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公開番号2024118769
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-02
出願番号2023025242
出願日2023-02-21
発明の名称充電器
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人個人,個人,個人
主分類H02J 7/00 20060101AFI20240826BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】繰り返し充電しても充電端子が汚れにくい充電器を提供する。
【解決手段】充電器(91)は、充電する機器(92)を第1方向に移動させて充電位置に位置させた状態で、機器(92)の端子部(923)に接触する端子(3)と、端子(3)に対し第1方向の上流側に配置され、機器(92)が充電位置に向かって第1方向に移動中に端子部(923)に一部が接触するように配置された無端帯状のマット(51)と、マット(51)を一方向にのみ循環回転可能とする回転方向規制部(57)と、マット(51)における前記端子部に接触する面に接触して前記マットに付着した塵埃を除去するブラシ部(54)と、を備える。回転方向規制部は、機器(92)が充電位置に向け第1方向に移動するときに、マット(51)の循環回転を許容し、機器(92)が充電位置から前記第1方向とは反対方向の第2方向に移動するときに前記マットの循環回転を規制する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
充電する機器を第1方向に移動させて充電位置に位置させた状態で、前記機器の端子部に接触する端子と、
前記端子に対し前記第1方向の上流側に配置され、前記機器が前記充電位置に向かって前記第1方向に移動中に前記端子部に一部が接触するように配置された無端帯状のマットと、
前記マットを一方向にのみ循環回転可能とする回転方向規制部と、
前記マットにおける前記端子部に接触する面に接触して前記マットに付着した塵埃を除去するブラシ部と、
を備え、
前記回転方向規制部は、
前記機器が前記充電位置に向け前記第1方向に移動するときに、前記マットの循環回転を許容し、前記機器が前記充電位置から前記第1方向とは反対方向の第2方向に移動するときに、前記マットの循環回転を規制する充電器。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記マットは、離隔して平行に配置された一対のシャフトによって循環回転可能とされており、前記回転方向規制部は前記シャフトに連結されたラチェットである請求項1記載の充電器。
【請求項3】
充電する機器を第1方向に移動させて充電位置に位置させた状態で、前記機器の端子部に接触する端子と、
前記端子に対し前記第1方向の上流側に配置され、前記機器が前記充電位置に向かって前記第1方向に移動中に前記端子部に一部が接触するように配置された無端帯状のマットと、
前記マットを循環回転させるモータと、
前記マットに対し前記第1方向の上流側に配置され、前記機器の有無を検出するセンサと、
前記センサで検出した前記機器の有無に基づいて前記モータの動作を制御する制御部と、
前記マットの外面に接触して前記マットに付着した塵埃を除去するブラシ部と、
を備え、
前記制御部は、
前記センサが前記機器の存在を検出したら前記モータを動作させて前記マットを循環回転させ、所定時間経過後に前記モータを停止させる充電器。
【請求項4】
前記制御部は、前記マットを、前記端子部に接触する部位が前記第1方向とは反対方向の第2方向に移動する循環回転をするように前記モータの回転方向を制御する請求項3記載の充電器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、充電器に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に、本体部を充電器の凹部に差し込むことで充電器側の充電端子と本体部側の受電端子とが接触し、充電が行われる構造が記載されている。この特許文献1に記載された構造は、本体部にクリーニングパッドが備えられており、本体部を凹部に差し込む際にクリーニングパッドが充電端子の表面を摺動して、充電端子の表面をクリーニングするようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4033181号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された従来の技術は、繰り返して充電を行う場合、充電端子と接触するクリーニングパッドの接触面が常に同じ面となる。そのため、クリーニングパッドの接触面が過度に汚れると充電端子も汚れてしまう虞がある、という問題があり、繰り返し充電しても充電端子が汚れにくい技術的工夫が望まれている。
【0005】
そこで、本発明が解決しようとする課題は、繰り返し充電しても充電端子が汚れにくい充電器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明は次の1)、2)の構成を有する。
1)充電する機器を第1方向に移動させて充電位置に位置させた状態で、前記機器の端子部に接触する端子と、前記端子に対し前記第1方向の上流側に配置され、前記機器が前記充電位置に向かって前記第1方向に移動中に前記端子部に一部が接触するように配置された無端帯状のマットと、前記マットを一方向にのみ循環回転可能とする回転方向規制部と、前記マットにおける前記端子部に接触する面に接触して前記マットに付着した塵埃を除去するブラシ部と、を備え、前記回転方向規制部は、前記機器が前記充電位置に向け前記第1方向に移動するときに、前記マットの循環回転を許容し、前記機器が前記充電位置から前記第1方向とは反対方向の第2方向に移動するときに、前記マットの循環回転を規制する充電器である。
2)充電する機器を第1方向に移動させて充電位置に位置させた状態で、前記機器の端子部に接触する端子と、前記端子に対し前記第1方向の上流側に配置され、前記機器が前記充電位置に向かって前記第1方向に移動中に前記端子部に一部が接触するように配置された無端帯状のマットと、前記マットを循環回転させるモータと、前記マットに対し前記第1方向の上流側に配置され、前記機器の有無を検出するセンサと、前記センサで検出した前記機器の有無に基づいて前記モータの動作を制御する制御部と、前記マットの外面に接触して前記マットに付着した塵埃を除去するブラシ部と、を備え、前記制御部は、前記センサが前記機器の存在を検出したら前記モータを動作させて前記マットを循環回転させ、所定時間経過後に前記モータを停止させる充電器である。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、繰り返し充電しても充電端子が汚れにくい、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の一態様の実施例1に係る充電器91を示す斜視図である。
図2は、充電器91の後面図である。
図3は、図1におけるS3-S3位置での断面図である。
図4は、充電器91における清掃部5の構成を示す斜視図である。
図5Aは、充電器91の清掃動作を示す第1の図である。
図5Bは、充電器91の清掃動作を示す第2の図である。
図5Cは、充電器91の清掃動作を示す第3の図である。
図5Dは、充電器91の清掃動作を示す第4の図である。
図5Eは、充電器91の清掃動作を示す第5の図である。
図5Fは、充電器91の清掃動作を示す第6の図である。
図5Gは、充電器91の清掃動作を示す第7の図である。
図5Hは、充電器91の清掃動作を示す第8の図である。
図5Iは、充電器91の清掃動作を示す第9の図である。
図6Aは、本発明の一態様の実施例2の充電器91Aを示す断面図である。
充電器91Aの動作を説明するための部分拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一態様を、実施例1の充電器91及び実施例2の充電器91Aにより説明する。
【0010】
(実施例1)
実施例1の充電器91の構成を、図1~図4を参照して説明する。図1は、本発明の一態様に係る実施例1の充電器91を示す斜視図である。図2は、充電器91の後面図である。図3は、図1におけるS3-S3位置での断面図である。図4は、充電器91における清掃部5の構成を示す斜視図である。説明の便宜のため、上下左右前後の各方向を図1に示される矢印の方向で規定する。
(【0011】以降は省略されています)

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