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公開番号2024121370
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-06
出願番号2023028435
出願日2023-02-27
発明の名称画像形成装置、電子機器
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G03G 21/16 20060101AFI20240830BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】濾波後の交流電力への濾波前の交流電力の影響が抑制できる構成の画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置100は、交流電力を濾波するフィルタを有する電源装置301と、電源装置301により濾波された交流電力をオプション機器200に供給するためのドロワコネクタ101と、商用電源から電源装置301に交流電力を供給するためのインレット303と、インレット303と電源装置301とを接続する第1電源ケーブル304と、電源装置301とドロワコネクタ101とを接続する第1電源ハーネス302と、を備える。ドロワコネクタ101とインレット303とは、電源装置301を挟んで対抗する位置に配置される。第1電源ケーブル304と第1電源ハーネス302とは、並走することなく所定距離以上離れて配線される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
オプション機器が電気的に接続可能な画像形成装置であって、
交流電力を濾波するフィルタを有する電源手段と、
前記電源手段により濾波された前記交流電力を前記オプション機器に供給するためのドロワコネクタと、
商用電源から前記電源手段に前記交流電力を供給するためのインレットと、
前記インレットと前記電源手段とを接続する第1電線と、
前記電源手段と前記ドロワコネクタとを接続する第2電線と、を備え、
前記ドロワコネクタと前記インレットとは、前記電源手段を挟んで対抗する位置に配置され、
前記第1電線と前記第2電線とは、並走することなく所定距離以上離れて配線されることを特徴とする、
画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記電源手段は、前記フィルタを実装する基板の長手方向の一端に前記第1電線が接続される第1コネクタを有し、前記長手方向の他端に前記第2電線が接続される第2コネクタを有することを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記電源手段から供給される電力により動作して前記オプション機器の動作を制御する制御信号を生成し、前記ドロワコネクタを介して前記制御信号を前記オプション機器に供給する制御手段を備えることを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記電源手段は、前記交流電力から直流電力を生成し、前記制御手段に前記直流電力を供給することを特徴とする、
請求項3記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記ドロワコネクタを介して前記オプション機器に前記制御信号とともに前記直流電力を供給するための第3電線が接続される第3コネクタを有することを特徴とする、
請求項4記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記ドロワコネクタは、前記第2電線が接続される第1極と、前記第3電線が接続される第2極と、を備えることを特徴とする、
請求項5記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記ドロワコネクタは、前記第2電線と前記第3電線とが交差しないように配置されることを特徴とする、
請求項6記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記電源手段は、前記フィルタを実装する基板の長手方向の一端に前記第1電線が接続される第1コネクタを有し、他端に前記第2電線が接続される第2コネクタを有し、
前記ドロワコネクタは、前記第1極が前記第2コネクタの側に設けられ、前記第2極が第3コネクタの側に設けられるように配置されることを特徴とする、
請求項7記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記第2電線と前記第3電線とは、複数の電線を束ねたハーネスであることを特徴とする、
請求項8記載の画像形成装置。
【請求項10】
オプション機器が電気的に接続可能な電子機器であって、
交流電力を濾波するフィルタを有する電源手段と、
前記電源手段により濾波された前記交流電力を前記オプション機器に供給するためのドロワコネクタと、
商用電源から前記電源手段に前記交流電力を供給するためのインレットと、
前記インレットと前記電源手段とを接続する第1電線と、
前記電源手段と前記ドロワコネクタとを接続する第2電線と、を備え、
前記ドロワコネクタと前記インレットとは、前記電源手段を挟んで対抗する位置に配置され、
前記第1電線と前記第2電線とは、並走することなく所定距離以上離れて配線されることを特徴とする、
電子機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、給紙装置のようなオプション機器の接続が可能な画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
複写機、プリンタ、複合機等の画像形成装置には、給紙装置のようなオプション機器が増設可能となっているものがある。給紙装置を増設する場合、画像形成装置の本体が給紙装置上に位置決めされて載置される。給紙装置は、画像形成装置の本体側から給電される。そのために、画像形成装置の本体と給紙装置とは電気的に接続される。画像形成装置の本体とオプション機器との電気的な接続は、電線を用いて行われることが多い。
【0003】
従来、オプション機器のセットアップは、サービスマンにより行われている。しかし、近年、ユーザによるオプション機器のセットアップも可能となっている。ユーザによるセットアップを簡易にするために、画像形成装置の本体とオプション機器との電気的な接続が、電線を用いないドロワコネクタより行われるケースが増加している。ドロワコネクタを用いることで、画像形成装置とオプション機器との電気的な接続が、電線を用いずに可能となる。特許文献1には、画像形成装置の本体背面部にドロワコネクタを設けて、オプション機器がドロワコネクタを介して電気的に接続される構成が開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-118178号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ドロワコネクタの配置には、注意が必要である。例えばドロワコネクタの位置によっては、インレットから画像形成装置内に設けられる電源装置までの距離が長くなる。電源装置は、商用電源から供給される交流電力を濾波するフィルタを備えている。インレットから電源装置までの距離が長くなる場合、電源装置が備えるフィルタの前後の電線で、濾波前の交流電力と濾波後の交流電力が並走することがある。このような構成では、濾波後の交流電力に濾波前の交流電力の周波数成分が影響し、濾波後の交流電力にノイズが発生することがある。このような問題は、画像形成装置に限らず、ドロワコネクタを用いて他の電子機器が接続される電子機器には生じる可能性がある。
【0006】
本発明は、上述の問題に鑑み、濾波後の交流電力への濾波前の交流電力の影響が抑制できる構成の画像形成装置を提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の画像形成装置は、オプション機器が電気的に接続可能な画像形成装置であって、交流電力を濾波するフィルタを有する電源手段と、前記電源手段により濾波された前記交流電力を前記オプション機器に供給するためのドロワコネクタと、商用電源から前記電源手段に前記交流電力を供給するためのインレットと、前記インレットと前記電源手段とを接続する第1電線と、前記電源手段と前記ドロワコネクタとを接続する第2電線と、を備え、前記ドロワコネクタと前記インレットとは、前記電源手段を挟んで対抗する位置に配置され、前記第1電線と前記第2電線とは、並走することなく所定距離以上離れて配線されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、濾波後の交流電力への濾波前の交流電力の影響を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像形成装置の部品配置の説明図。
ドロワコネクタの説明図。
画像形成装置の別の部品配置の説明図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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