TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024121147
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-06
出願番号
2023028087
出願日
2023-02-27
発明の名称
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
出願人
株式会社三菱総合研究所
,
国立大学法人東海国立大学機構
代理人
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/26 20240101AFI20240830BHJP(計算;計数)
要約
【課題】予測される災害情報から所定地域における経済的損失を導き出す情報処理装置等を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、発生しうる災害に関する災害情報を受け付ける受付部10と、災害情報をモデルに適用することで、所定地域で発生する生産量低下を含む経済的損失を算出する算出部20と、を有する。算出部20は、補強等の対策を取る前の対策前経済的損失と、対策を取った後の対策後経済的損失を算出する。算出部20は、対象となるインフラの平常時評価指標と、算出した経済的損失とを用いて、対策の優先度を決定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
発生しうる災害に関する災害情報を受け付ける受付部と、
前記災害情報を算出モデルに適用することで、所定地域で発生する生産量低下を含む経済的損失を算出する算出部と、
を備える、情報処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記算出部は、対象となるインフラの平常時評価指標と、前記経済的損失とを用いて、対策の優先度を決定する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記経済的損失は、対象となるインフラの修理に必要な費用を含む、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記算出部は、対策前の対策前情報と前記災害情報を前記算出モデルに適用することで、前記所定地域における対策前経済的損失を算出し、かつ想定される対策を取った後の対策後情報と前記災害情報を前記算出モデルに適用することで、前記所定地域における対策後経済的損失を算出する、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記想定される対策に必要な費用と、前記対策前経済的損失と前記対策後経済的損失との差分を出力する出力部を備える、請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記災害情報はある災害が発生する確率を含み、
前記算出モデルでは、アセット毎に災害の大きさに応じた被害確率が設定されており、
前記算出部は、ある災害が発生することによって機能しなくなるアセットの評価を元に、当該ある災害に起因するインフラ供給ネットワークの下流部分に該当する需要家の経済的損失と当該ある災害が発生する確率とを用いて、所定地域で発生する生産量低下を算出する、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記算出部は、所定期間においてある災害が発生する確率を用いて、当該所定期間における経済的損失を算出する、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記生産量低下は、前記所定地域に存在する工場での生産停止による生産量低下を含む、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項9】
受付部によって、発生しうる災害に関する災害情報を受け付ける工程と、
算出部によって、前記災害情報をモデルに適用することで、所定地域で発生する生産量低下を含む経済的損失を算出する工程と、
を備える、情報処理方法。
【請求項10】
情報処理装置にインストールされるプログラムであって、
前記プログラムがインストールされた情報処理装置に、
発生しうる災害に関する災害情報を受け付ける受付機能と、
前記災害情報をモデルに適用することで、所定地域で発生する生産量低下を含む経済的損失を算出する算出機能と、
を実行させることを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、災害が発生した場合に所定地域で発生する経済的損失を算出する情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から災害に関連した提案がなされている。例えば特許文献1では、複数の構造物を一括で管理するための被災情報管理システムが提案されている。特許文献1で示されている被災情報管理システムは、複数の構造物のそれぞれに設置された地震センサと、複数の構造物のそれぞれに予め設定された判定基準を記憶する記憶部と、地震センサの検出値が、当該地震センサが設置された構造物に対応する判定基準を超えているかどうかを判定する判定部と、判定部における複数の構造物ごとの判定結果を管理者に出力する出力部と、を備えた構成となっている。
【0003】
また特許文献2では、推測された位置における被災の状況をより正確に把握するためのシステムが提案されている。特許文献2で示されている災害情報システムは、特定の位置での被災の状況を推測した推測情報と、特定の位置に応じた範囲に存在するユーザから投稿された投稿情報とを取得する情報取得部を備えた構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-129445号
特開2022-136844号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1で示される発明は、あくまでも複数の構造物を一括で管理するためのものに過ぎない。特許文献2で示されている発明は、推測された位置における被災の状況を把握するためのものに過ぎない。
【0006】
本発明は、特許文献1や特許文献2等の従来技術とは異なる視点からなされたものであり、予測される災害情報から所定地域における経済的損失を導き出す情報処理装置等を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
[概念1]
本発明による情報処理装置は、
発生しうる災害に関する災害情報を受け付ける受付部と、
前記災害情報を算出モデルに適用することで、所定地域で発生する生産量低下を含む経済的損失を算出する算出部と、
を備えてもよい。
【0008】
[概念2]
概念1による情報処理装置において、
前記算出部は、対象となるインフラの平常時評価指標と、前記経済的損失とを用いて、対策の優先度を決定してもよい。
【0009】
[概念3]
概念1又は2による情報処理装置において、
前記経済的損失は、対象となるインフラの修理に必要な費用を含んでもよい。
【0010】
[概念4]
概念1乃至3のいずれか1つによる情報処理装置において、
前記算出部は、対策前の対策前情報と前記災害情報を前記算出モデルに適用することで、前記所定地域における対策前経済的損失を算出し、かつ想定される対策を取った後の対策後情報と前記災害情報を前記算出モデルに適用することで、前記所定地域における対策後経済的損失を算出してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
非正規コート
12日前
個人
人物再現システム
9日前
個人
AI飲食最適化プラグイン
2日前
有限会社ノア
データ読取装置
10日前
個人
電話管理システム及び管理方法
3日前
株式会社ザメディア
出席管理システム
17日前
個人
広告提供システムおよびその方法
12日前
個人
日誌作成支援システム
9日前
トヨタ自動車株式会社
工程計画装置
17日前
株式会社タクテック
商品取出集品システム
16日前
個人
ポイント還元付き配送システム
10日前
ミサワホーム株式会社
情報処理装置
16日前
トヨタ自動車株式会社
作業判定方法
18日前
オベック実業株式会社
接続構造
9日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理システム
18日前
ゼネラル株式会社
RFIDタグ付き物品
19日前
株式会社村田製作所
動き検知装置
16日前
個人
コンテンツ配信システム
16日前
株式会社ドクター中松創研
生成AIの適切使用法
9日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理方法
18日前
株式会社実身美
ワーキングシェアリングシステム
10日前
株式会社国際電気
支援システム
19日前
個人
プラットフォームシステム
16日前
富士通株式会社
画像生成方法
22日前
株式会社エスシーシー
置き配システム
10日前
ブラザー工業株式会社
ラベルプリンタ
18日前
個人
注文管理システム及び注文管理プログラム
9日前
株式会社知財事業研究所
運行計画作成システム
16日前
株式会社 喜・扇
緊急事態対応円滑化システム
9日前
株式会社K-model
運用設計資料作成装置
12日前
トヨタ自動車株式会社
作業支援システム
16日前
甍エンジニアリング株式会社
屋根材買い取りシステム
22日前
株式会社日立製作所
設計支援装置
17日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
9日前
日立建機株式会社
潤滑油診断システム
17日前
株式会社マーケットヴィジョン
情報処理システム
9日前
続きを見る
他の特許を見る