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公開番号
2024119101
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-03
出願番号
2023025746
出願日
2023-02-22
発明の名称
液体付与装置、電極製造装置、電気化学素子製造装置、液体付与方法、電極製造方法および電気化学素子製造方法
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
B41J
2/195 20060101AFI20240827BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】貯留部および液体付与手段間における液体組成物の品質低下を低減する。
【解決手段】液体組成物を付与する液体付与手段と、液体付与手段に供給する第一貯留部と、第一貯留部に供給する第二貯留部と、液体付与手段と第一貯留部との間で液体組成物を循環させる第一循環経路と、第一貯留部と第二貯留部との間で液体組成物を循環させる第二循環経路と、第二貯留部から液体組成物を第一貯留部に送液する第一送液手段と、第一貯留部から液体組成物を第二貯留部に送液する第二送液手段と、第一貯留部の貯留量に基づいた信号を出力する貯留量検知手段と、第一循環経路における液体組成物の性状に基づいた信号を出力する性状検知手段とを備え、貯留量検知手段の出力に基づき第一送液手段の送液量を制御し、性状検知手段の出力に基づき第一送液手段と前記第二送液手段の送液量を制御することにより、液体組成物の品質低下を低減する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
液体組成物を付与する液体付与手段と、
前記液体組成物を貯留し、前記液体付与手段に供給する第一貯留部と、
前記液体組成物を貯留し、前記第一貯留部に供給する第二貯留部と、
前記液体付与手段と、前記第一貯留部との間で前記液体組成物を循環させる第一循環経路と、
前記第一貯留部と第二貯留部との間で前記液体組成物を循環させる第二循環経路と、
前記第二循環経路に設けられ、前記第二貯留部から前記液体組成物を前記第一貯留部に送液する第一送液手段と、
前記第二循環経路に設けられ、前記第一貯留部から前記液体組成物を前記第二貯留部に送液する第二送液手段と、
前記第一貯留部に設けられ、前記第一貯留部の貯留量に基づいた信号を出力する貯留量検知手段と、
前記第一循環経路に設けられ、前記第一循環経路における前記液体組成物の性状に基づいた信号を出力する性状検知手段と、
前記第一送液手段および前記第二送液手段を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記貯留量検知手段の出力に基づき、前記第一送液手段の送液量を制御し、前記性状検知手段の出力に基づき、前記第一送液手段と前記第二送液手段の送液量を制御することを特徴とする液体付与装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記第二貯留部は、前記液体組成物の性状を均一にする均一化手段を備えることを特徴とする請求項1記載の液体付与装置。
【請求項3】
前記均一化手段は、前記液体組成物の温度を調整する温調機構を含むことを特徴とする請求項2記載の液体付与装置。
【請求項4】
前記液体組成物は沈降性材料を含む液体であり、前記均一化手段は、前記沈降性材料の濃度を均一にする沈降性材料濃度均一化手段を含むことを特徴とする請求項2記載の液体付与装置。
【請求項5】
前記第一貯留部から前記液体付与手段に前記液体組成物を供給する供給経路に設けられる第三送液手段と、
前記液体付与手段から前記第一貯留部に前記液体組成物を回収する回収経路に設けられる第四送液手段と、
前記供給経路に設けられ、前記供給経路を送られる前記液体組成物の圧力に基づいた信号を出力する第一圧力検出手段と、
前記回収経路に設けられ、前記回収経路を送られる前記液体組成物の圧力に基づいた信号を出力する第二圧力検出手段と、
前記第三送液手段および前記第四送液手段を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記第一圧力検出手段の出力に基づき、前記第三送液手段の送液量を制御し、前記第二圧力検出手段の出力に基づき、前記第四送液手段の送液量を制御することを特徴とする請求項1記載の液体付与装置。
【請求項6】
前記貯留量検知手段は、前記第一貯留部に対し、前記第一循環経路の循環方向上流部と下流部とに設けられる、少なくとも2つの流量計を含み、前記2つの流量計の出力に基づき、前記第一貯留部の貯留量を検知することを特徴とする請求項1記載の液体付与装置。
【請求項7】
請求項1に記載の液体付与装置と、
前記液体付与装置の後段に設けられる後処理装置と、
を備えることを特徴とする電極製造装置。
【請求項8】
請求項7に記載の電極製造装置と、前記電極製造装置の後段に設けられる電気化学素子化装置と、を備えることを特徴とする電気化学素子製造装置。
【請求項9】
基体に液体組成物を付与する液体付与手段と、
前記液体組成物を貯留し、前記液体付与手段に供給する第一貯留部と、
前記液体組成物を貯留し、前記第一貯留部に供給する第二貯留部と、
前記液体付与手段と、前記第一貯留部との間で前記液体組成物を循環させる第一循環経路と、
前記第一貯留部と第二貯留部との間で前記液体組成物を循環させる第二循環経路と、
前記第二循環経路に設けられ、前記第二貯留部から前記液体組成物を前記第一貯留部に送液する第一送液手段と、
前記第二循環経路に設けられ、前記第一貯留部から前記液体組成物を前記第二貯留部に送液する第二送液手段と、
前記第一貯留部に設けられ、前記第一貯留部の貯留量に基づいた信号を出力する貯留量検知手段と、
前記第一循環経路に設けられ、前記第一循環経路における前記液体組成物の性状に基づいた信号を出力する性状検知手段と、
前記第一送液手段および前記第二送液手段を制御する制御部と、
を備え、
前記貯留量検知手段の出力に基づき、前記第一送液手段の送液量を制御する第一送液量制御ステップと、
前記性状検知手段の出力に基づき、前記第一送液手段と前記第二送液手段の送液量を制御する第二送液量制御ステップと、
を含むことを特徴とする液体付与方法。
【請求項10】
請求項9に記載の液体付与方法を含み、
前記基体は電極基体であることを特徴とする電極製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体付与装置、電極製造装置、電気化学素子製造装置、液体付与方法、電極製造方法および電気化学素子製造方法に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、液体を収容するメインタンクと、液体を吐出する液滴吐出ヘッドと、液滴吐出ヘッドに液体を供給するサブタンクと、メインタンクとサブタンクを接続する第1の液体供給路と、サブタンクと液滴吐出ヘッドを接続する第2の液体供給路と、第2の液体供給路に設けられる第1の切り替え弁によって液体をサブタンクからメインタンクへ戻すことが可能なように第2の液体供給路とメインタンクを接続する液体戻り路と、第1の液体供給路に設けられサブタンクへ液送可能な第1のポンプと、液体戻り路に設けられメインタンクへ液送可能な第2のポンプと、を備える液体吐出ユニットが記載されている。
【0003】
特許文献2には、液体吐出ヘッドを介して液体が循環する循環経路を有し、循環経路には、複数の液体吐出ヘッドの供給口側に通じる上流側マニホールドと、複数の液体吐出ヘッドの排出口側に通じる下流側マニホールドと、下流側マニホールド内の液体を排出する排出側流路と、を有し、下流側マニホールド内の気泡を排出する気泡排出経路を、排出側流路とは別に設けた液体循環装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-123207号公報
特開2018-089949号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しなしながら、環境変化等による液体組成物の性状変化により、貯留部での液体組成物の品質を液体付与手段まで保たせることが難しいという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、液体組成物を付与する液体付与手段と、前記液体組成物を貯留し、前記液体付与手段に供給する第一貯留部と、前記液体組成物を貯留し、前記第一貯留部に供給する第二貯留部と、前記液体付与手段と、前記第一貯留部との間で前記液体組成物を循環させる第一循環経路と、前記第一貯留部と第二貯留部との間で前記液体組成物を循環させる第二循環経路と、前記第二循環経路に設けられ、前記第二貯留部から前記液体組成物を前記第一貯留部に送液する第一送液手段と、前記第二循環経路に設けられ、前記第一貯留部から前記液体組成物を前記第二貯留部に送液する第二送液手段と、前記第一貯留部に設けられ、前記第一貯留部の貯留量に基づいた信号を出力する貯留量検知手段と、前記第一循環経路に設けられ、前記第一循環経路における前記液体組成物の性状に基づいた信号を出力する性状検知手段と、前記第一送液手段および前記第二送液手段を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記貯留量検知手段の出力に基づき、前記第一送液手段の送液量を制御し、前記性状検知手段の出力に基づき、前記第一送液手段と前記第二送液手段の送液量を制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、貯留部および液体付与手段間における液体組成物の品質低下を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る液体付与装置の一例を示す全体構成図。
図1に例示した液体付与装置の概略平面図。
液体付与手段の一例を示す外観斜視図。
循環経路の構成例を示す概念図。
液温差と加算流量の関係を示す図。
液体循環系の制御部の機能構成例を示すブロック図。
循環経路の別の構成例を示す概念図。
実施形態に係る電極製造装置および電気化学素子製造装置を模式的に示した図。
電極印刷部の変形例を示す説明図。
図9の電極印刷部における電極素子の作製工程の一例を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら発明を実施するための形態を説明する。図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0010】
<液体付与装置の概略>
図1および図2を用いて液体付与装置の概略を説明する。図1は実施形態に係る液体付与装置の一例を示す全体構成図、図2は、その概略平面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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