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公開番号
2024171454
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023088465
出願日
2023-05-30
発明の名称
ミシン
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
D05B
19/12 20060101AFI20241205BHJP(縫製;刺しゅう;タフティング)
要約
【課題】ユーザによる入力部への操作性が損なわれることを抑制することに貢献するミシンを提供する。
【解決手段】ミシン1は、上下方向に延びる脚柱部4と、脚柱部4の下端部よりも上方の位置から、前方に延びるシリンダベッド部5と、シリンダベッド部5から上方に離れる位置で、脚柱部4から前方に延びるアーム部6と、アーム部6の前端部に位置する板である正面板63に配置され、ミシン1を操作するための入力ボタン30とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
上下方向に延びる脚柱部と、
前記脚柱部の下方の端部よりも上方の位置から、前記上下方向に直交する第一方向の一方である第一特定方向に延びるベッド部と、
前記ベッド部から上方に離れる位置で、前記脚柱部から前記第一特定方向に延びるアーム部と、
前記アーム部の前記第一特定方向の端部に位置する板である正面板に配置され、ミシンを操作するための入力部と
を備えたことを特徴とするミシン。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記入力部は、少なくとも1つのモータを操作するための第一入力部を含み、
前記第一入力部は、前記正面板において、前記上下方向と前記第一方向とに直交する第二方向の第一中心よりも、前記第二方向の一方である第二特定方向に配置されることを特徴とする請求項1に記載のミシン。
【請求項3】
前記入力部は、複数の前記第一入力部を含み、
前記複数の第一入力部の全部は、前記正面板において、前記第二方向の前記第一中心よりも前記第二特定方向に配置されることを特徴とする請求項2に記載のミシン。
【請求項4】
前記入力部は、前記モータの操作とは異なる操作を行うための第二入力部をさらに含み、
前記第二入力部は、前記正面板において、前記第二方向の前記第一中心よりも前記第二特定方向に配置されることを特徴とする請求項2に記載のミシン。
【請求項5】
前記入力部は、複数の前記第二入力部を含み、
前記複数の第二入力部の全部は、前記正面板において、前記第二方向の前記第一中心よりも前記第二特定方向に配置されることを特徴とする請求項4に記載のミシン。
【請求項6】
前記アーム部において前記第二特定方向とは反対方向の端部に位置する板である第一側面板には、第一開口が設けられ、
前記ミシンは、前記第一開口に配置される天秤を備えたことを特徴とする請求項2から5のいずれかに記載のミシン。
【請求項7】
前記アーム部の前記第二特定方向の端部に位置する板である第二側面板には、第二開口が設けられ、
前記ミシンは、
縫針に設けられた目孔に糸を通す糸通し機構と、
前記第二開口を介して配置されるレバーであって、操作された場合に前記糸通し機構が動作されて、前記糸を前記目孔に通す前記レバーとを備えたことを特徴とする請求項2から5のいずれかに記載のミシン。
【請求項8】
押え足を備え、
前記レバーは、操作された場合に、前記押え足を所定の位置に昇降させ、前記糸通し機構が動作されて前記糸を前記目孔に通すことを特徴とする請求項7に記載のミシン。
【請求項9】
前記ベッド部の中に配置される水平釜を備え、
前記ベッド部の上方の端部に位置する板である上面板に、前記水平釜にボビンを収容するための第三開口が設けられることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のミシン。
【請求項10】
前記アーム部の下方の端部に位置する板である下面板には、上方に凹む凹部が設けられることを特徴とする請求項1に記載のミシン。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ミシンに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載のミシンは、アーム立上部とベッド部とアーム部と入力部とを備える。アーム立上部は上下方向に延びる。ベッド部は、上下方向に直交する方向をX方向とし、アーム立上部からX方向の一方に延びる。アーム部はベッド部よりも上方に離れた位置で、アーム立上部からX方向の一方に延びる。入力部は、上下方向とX方向とに直交する方向をY方向とし、アーム部のY方向の一方の端部に位置する板に配置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-259719号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、ユーザがX方向の一方から扱うようなミシンを考えた場合に、特許文献1のような構成では、入力部がアーム部のY方向の一方の端部に位置する板に配置されるので、ユーザによる入力部への操作性が損なわれる可能性がある。
【0005】
本発明の目的は、ユーザによる入力部への操作性が損なわれることを抑制することに貢献するミシンを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書は、例えば以下の態様を開示する。
【0007】
第一態様に係るミシンは、上下方向に延びる脚柱部と、前記脚柱部の下方の端部よりも上方の位置から、前記上下方向に直交する第一方向の一方である第一特定方向に延びるベッド部と、前記ベッド部から上方に離れる位置で、前記脚柱部から前記第一特定方向に延びるアーム部と、前記アーム部の前記第一特定方向の端部に位置する板である正面板に配置され、ミシンを操作するための入力部とを備える。
【0008】
第二態様に係るミシンは、上下方向に延びる脚柱部と、前記上下方向に直交する第一方向の一方である第一特定方向に延びるベッド部と、前記ベッド部から上方に離れる位置で、前記脚柱部から前記第一特定方向に延びるアーム部と、ミシンを操作するための入力部と、縫製対象物を保持する刺しゅう枠が装着され且つ前記上下方向において、前記ベッド部と前記アーム部との間に位置する装着部を含み、前記第一方向に移動可能なキャリッジとを備え、前記装着部は、前記第一特定方向から前記刺しゅう枠が挿入されることで、前記刺しゅう枠が装着されるように構成され、前記入力部は、前記アーム部の前記第一特定方向の端部に位置する板である正面板に配置される。
【0009】
第一態様または第二態様によれば、ミシンは、ユーザによる入力部への操作性が損なわれることを抑制することに貢献する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
ミシン1を左前上方から見た斜視図である。
ミシン1を右前上方から見た斜視図である。
ミシン1を左前下方から見た斜視図である。
蓋523が外されたミシン1を前上方から見た斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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