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公開番号2024120580
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-05
出願番号2023027459
出願日2023-02-24
発明の名称エアバッグ
出願人日本プラスト株式会社
代理人個人,個人
主分類B60R 21/237 20060101AFI20240829BHJP(車両一般)
要約【課題】エアバッグ本体部の展開方向を容易に制御できるエアバッグを提供する。
【解決手段】エアバッグ3は、ガスが導入されるガス導入部17を有し、ガス導入部17からのガスの導入により折り畳まれた状態から膨張展開する袋状のエアバッグ本体部15を備える。折り畳まれたエアバッグ本体部15は、展開状態で乗員に対向する対向部23を含む第一折畳部30と、展開状態で乗員側とは反対側に位置する非対向部である上面部25の一部を含む、第一折畳部30とは別個の第二折畳部31と、を有し、第二折畳部31が、乗員側とは反対側から第一折畳部30とガス導入部17との間に挿入されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ガスが導入されるガス導入部を有し、このガス導入部からのガスの導入により折り畳まれた状態から膨張展開する袋状のエアバッグ本体部を備え、
折り畳まれた前記エアバッグ本体部は、展開状態で保護対象に対向する対向部を含む第一折畳部と、展開状態で前記保護対象側とは反対側に位置する非対向部の一部を含む、前記第一折畳部とは別個の第二折畳部と、を有し、前記第二折畳部が、前記保護対象側とは反対側から前記第一折畳部と前記ガス導入部との間に挿入されている
ことを特徴とするエアバッグ。
続きを表示(約 140 文字)【請求項2】
非対向部は、展開状態でウインドシールドに対向する上面部である
ことを特徴とする請求項1記載のエアバッグ。
【請求項3】
第二折畳部は、少なくとも一回折り畳まれている
ことを特徴とする請求項1または2記載のエアバッグ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ガスの導入により折り畳まれた状態から膨張展開する袋状のエアバッグ本体部を備えるエアバッグに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自動車のインストルメントパネルに配置される助手席乗員用のエアバッグ装置が知られている。このエアバッグ装置は、エアバッグが折り畳まれた状態で収納され、自動車の衝突時には、インフレータから噴射されたガスの導入によってエアバッグが膨張し、その膨張の圧力によりインストルメントパネルの一部が破断して助手席の乗員の前方にエアバッグが展開し、乗員を拘束保護する。
【0003】
このようなエアバッグ装置において、乗員の拘束性を向上するためには、エアバッグを乗員方向へとより迅速に展開させることが望まれる。そこで、エアバッグ本体部の内部にディフューザを配置し、このディフューザによりガスをエアバッグ本体部の上部と下部とに均等に分配することで、エアバッグの展開方向を制御するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-225710号公報 (第3-5頁、図1-4)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述のエアバッグの場合、エアバッグ本体部とは別個にディフューザが必要であるとともに、ディフューザをエアバッグ本体部の内部に封じる必要がある。そのため、より簡易な方法でエアバッグの展開方向を制御することが望まれる。
【0006】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、エアバッグ本体部の展開方向を容易に制御できるエアバッグを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1記載のエアバッグは、ガスが導入されるガス導入部を有し、このガス導入部からのガスの導入により折り畳まれた状態から膨張展開する袋状のエアバッグ本体部を備え、折り畳まれた前記エアバッグ本体部は、展開状態で保護対象に対向する対向部を含む第一折畳部と、展開状態で前記保護対象側とは反対側に位置する非対向部の一部を含む、前記第一折畳部とは別個の第二折畳部と、を有し、前記第二折畳部が、前記保護対象側とは反対側から前記第一折畳部と前記ガス導入部との間に挿入されているものである。
【0008】
請求項2記載のエアバッグは、請求項1記載のエアバッグにおいて、非対向部は、展開状態でウインドシールドに対向する上面部であるものである。
【0009】
請求項3記載のエアバッグは、請求項1または2記載のエアバッグにおいて、第二折畳部は、少なくとも一回折り畳まれているものである。
【発明の効果】
【0010】
請求項1記載のエアバッグによれば、エアバッグ本体部内に導入されたガスによる第二折畳部の膨張を遅らせることができるので、第二折畳部の膨張が第一折畳部の展開方向に影響を与えにくく、追加の部材を用いることなく、エアバッグ本体部の折り畳みのみでエアバッグ本体部の展開方向を容易に制御できる。
(【0011】以降は省略されています)

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