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公開番号2024122645
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-09
出願番号2023030305
出願日2023-02-28
発明の名称ミシン管理システム及びミシン管理方法
出願人JUKI株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類D05B 19/12 20060101AFI20240902BHJP(縫製;刺しゅう;タフティング)
要約【課題】ミシンのメンテナンス担当者のスキルを把握すること。
【解決手段】ミシン管理システムは、サーバを備える。サーバは、メンテナンス担当者によりメンテナンスされたミシンのメンテナンス履歴を示すメンテナンスデータを第1情報端末から受信する受信部と、メンテナンスデータに基づいて、メンテナンス担当者のスキルを分析するスキル分析部と、スキルの分析データを第2情報端末に送信する送信部と、を有する。
【選択図】図19
特許請求の範囲【請求項１】
サーバを備え、
前記サーバは、
メンテナンス担当者によりメンテナンスされたミシンのメンテナンス履歴を示すメンテナンスデータを第１情報端末から受信する受信部と、
前記メンテナンスデータに基づいて、前記メンテナンス担当者のスキルを分析するスキル分析部と、
前記スキルの分析データを第２情報端末に送信する送信部と、を有する、
ミシン管理システム。
続きを表示（約 970 文字）【請求項２】
前記第１情報端末は、前記ミシンをメンテナンスさせるためのメンテナンス案内を表示した後にメンテナンス結果を前記メンテナンス担当者に入力させる対話型処理を実施して、前記メンテナンスデータを取得する、
請求項１に記載のミシン管理システム。
【請求項３】
前記第１情報端末は、複数のメンテナンス項目のそれぞれについて、前記メンテナンス案内を表示した後に前記メンテナンス結果を入力させることを順次実施する、
請求項２に記載のミシン管理システム。
【請求項４】
前記メンテナンスデータは、前記メンテナンス担当者がメンテナンスに要した時間を含む、
請求項１に記載のミシン管理システム。
【請求項５】
前記メンテナンスデータは、前記メンテナンス担当者がメンテナンスしたミシンの固有情報を含む、
請求項１に記載のミシン管理システム。
【請求項６】
前記メンテナンスデータは、前記メンテナンス担当者が実施したメンテナンス方法を含む、
請求項１に記載のミシン管理システム。
【請求項７】
メンテナンス担当者が所持する第１情報端末が、ミシンをメンテナンスさせるためのメンテナンス案内を表示した後にメンテナンス結果を前記メンテナンス担当者に入力させる対話型処理を実施することと、
前記第１情報端末が、前記対話型処理により取得された前記メンテナンス結果を含む前記ミシンのメンテナンス履歴を示すメンテナンスデータをサーバに送信することと、
第２情報端末が、前記メンテナンスデータに基づいて前記サーバにおいて生成された前記メンテナンス担当者のスキルの分析データを受信することと、を含む、
ミシン管理方法。
【請求項８】
前記第１情報端末は、複数のメンテナンス項目のそれぞれについて、前記メンテナンス案内を表示した後に前記メンテナンス結果を入力させることを順次実施する、
請求項７に記載のミシン管理方法。
【請求項９】
前記メンテナンスデータは、前記メンテナンス担当者が前記対話型処理に要した時間及びメンテナンス実施回数を含む、
請求項７に記載のミシン管理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本明細書で開示する技術は、ミシン管理システム及びミシン管理方法に関する。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
ミシンに係る技術分野において、特許文献１に開示されているようなミシン管理システムが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
国際公開第２０２０／２３０８３０号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
工業用のミシンは、縫製工場に設置され、メンテナンス担当者によりメンテナンスされる。メンテナンス担当者のスキルを把握したいというニーズがある。
【０００５】
本明細書で開示する技術は、ミシンのメンテナンス担当者のスキルを把握することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本明細書は、ミシン管理システムを開示する。ミシン管理システムは、サーバを備える。サーバは、メンテナンス担当者によりメンテナンスされたミシンのメンテナンス履歴を示すメンテナンスデータを第１情報端末から受信する受信部と、メンテナンスデータに基づいて、メンテナンス担当者のスキルを分析するスキル分析部と、スキルの分析データを第２情報端末に送信する送信部と、を有する。
【発明の効果】
【０００７】
本明細書で開示する技術によれば、ミシンのメンテナンス担当者のスキルを把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態に係るミシン管理システムを模式的に示す図である。
図２は、実施形態に係るサーバ、情報端末、及びミシンを示す機能ブロック図である。
図３は、実施形態に係るミシン固有データを説明するための図である。
図４は、実施形態に係るミシン稼働データを説明するための図である。
図５は、実施形態に係るメンテナンスデータを説明するための図である。
図６は、実施形態に係る登録画面が表示された情報端末を示す図である。
図７は、実施形態に係るミシンがメンテナンスされるときの情報端末を示す図である。
図８は、実施形態に係るミシンがメンテナンスされるときの情報端末を示す図である。
図９は、実施形態に係るミシンがメンテナンスされるときの情報端末を示す図である。
図１０は、実施形態に係るミシンがメンテナンスされるときの情報端末を示す図である。
図１１は、実施形態に係るミシンがメンテナンスされるときの情報端末を示す図である。
図１２は、実施形態に係るミシンがメンテナンスされるときの情報端末を示す図である。
図１３は、実施形態に係るミシンの部品を発注するときの情報端末を示す図である。
図１４は、実施形態に係るメンテナンス分析部によるデータ処理方法を模式的に示す図である。
図１５は、実施形態に係るメンテナンス要求通知を受信した情報端末を示す図である。
図１６は、実施形態に係るミシンがメンテナンスされるときの情報端末を示す図である。
図１７は、実施形態に係るカスタマイズ画面が表示された情報端末を示す図である。
図１８は、実施形態に係る設定値の変更方法を説明するための図である。
図１９は、実施形態に係るスキル分析部によるデータ処理方法を模式的に示す図である。
図２０は、実施形態に係るスキル分析表示画面が表示された情報端末を示す図である。
図２１は、実施形態に係るレポート作成部によるデータ処理方法を模式的に示す図である。
図２２は、実施形態に係るレポート表示画面が表示された情報端末を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
［ミシン管理システム］
図１は、実施形態に係るミシン管理システム１を模式的に示す図である。ミシン管理システム１は、ミシン４を管理する。図１に示すように、ミシン管理システム１は、サーバ２と、複数の情報端末３とを備える。
【００１０】
ミシン４は、縫製工場５において稼働する工業用のミシンである。複数のミシン４が縫製工場５において稼働する。縫製工場５は、ミシン４が稼働する稼働施設である。縫製工場５の事業は、縫製品の製造である。ミシン４により縫製糸で縫製対象物が縫合されることにより、縫製品が製造される。
（【００１１】以降は省略されています）

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