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公開番号2024119338
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-03
出願番号2023026159
出願日2023-02-22
発明の名称部品管理システム
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B65G 1/137 20060101AFI20240827BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】部品収納棚から精度良く、かつ、容易に部品を取り出すことができるようにする。
【解決手段】複数の部品収納部を備え、作業領域が設定された複数の部品収納装置と、複数の作業者が保持する携帯端末Mbkと、管理サーバ21とから成る。第1の作業者P1が所望するすべての第1の部品が取り出されるまでの間に、第2の作業者P2が保持する携帯端末Mb2が所定の部品収納装置の作業領域内に位置する場合に、携帯端末Mb2の表示部33に第1の作業者が作業中である旨が表示される。第2の作業者P2が、第1の作業者P1が所望する部品を間違えて取り出してしまうことがない。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
(a)部品を収納するための複数の部品収納部を備え、部品を取り出すための取出面に作業領域が設定された複数の部品収納装置と、
(b)前記各部品収納部のうちの所定の部品収納部から部品を取り出す複数の作業者が保持する携帯端末と、
(c)前記各部品収納装置及び前記各携帯端末と通信網を介して接続された管理サーバとから成るとともに、
(d)前記各部品収納装置のうちの所定の部品収納装置において、第1の作業者が所望するすべての第1の部品が前記部品収納部から取り出されるまでの間に、第2の作業者が保持する携帯端末が前記所定の部品収納装置の作業領域内に位置する場合に、前記第2の作業者が保持する携帯端末の表示部に、前記第1の作業者が作業中である旨が表示されることを特徴とする部品管理システム。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記すべての第1の部品が前記部品収納部から取り出されたときに、前記第2の作業者が保持する携帯端末の表示部に、部品収納部から取り出すことが可能であることを表す部品の状態が表示される請求項1に記載の部品管理システム。
【請求項3】
前記すべての第1の部品が前記部品収納部から取り出された後、前記第2の作業者が所望する第2の部品が取り出されたときに、前記第2の作業者が保持する携帯端末の表示部に、部品収納部から既に取り出されていることを表す部品の状態が表示される請求項1に記載の部品管理システム。
【請求項4】
前記第2の作業者が保持する携帯端末が前記所定の部品収納装置の作業領域外に移動したときに、前記第2の作業者が保持する携帯端末の表示部に、部品収納装置の作業領域外にあることを表す部品の状態が表示される請求項1に記載の部品管理システム。
【請求項5】
前記部品収納装置から送信される位置検出用の信号が受信されたかどうかによって、第2の作業者が保持する携帯端末が部品収納装置の作業領域内に位置するかどうかが検出される請求項1に記載の部品管理システム。
【請求項6】
前記第2の作業者が保持する携帯端末の表示部に、前記第1の作業者が作業中である旨、及び第2の作業者による部品の取出しを優先するための操作部位が表示される請求項1に記載の部品管理システム。
【請求項7】
(a)前記各部品収納部は点灯又は消灯される表示要素を備え、
(b)前記第1の部品が取り出されたとき又は前記第1の作業者が保持する携帯端末が作業領域外に移動したときに、前記第2の作業者が所望する第2の部品を収納する部品収納部における前記表示要素が点灯する請求項1~6のいずれか1項に記載の部品管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、部品管理システムに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、IC、トランジスタ、ダイオード等のチップ部品をプリント基板に自動的に取り付ける自動装着機においては、複数のチップ部品を保持する部品であるリールがフィーダにセットされ、フィーダにおいてリールから繰り出されたテープがマウンタに送られ、マウンタにおいてテープから分離させられた各チップ部品が、プリント基板上に載置され、ボンダによってプリント基板に取り付けられるようになっている。
【0003】
前記チップ部品は、取り付けられるプリント基板、取り付けられる部位等によって異なるので、部品管理システムとしてのリール管理システムが提供され、リール管理システムにおいて、リールが、チップ部品ごとに形成され、部品収納棚としてのリール収納棚に収納され、自動装着機においてプリント基板に取り付けられるチップ部品が決まると、作業者によって、チップ部品を保持するリールがリール収納部棚の所定のリール収納部から取り出され、フィーダにセットされる。また、必要に応じて、リールがリール収納部に収納され、補充される。
【0004】
ところで、前記リール管理システムにおいては、リールの保管場所である、リール収納棚におけるリール収納部が作業者に知らされ、作業者が、リール収納部に対応する作業者識別情報をリール管理システムに入力すると、作業者識別情報に基づいて真正な作業者であるかどうかが判断され、真正な作業者である場合に、作業者はリール収納部からリールを取り出すことができるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-28921号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、前記従来のリール管理システムにおいては、複数の作業者がリール収納棚に収納されたリールを取り出そうとした場合に、各作業者に同時にリール収納部が知らされると、間違えて他の作業者が必要としているリールを取り出してしまう恐れがある。
【0007】
また、作業者が、リール収納部に対応する作業者識別情報をリール管理システムに入力する必要があるので、リールを取り出すための作業が煩わしい。
【0008】
本発明は、前記従来の部品管理システムの問題点を解決して、部品収納棚から精度良く、かつ、容易に部品を取り出すことができるようにした部品管理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
そのために、本発明の部品管理システムは、部品を収納するための複数の部品収納部を備え、部品を取り出すための取出面に作業領域が設定された複数の部品収納装置と、前記各部品収納部のうちの所定の部品収納部から部品を取り出す複数の作業者が保持する携帯端末と、前記各部品収納装置及び前記各携帯端末と通信網を介して接続された管理サーバとから成る。
【0010】
そして、前記各部品収納装置のうちの所定の部品収納装置において、第1の作業者が所望するすべての第1の部品が前記部品収納部から取り出されるまでの間に、第2の作業者が保持する携帯端末が前記所定の部品収納装置の作業領域内に位置する場合に、前記第2の作業者が保持する携帯端末の表示部に、前記第1の作業者が作業中である旨が表示される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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