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公開番号
2024143922
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-11
出願番号
2023056875
出願日
2023-03-31
発明の名称
ミシン
出願人
JUKI株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
D05B
27/16 20060101AFI20241004BHJP(縫製;刺しゅう;タフティング)
要約
【課題】被縫製物の側端部を適正な位置に合わせつつも被縫製物を良好に送る。
【解決手段】針板101上の被縫製物C1,C2を縫い方向に送る送り機構20,40と、被縫製物C1,C2の縫い方向に直交する方向における端部を検出する端部検出装置80とを備え、送り機構20,40は、針落ち位置の左側と右側とで縫い方向の送り量に差を設けた差動送りを可能とし、端部検出装置80の検出に基づいて、送り機構20,40による左側と右側の縫い方向の送り量の差を制御する制御装置90を備えている。
【選択図】図13
特許請求の範囲
【請求項1】
針板上の被縫製物を縫い方向に送る送り機構と、
前記被縫製物の前記縫い方向に直交する方向における端部を検出する端部検出装置とを備え、
前記送り機構は、針落ち位置の左側と右側とで前記縫い方向の送り量に差を設けた差動送りを可能とし、
前記端部検出装置の検出に基づいて、前記送り機構による左側と右側の前記縫い方向の送り量の差を制御する制御装置を備えることを特徴とするミシン。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記送り機構は、前記針板上の被縫製物に対して下側から搬送ベルトにより被縫製物を送る下送り機構を含み、
前記下送り機構の搬送ベルトは、前記針落ち位置の左側で送りを行う左ベルトと前記針落ち位置の右側で送りを行う右ベルトとを含むことを特徴とする請求項1に記載のミシン。
【請求項3】
前記送り機構は、前記針板上の被縫製物に対して上側から搬送ベルトにより被縫製物を送る上送り機構を含み、
前記上送り機構の搬送ベルトは、前記針落ち位置の左側で送りを行う左ベルトと前記針落ち位置の右側で送りを行う右ベルトとを含むことを特徴とする請求項1に記載のミシン。
【請求項4】
前記送り機構は、前記針板上の被縫製物に対して上側から搬送ベルトにより被縫製物を送る上送り機構を含み、
前記上送り機構の搬送ベルトは、前記針落ち位置の左側で送りを行う左ベルトと前記針落ち位置の右側で送りを行う右ベルトとを含むことを特徴とする請求項2に記載のミシン。
【請求項5】
前記被縫製物は、上側の被縫製物と下側の被縫製物とが重ねられて構成され、
前記端部検出装置は、前記上側の被縫製物の前記端部を検出する上検出部と、前記下側の被縫製物の前記端部を検出する下検出部とを有することを特徴とする請求項4に記載のミシン。
【請求項6】
前記上検出部及び前記下検出部よりも送り方向上流側で、前記下側の被縫製物と前記上側の被縫製物とを分離させるガイドを備えることを特徴とする請求項5に記載のミシン。
【請求項7】
前記端部検出装置を前記縫い方向に直交する方向に移動させる位置調節機構を備えることを特徴とする請求項1記載のミシン。
【請求項8】
前記端部検出装置は、前記縫い方向に直交する方向に並んだ複数の検出部を有することを特徴とする請求項1に記載のミシン。
【請求項9】
前記針板又は当該針板に連なる前記被縫製物の搬送面に設けられた送出口からエアーを送り出す送出装置を備えることを特徴とする請求項1に記載のミシン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、左右の差動送りを行うミシンに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のミシンは、送り歯によって縫い方向に送られる針板上の被縫製物に対して、送り歯による送り方向に直交する方向に送りを行うローラ機構により、被縫製物を移動させて被縫製物の側端部の位置を適正な位置に合わせながら縫製を行っていた(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-059577号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記構成の場合、ローラ機構が送り歯の送り方向に直交する方向に送りを行う構成のため、送り歯の送りに影響を与えるおそれがあった。
【0005】
本発明は、被縫製物の側端部を適正な位置に合わせつつも被縫製物を良好に送ることをその目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、ミシンにおいて、
針板上の被縫製物を縫い方向に送る送り機構と、
前記被縫製物の前記縫い方向に直交する方向における端部を検出する端部検出装置とを備え、
前記送り機構は、針落ち位置の左側と右側とで前記縫い方向の送り量に差を設けた差動送りを可能とし、
前記端部検出装置の検出に基づいて、前記送り機構による左側と右側の前記縫い方向の送り量の差を制御する制御装置を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明のミシンは、上記構成により、被縫製物の側端部を適正な位置に合わせつつも被縫製物を良好に送ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
発明の実施形態であるミシンの後面図である。
ミシンの左側面図である。
ミシンの斜視図である。
押さえ足の図示を省略したミシンベッド部の左端部上面を示す斜視図である。
下送り機構のガイド枠の斜視図である。
四本の搬送ベルトが前後差動送り状態にある送り機構の斜視図である。
四本の搬送ベルトが左右差動送り状態にある送り機構の斜視図である。
針板上で被縫製物を上から押さえる布押さえ機構の斜視図である。
布押さえ機構の後面図である。
布押さえ機構の分解斜視図である。
端部検出装置が装備される針板の周辺を示す斜視図である。
端部検出装置が装備される針板の周辺を示す後面図である。
ミシンの制御系を示すブロック図である。
制御装置が実行する縫製の動作制御を示したフローチャートである。
端部検出装置の他の形態であるセンサ保持枠の後面図である。
ミシンベッド部の上面に複数のエアーの送出口を設けたミシンの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施形態の概略構成]
以下、本発明の実施形態であるミシンについて詳細に説明する。
図1はミシン100の後面図、図2はミシン100の左側面図、図3はミシン100の斜視図を示す。
以下、被縫製物の送り方向下流側を「前」、送り方向上流側を「後」、前を向いた状態で左手側を「左」、右手側を「右」、鉛直上方を「上」、鉛直下方を「下」とする。前後方向、左右方向、上下方向は、互いに直交する。
以下の説明では、ミシン100は水平面に設置されている前提であり、前後方向と左右方向は、水平となる。
【0010】
本発明の実施形態であるミシン100として、差動送りの機能を搭載した本縫いミシンを例示する。
ミシン100は、ミシンフレーム110、針上下動機構、送り機構としての下送り機構20、送り機構としての上送り機構40、押さえ機構としての布押さえ機構70、釜機構、端部検出装置80(図11参照、図1~図10では図示略)、制御装置90を備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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