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公開番号
2024123593
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-12
出願番号
2023031151
出願日
2023-03-01
発明の名称
舗装構造
出願人
鹿島建設株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E01C
11/02 20060101AFI20240905BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】路盤を構築するための作業時間の短縮を図ることができる舗装構造を提供する。
【解決手段】舗装構造1は、目地部9を互いの間に挟んで路面1aに沿って並ぶ複数のコンクリート部7を有する路盤3と、路盤3の上に設けられる表層5と、ポリウレアからなり、路盤3と表層5との間に設けられ、目地部9を跨ぎ、当該目地部9を挟む両方のコンクリート部7,7に接合された止水層13と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
目地部を互いの間に挟んで路面に沿って並ぶ複数のコンクリート部を有する路盤と、
前記路盤の上に設けられる表層と、
止水性樹脂からなり、前記路盤と前記表層との間に設けられ、前記目地部を跨ぎ、当該目地部を挟む両方の前記コンクリート部に接合された止水層と、を備える、舗装構造。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記路盤と前記止水層との間に介在し前記止水層よりも狭い幅で前記目地部を跨ぎ前記コンクリート部に接合されない非接合層を更に備える、請求項1に記載の舗装構造。
【請求項3】
前記非接合層は、前記路盤と前記止水層との間に挟まれた板材により構成される、請求項2に記載の舗装構造。
【請求項4】
前記止水層は、
前記目地部を挟む一方の前記コンクリート部に接合される一端側部分と、
前記目地部を挟む他方の前記コンクリート部に接合される他端側部分と、
前記一端側部分と前記他端側部分との間の部分であって、前記目地部を跨ぎ、前記一端側部分及び前記他端側部分よりも前記コンクリート部との接合力が弱い中間部分と、
を有する、請求項1に記載の舗装構造。
【請求項5】
前記一端側部分及び前記他端側部分ではプライマー層を介して前記止水層が前記コンクリート部に接合されており、
前記中間部分では、前記プライマー層を介さずに前記止水層が前記コンクリート部に接合されている、請求項4に記載の舗装構造。
【請求項6】
前記目地部の幅方向における前記止水層の中間部分は、前記目地部を跨ぎ、前記目地部よりも幅広であり、前記止水層の両端部よりも厚く形成されている、請求項1に記載の舗装構造。
【請求項7】
前記路盤の上面には、前記目地部よりも広い幅で且つ前記止水層よりも狭い幅の溝が前記目地部を跨いで設けられており、
前記止水層の前記中間部分は、前記溝内に充填されて前記両端部よりも下方に突出している、請求項6に記載の舗装構造。
【請求項8】
前記止水性樹脂はポリウレア樹脂である、請求項1~7の何れか1項に記載の舗装構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、舗装構造に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、舗装構造にコンクリート製の路盤が採用される場合がある。コンクリート製の路盤は、路面に沿って並ぶ複数のコンクリート部で構成され、コンクリート部同士の間には目地部が形成される。コンクリート部の目地部を通じて雨水が透過することを防ぐために、従来の技術として、目地部内を横切るように設置される止水板を備えた防水構造が知られている(例えば、下記特許文献1参照。)。この特許文献1の防水構造では、止水板の両端が目地部の両側のコンクリート部にそれぞれ埋め込まれ、止水板のうち目地部内に位置する中央部によって目地部が塞がれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-4094号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のような防水構造を構築するためには、コンクリート部を打継ぐときの型枠に止水板を貫通させて仕込む必要がある。従って、型枠構造が複雑になり、型枠の設置作業や脱型の作業も煩雑になり、作業時間が長くなる。そこで、本発明は、路盤を構築するための作業時間の短縮を図ることができる舗装構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の要旨は以下の通りである。
【0006】
〔1〕目地部を互いの間に挟んで路面に沿って並ぶ複数のコンクリート部を有する路盤と、前記路盤の上に設けられる表層と、止水性樹脂からなり、前記路盤と前記表層との間に設けられ、前記目地部を跨ぎ、当該目地部を挟む両方の前記コンクリート部に接合された止水層と、を備える、舗装構造。
【0007】
〔2〕前記路盤と前記止水層との間に介在し前記止水層よりも狭い幅で前記目地部を跨ぎ前記コンクリート部に接合されない非接合層を更に備える、〔1〕に記載の舗装構造。
【0008】
〔3〕前記非接合層は、前記路盤と前記止水層との間に挟まれた板材により構成される、〔2〕に記載の舗装構造。
【0009】
〔4〕前記止水層は、前記目地部を挟む一方の前記コンクリート部に接合される一端側部分と、前記目地部を挟む他方の前記コンクリート部に接合される他端側部分と、前記一端側部分と前記他端側部分との間の部分であって、前記目地部を跨ぎ、前記一端側部分及び前記他端側部分よりも前記コンクリート部との接合力が弱い中間部分と、を有する、〔1〕~〔3〕の何れか1項に記載の舗装構造。
【0010】
〔5〕前記一端側部分及び前記他端側部分ではプライマー層を介して前記止水層が前記コンクリート部に接合されており、前記中間部分では、前記プライマー層を介さずに前記止水層が前記コンクリート部に接合されている、〔4〕に記載の舗装構造。
(【0011】以降は省略されています)
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