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公開番号2024121164
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-06
出願番号2023028116
出願日2023-02-27
発明の名称気分状態改善用組成物
出願人株式会社明治
代理人弁理士法人フィールズ国際特許事務所
主分類A23L 33/105 20160101AFI20240830BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】新規な気分状態改善用組成物の提供。
【解決手段】本発明によれば、カカオフラバノールを有効成分として含んでなる、気分状態改善用組成物が提供される。前記組成物は好ましくは更年期女性に摂取させ、より好ましくは閉経前の更年期女性に摂取させる組成物である。前記組成物は好ましくは、食品である。
【選択図】なし

特許請求の範囲【請求項1】
カカオフラバノールを有効成分として含んでなる、気分状態改善用組成物。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
気分状態改善が、活気および活力の向上、抑うつおよび落ち込みの改善、疲労および無気力の改善、緊張および不安の改善並びに総合的な気分状態の改善からなる群から選択される1以上である、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
活気および活力の向上に使用するための、請求項1に記載の組成物。
【請求項4】
更年期女性に摂取させるための、請求項1または2に記載の組成物。
【請求項5】
更年期女性が閉経前である、請求項4に記載の組成物。
【請求項6】
単位摂取形態である、請求項1または2に記載の組成物。
【請求項7】
1個または複数個の単位摂取形態が、ヒト1日当たりの有効摂取量のカカオフラバノールを含む、請求項6に記載の組成物。
【請求項8】
ヒト1日当たりのカカオフラバノールの有効摂取量がエピカテキン当量で50~2000mgである、請求項7に記載の組成物。
【請求項9】
食品である、請求項1または2に記載の組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、気分状態改善用組成物に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
気分状態の悪化は、外的な要因(例えば、労働、人間関係、環境変化)による肉体的または精神的ストレス、および内的な要因(例えば、ホルモンバランスの変化、加齢)によって生じ、QOLを著しく低下させる。特に女性の気分状態は、外的な要因によるストレスに加えて、内的な要因、すなわち女性ホルモンの影響を強く受ける。特に女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌量の乱れや枯渇により、精神活動を司る自律神経系が乱れ、女性の心身の不調をもたらす。なかでも閉経前後5年間の更年期女性では、エストロゲンの分泌が減少したり、反動によって過剰に分泌されたりすることにより、気分状態に関する不調が強く現れる。
【0003】
これまでに外的な要因である強制水泳によって生じる肉体的・精神的ストレスによる気分状態を改善する素材として、カカオ抽出物が提案されている(特許文献1)。しかしながら、ホルモンバランスの変化や加齢等の内的な要因が関与する気分状態の悪化、特に更年期女性の気分状態、を改善するための素材として、満足できるものは知られていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2010-526036号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、新規な気分状態改善用組成物の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは今般、カカオフラバノールをヒト対象に摂取させることにより、気分状態を改善できることを見出した。本発明はこの知見に基づくものである。
【0007】
本発明によれば以下の発明が提供される。
[1]カカオフラバノールを有効成分として含んでなる、気分状態改善用組成物および気分状態改善剤。
[2]気分状態改善が、活気および活力の向上、抑うつおよび落ち込みの改善、疲労および無気力の改善、緊張および不安の改善並びに総合的な気分状態の改善からなる群から選択される1以上である、上記[1]に記載の組成物および剤。
[3]活気および活力の向上に使用するための、上記[1]に記載の組成物および剤。
[4]更年期女性に摂取させるための、上記[1]~[3]のいずれかに記載の組成物および剤。
[5]更年期女性が閉経前である、上記[4]に記載の組成物および剤。
[6]単位摂取形態である、上記[1]~[5]のいずれかに記載の組成物おおび剤。
[7]1個または複数個の単位摂取形態が、ヒト1日当たりの有効摂取量のカカオフラバノールを含む、上記[6]に記載の組成物および剤。
[8]ヒト1日当たりのカカオフラバノールの有効摂取量がエピカテキン当量で50~2000mgである、上記[7]に記載の組成物および剤。
[9]食品である、上記[1]~[8]のいずれかに記載の組成物および剤。
【0008】
本明細書において、上記[1]~[9]の組成物を「本発明の組成物」ということがある。また、本明細書において、上記[1]~[9]の剤を「本発明の剤」ということがある。
【0009】
本発明によれば、長期間にわたって継続的に摂取しても副作用の懸念がなく、安全性が高い、気分状態改善用組成物が提供できる点で有利である。
【発明の概要】
発明の具体的説明
【0010】
本発明の組成物および剤はカカオフラバノールを有効成分とするものである。
(【0011】以降は省略されています)

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