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公開番号2024118538
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-02
出願番号2023024868
出願日2023-02-21
発明の名称電力装置
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02J 7/34 20060101AFI20240826BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】装置構成が複雑になることを抑制しながら適正な充電及び給電の動作を確保することができる電力装置を提供する。
【解決手段】電力装置10は、蓄電装置11と、回転電機12と、交流充給電部16と、DC-DCコンバータ18と、電力変換部13と、給電部21とを備える。交流充給電部16は回転電機12に接続される。DC-DCコンバータ18は蓄電装置11に接続される。電力変換部13はDC-DCコンバータ18と回転電機12との間に接続される。給電部21はDC-DCコンバータ18及び電力変換部13に接続される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電部と、
回転電機と、
前記回転電機に接続される充給電部と、
前記蓄電部に接続される直流電圧変換部と、
前記直流電圧変換部と前記回転電機との間に接続される電力変換部と、
前記直流電圧変換部及び前記電力変換部に接続される給電部と
を備える
電力装置。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
外部電源によって前記充給電部から前記蓄電部が充電される場合、前記回転電機及び前記電力変換部は昇圧動作を行い、前記直流電圧変換部は降圧動作を行う
請求項1に記載の電力装置。
【請求項3】
外部電源によって前記充給電部から前記蓄電部が充電される場合、前記給電部は、前記回転電機及び前記電力変換部の昇圧動作によって得られる電圧を降圧して外部に給電する
請求項2に記載の電力装置。
【請求項4】
前記蓄電部の電力によって前記充給電部から外部に給電が行われる場合、前記回転電機及び前記電力変換部と、前記直流電圧変換部とは、降圧動作を行う
請求項1に記載の電力装置。
【請求項5】
前記蓄電部の電力によって前記充給電部から外部に給電が行われる場合、前記給電部は、前記直流電圧変換部の降圧動作によって得られる電圧を降圧して外部に給電する
請求項4に記載の電力装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電力装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、より多くの人々が手ごろで信頼でき、持続可能かつ先進的なエネルギーへのアクセスを確保できるようにするため、エネルギーの効率化に貢献する二次電池を搭載するモビリティにおける充給電に関する研究開発が行われている。
従来、外部電源により充電される蓄電装置と電力授受を行う3相のモータ及びインバータを、力率改善(PFC:Power Factor Correction)回路として機能させる充電システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
従来、AC充電用に設けられる力率改善(PFC)回路を、DC充電時に昇圧動作させる充電装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-149921号公報
米国特許第011165349号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、二次電池を搭載するモビリティにおける充給電に関する技術においては、システム構成が複雑になることを抑制しながら、外部からのAC充電及び外部へのAC給電と、モビリティ内でのAC給電との各機能を適正に備えることが課題である。
例えば、上記従来技術の充電システムによれば、単相のAC充電に対応することはできるが、3相のAC充電に対応することはできないという問題が生じる。また、AC給電の機能についての記載は無く、蓄電装置の電圧を降圧することはできないという問題が生じる。また、車内給電の実現のためには追加的なユニットが必要となり、システム構成が複雑になるという問題が生じる。
また、例えば、上記従来技術の充電装置によれば、DC充電時にAC充電回路の許容電力以上の電力で充電を行う場合、AC充電よりも過剰に許容電力設計(熱設計)を行う必要が生じ、装置構成に要する費用が嵩むおそれがある。
【0005】
本願は上記課題の解決のため、装置構成が複雑になることを抑制しながら適正な充電及び給電の動作を確保することの達成を目的としたものである。そして、延いてはエネルギーの効率化に寄与するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決して係る目的を達成するために、本発明は以下の態様を採用した。
(1)本発明の一態様に係る電力装置(例えば、実施形態での電力装置10)は、蓄電部(例えば、実施形態での蓄電装置11)と、回転電機(例えば、実施形態での回転電機12)と、前記回転電機に接続される充給電部(例えば、実施形態での交流充給電部16)と、前記蓄電部に接続される直流電圧変換部(例えば、実施形態でのDC-DCコンバータ18)と、前記直流電圧変換部と前記回転電機との間に接続される電力変換部(例えば、実施形態での電力変換部13)と、前記直流電圧変換部及び前記電力変換部に接続される給電部(例えば、実施形態でのAC-DCコンバータ19及び給電部21)とを備える。
【0007】
(2)上記(1)に記載の電力装置では、外部電源によって前記充給電部から前記蓄電部が充電される場合、前記回転電機及び前記電力変換部は昇圧動作を行い、前記直流電圧変換部は降圧動作を行ってもよい。
【0008】
(3)上記(2)に記載の電力装置では、外部電源によって前記充給電部から前記蓄電部が充電される場合、前記給電部は、前記回転電機及び前記電力変換部の昇圧動作によって得られる電圧を降圧して外部に給電してもよい。
【0009】
(4)上記(1)に記載の電力装置では、前記蓄電部の電力によって前記充給電部から外部に給電が行われる場合、前記回転電機及び前記電力変換部と、前記直流電圧変換部とは、降圧動作を行ってもよい。
【0010】
(5)上記(4)に記載の電力装置では、前記蓄電部の電力によって前記充給電部から外部に給電が行われる場合、前記給電部は、前記直流電圧変換部の降圧動作によって得られる電圧を降圧して外部に給電してもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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