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公開番号2024118923
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-02
出願番号2023025519
出願日2023-02-21
発明の名称物品搬送車
出願人株式会社ダイフク
代理人弁理士法人R&C
主分類B60K 11/04 20060101AFI20240826BHJP(車両一般)
要約【課題】全体を小型化しやすく、ドライバユニットを効率的に冷却できる物品搬送車を実現する。
【解決手段】物品搬送車は、車体(2)と、車体(2)に支持された車輪と、車輪を駆動するモータと、モータを制御するドライバユニット(51)とを備える。ドライバユニット(51)は、縦置き姿勢で車体(2)の前後方向(X)に沿って配置されている。走行時に生じる走行風をドライバユニット(51)の被冷却面(51c)に導く導風路(30)が、車体(2)の底部に形成されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
物品を搬送する物品搬送車であって、
車体と、
前記車体に支持された車輪と、
前記車輪を駆動するモータと、
前記モータを制御するドライバユニットと、を備え、
前記ドライバユニットは、縦置き姿勢で前記車体の前後方向に沿って配置されており、
前記ドライバユニットにおける、上下方向視で前記前後方向に直交する方向である幅方向を向く少なくとも1つの面が被冷却面とされ、
走行時に生じる走行風を前記被冷却面に導く導風路が、前記車体の底部に形成されている、物品搬送車。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記車体は、底面から上方に向かって窪む凹状空間を有し、
前記導風路が、前記凹状空間を含んで構成されている、請求項1に記載の物品搬送車。
【請求項3】
前記車体は、前記凹状空間に連通する開口部を有し、
前記被冷却面が前記開口部を通じて前記凹状空間に面するように、前記ドライバユニットが配置されている、請求項2に記載の物品搬送車。
【請求項4】
前記車輪は、前記車体の底部において前記底面から上方に向かって窪む車輪収容空間に配置されており、
前記凹状空間と前記車輪収容空間とが前記前後方向に連続している、請求項2又は3に記載の物品搬送車。
【請求項5】
前記ドライバユニットが、直方体状に形成されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の物品搬送車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、物品搬送車に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば物品の保管や仕分け等を行う設備において、物品を搬送する物品搬送車が利用されている。このような物品搬送車の一例が、特開2021-181362号公報(特許文献1)に開示されている。
【0003】
特許文献1の物品搬送車(無人搬送車1)は、車体(ベース10)と、車輪(車輪12)と、車輪を駆動するモータ(モータ)とを備えており、明示されてはいないものの、モータを制御するドライバユニットを備えていると考えられる。ドライバユニットは、複数の半導体素子を備えて構成される場合が多く、動作時に発熱するため冷却が必要となる。また、他の構成部品との関係で、物品搬送車の全体を小型化しやすい設置態様となっていることが好ましい。この点、特許文献1には、ドライバユニットをどのように設置して、いかに効率的に冷却するかについて、特に開示はない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-181362号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、全体を小型化しやすく、ドライバユニットを効率的に冷却できる物品搬送車を実現することが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る物品搬送車は、
物品を搬送する物品搬送車であって、
車体と、
前記車体に支持された車輪と、
前記車輪を駆動するモータと、
前記モータを制御するドライバユニットと、を備え、
前記ドライバユニットは、縦置き姿勢で前記車体の前後方向に沿って配置されており、
前記ドライバユニットにおける、上下方向視で前記前後方向に直交する方向である幅方向を向く少なくとも1つの面が被冷却面とされ、
走行時に生じる走行風を前記被冷却面に導く導風路が、前記車体の底部に形成されている。
【0007】
この構成によれば、ドライバユニットを縦置き姿勢で車体の前後方向に沿って配置することで、車体の内部空間が広く確保しやすくなり、物品搬送車の全体を小型化しやすい。縦置き姿勢で車体の前後方向に沿って配置されるドライバユニットにおける幅方向を向く面は、面積が最大となることから、そのうちの少なくとも1つを冷却面とすることで、冷却効率を高めることができる。さらに、物品搬送車の走行時、その冷却面に導風路を通じて走行風を導くことで、ドライバユニットをさらに効率的に冷却することができる。これらのことから、全体を小型化しやすく、ドライバユニットを効率的に冷却できる物品搬送車を実現することができる。
【0008】
本開示に係る技術のさらなる特徴と利点は、図面を参照して記述する以下の例示的かつ非限定的な実施形態の説明によってより明確になるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態の物品搬送車の斜視図
物品搬送車の動作説明図
車体の分解斜視図
物品搬送車の底面側から見た斜視図
物品搬送車の平面図
物品搬送車の側面図
図5におけるVII-VII断面図
ケーブル保持部の斜視図
ケーブル保持部の正面図
【発明を実施するための形態】
【0010】
物品搬送車の実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態の物品搬送車1は、例えば物品Aの保管や仕分け等を行う設備(以下、「物流設備」と言う場合がある。)において、物品Aを搬送するために用いられる。
(【0011】以降は省略されています)

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