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公開番号2024119181
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-03
出願番号2023025904
出願日2023-02-22
発明の名称シート給送装置及び画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人中川国際特許事務所
主分類B65H 3/48 20060101AFI20240827BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】シートを給送する際に、紙種に応じてシートにエアを吹き付けてシート間の密着力を低減すること。
【解決手段】シートPを給送するシート給送装置200は、シートPが積載される給紙トレイ5と、給紙トレイ5に積載されたシートPの種類を判別する光沢検知センサ306と、給紙トレイ5に積載されたシートPに対してシートPの積載方向と直交する方向より風を吹き付ける送風部303A及び送風部303Bと、光沢検知センサ306における判別結果に応じて送風部303A及び送風部303Bの駆動を制御する制御部400と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
シートを給送するシート給送装置であって、
シートが積載される給紙トレイと、
前記給紙トレイに積載されたシートの種類を判別する判別手段と、
前記給紙トレイに積載されたシートに対してシートの積載方向と直交する方向より風を吹き付ける送風手段と、
前記判別手段における判別結果に応じて前記送風手段の駆動を制御する制御手段と、
を有することを特徴とするシート給送装置。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記給紙トレイにシートが載置されたことを検知する検知手段を有し、
前記制御手段は、
前記検知手段により前記給紙トレイにシートが載置された検知結果の取得をトリガとして前記判別結果に応じて前記送風手段の駆動を制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
【請求項3】
前記判別手段は、
コート紙と非コート紙とを判別し、
前記制御手段は、
前記判別手段より前記コート紙の前記判別結果を取得した際に、前記送風手段を駆動させる制御を行う、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のシート給送装置。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載のシート給送装置と、
像担持体に画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段により前記像担持体に形成した前記画像を前記シート給送装置により給送されるシートに転写する転写手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
前記判別手段により判別したシートの種類を前記画像形成手段により前記画像を形成するシートの種類として表示すると共に、表示したシートの種類を変更可能である入出力手段を有する、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートを給送するシート給送装置及びこのシート給送装置を有する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電子写真方式を用いた複写機、プリンタ又はファクシミリ等の画像形成装置が普及している。また、近年、画像形成装置によって出力可能な記録媒体の種類は拡大しており、画像形成装置においてはパルプの表面に塗料を塗布したコート紙等の上質紙に比べて平滑な表面性を有した記録媒体に対応することが一般的となっている。しかしながら、表面が平滑なシートは、シート間への空気の流入が妨げられるためにシート間の密着力が高く、シート束から一枚ずつ分離して給送することが困難である。
【0003】
これに対して、特許文献1は、シート束の端部にエアを吹き付けてシートを浮揚させるエア吹き付け部を設けて、シート間の密着力を低減する制御(以下、「エア裁き制御」と記載する)を行う給紙装置を開示している。このような給紙装置においては、エアを吹き付けるファンの稼働音が周囲環境に悪影響を与えると共に、エアを吹き付けるファンを駆動させる駆動電力も必要となるため、対象となるコート紙でのみエア裁き制御が実行されるようにすることが望ましい。
【0004】
対象となるコート紙でのみエア裁き制御が実行されるようにする場合には、ユーザーに使用する紙種の設定を適切に行ってもらう必要がある。しかしながら、この場合には、紙種に対する知識が不足しているユーザー又は紙種の設定を煩わしく思うユーザーによって紙種を適当に設定される等により、紙種を誤って設定されるケースが多くある。
【0005】
特許文献2は、用紙の種類を判別するための検知手段を設けて、検知手段により用紙の特徴量を測定して、測定結果に基づいて用紙の種類を判別する画像形成装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平4-23747号公報
特許第5159445号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献2においては、用紙搬送経路上に検知手段を設けるため、給紙トレイに置かれた用紙を検知手段を設けた個所まで搬送することにより用紙の種類を判別する。従って、特許文献2においては、給紙トレイに載置されるコート紙を給紙する際のエア裁き制御に検知手段を適用することができないという課題を有する。
【0008】
本発明の目的は、シートを給送する際に、シートの種類に応じてシートにエアを吹き付けてシート間の密着力を低減することができるシート給送装置及び画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係るシート給送装置は、シートを給送するシート給送装置であって、シートが積載される給紙トレイと、前記給紙トレイに積載されたシートの種類を判別する判別手段と、前記給紙トレイに積載されたシートに風を吹き付ける送風手段と、前記判別手段における判別結果に応じて前記送風手段の駆動を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、シートを給送する際に、シートの種類に応じてシートにエアを吹き付けてシート間の密着力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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