されている電源回路遮断装置は、車室内に設けられているため、例えば電動車両のトラブル時にシステムを遮断したい場合、救助者（レスキュー者）が車室内にアクセスする必要があり、システム遮断を早期に行うことができないおそれがある。
【０００５】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、トラブル時に安全かつ迅速にシステム遮断を行うことができる電動車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る電動車両は、ＨＶ－ＥＣＵと、ＨＶ－ＥＣＵに電力を供給するバッテリと、を備え、エンジンコンパートメント内において、ＨＶ－ＥＣＵとバッテリとを接続する複数の配線のうち、切断時に流れる電流の小さいＭＲＥＬ励磁線をループ形状とする。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、トラブル時に安全かつ迅速にシステム遮断を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態に係る電動車両の電源回路の概略的な構成を示す図である。
図２は、従来の電動車両の電源回路の概略的な構成を示す図である。
図３は、実施形態に係る電動車両の電源回路におけるＭＲＥＬ励磁線の構成の一例を示す図である。
図４は、実施形態に係る電動車両の電源回路において、システム遮断を行う場合の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本開示の実施形態に係る電動車両について、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【００１０】
図１は、実施形態に係る電動車両の電源回路の概略的な構成を示している。実施形態に係る電動車両としては、例えばハイブリッド車（ＨＥＶ：Hybrid Electric Vehicle）、プラグインハイブリッド車（ＰＨＥＶ：Plug-in Hybrid Electric Vehicle）、電気自動車（ＢＥＶ：Battery Electric Vehicle）等が挙げられる。
（【００１１】以降は省略されています）

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