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公開番号2024116665
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-28
出願番号2023022391
出願日2023-02-16
発明の名称画架
出願人株式会社アムス
代理人個人
主分類A47B 97/04 20060101AFI20240821BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】傾斜角度を変更することが可能であり、且つ収納時にかさばらない画架を提供することを課題とする。
【解決手段】枠体2と、当該枠体2を支える脚部3を有し、前記脚部3は揺動支点を介して枠体2に取り付けられていて枠体2に対して揺動可能であり、前記脚部3を閉じて当該脚部3を前記枠体内に収容又は近接した収容時形態と、前記脚部3を開いて枠体を支持する使用時形態をとることができる画架1であって、前記揺動支点が前記枠体2の内側にあり、且つ前記揺動支点の位置を変更可能であり、前記枠体2の角度が異なる複数の使用時形態をとることが可能である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
枠体と、当該枠体を支える脚部を有し、前記脚部は揺動支点を介して枠体に取り付けられていて枠体に対して揺動可能であり、前記脚部を閉じて当該脚部を前記枠体内に収容又は近接した収容時形態と、前記脚部を開いて枠体を支持する使用時形態をとることができる画架であって、
前記揺動支点が前記枠体の内側にあり、且つ前記揺動支点の位置を変更可能であり、前記枠体の角度が異なる複数の使用時形態をとることが可能であることを特徴とする画架。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記枠体は、平行に配された縦部材を有し、当該縦部材の内側面に第一長溝部があり、
前記脚部には前記揺動支点となる支軸部があり、当該支軸部を前記第一長溝部に沿って移動させることによって前記揺動支点の位置が変更されることを特徴とする請求項1に記載の画架。
【請求項3】
前記第一長溝部に前記支軸部と係合する係合部があり、前記支軸部を前記係合部に係合して支軸部の移動を阻止することを特徴とする請求項2に記載の画架。
【請求項4】
前記枠体又は前記脚部の一方に第二長溝部があり、
前記脚部と前記枠体との距離を規制する規制部材を有し、
前記規制部材は、一端側が前記枠体又は前記脚部の一方に対して揺動可能に取り付けられ、他端側が前記第二長溝部と係合していることを特徴とする請求項1に記載の画架。
【請求項5】
前記規制部材は、二本の棒部と当該棒部を繋ぐ接続領域を有しており、
前記規制部材の一端側たる前記二本の棒部の自由端が枠体に対して揺動可能に取り付けられ、
前記第二長溝部は脚部を貫通する長孔であり、前記規制部材の他端側たる前記接続領域が第二長溝部たる前記長孔と係合していることを特徴とする請求項4に記載の画架。
【請求項6】
前記脚部の幅の少なくとも一部は前記枠体の内側よりも小さく、前記収容時形態においては前記脚部の一部又は全部が前記枠部内に収まり、前記規制部材が前記枠体と前記脚部間に収容され、前記収容時形態が平面的な形状となることを特徴とする請求項4に記載の画架。
【請求項7】
枠体と、当該枠体を支える脚部を有し、前記脚部は揺動支点を介して枠体に取り付けられていて枠体に対して揺動可能であり、前記脚部を閉じて当該脚部を前記枠体内に収容又は近接した収容時形態と、前記脚部を開いて枠体を支持する使用時形態をとることができる画架であって、
前記枠体は、平行に配された縦部材を有し、当該縦部材の内側面に第一長溝部があり、
前記脚部には前記揺動支点となる支軸部があり、当該支軸部が前記第一長溝部に沿って移動されて前記揺動支点の位置が変更されることによって前記揺動支点の位置を変更可能であり、
前記第一長溝部に前記支軸部と係合する係合部があり、前記支軸部を前記係合部に係合して支軸部の移動を阻止することができて前記枠体の角度が異なる複数の使用時形態をとることが可能であり、
前記脚部と前記枠体との距離を規制する規制部材を有し、
前記規制部材は、二本の棒部と当該棒部を繋ぐ接続領域を有しており、
前記二本の棒部の自由端が枠体に対して揺動可能に取り付けられ、
前記第二長溝部は脚部を貫通する長孔であり、前記接続領域が前記長孔と係合し、
前記脚部の幅の少なくとも一部は前記枠体の内側よりも小さく、前記収容時形態においては前記脚部の一部又は全部が前記枠部内に収まり、前記規制部材が前記枠体と前記脚部間に収容され、前記収容時形態が平面的な形状となることを特徴とする画架。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、絵を描く時等にキャンバス等を固定する画架に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
画架は、油絵等を描く際にキャンバス等を固定する道具であり、画家の間で古くから使用されている。また画架は、近年では、店頭のディスプレイや、絵や写真を飾っておくための台としても利用される。
【0003】
絵を描く際に、キャンバス等を画架に固定するが、書き手によってキャンバスを傾斜する角度に好みがある。
描画対象が地面に対して立っている場合、作者は描画対象を正面から観察することとなる。これに対してキャンバスを傾斜させて絵を描くと、作者はキャンバスの絵を斜めから見ることとなる。そのため作者が見る実際の描画対象とキャンバスに描かれた絵の角度が異なり、見え方が違ってしまう。この様に、描画対象が地面に対して垂直に存在している場合、画架に置かれたキャンパスに傾斜があり垂直でないことで見え方に歪みが生じ、作品の出来栄えに影響する場合がある。そのため、画架の傾斜角度を調整したいという要求がある。
また絵画は壁に掛けて鑑賞されるものであるから、絵の製作過程で一時的に画架の傾斜角度を垂直姿勢に近い姿勢にして、絵のでき具合を確認したいという要求がある。
【0004】
特許文献1に記載の画架は、キャンバスの角度を変更することができる。
特許文献1に記載の画架は、絵画道具を載せておく板があり、当該板が画架の前脚と脚の双方と係合している。特許文献1に記載の画架では、前記した板と、脚との係合位置を変更することにより、脚の開き具合を変更し、画架の傾斜角度を変えることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2000-201758号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
学校や絵画教室では、多数の生徒が一堂に集まって絵画を描くことがある。そのため学校や絵画教室では、画架を多数保有している場合が多い。
画架はかさばるものであるから、できるだけ小さく畳んで保管することできることが望ましい。
これに対して特許文献1に開示された画架は、前脚と後足によって構成される画架の本体部に加えて、絵画道具を載せておく板が必須であり、保管の際に板が邪魔である。
本発明は、従来技術の上記した問題に注目し、傾斜角度を変更することが可能であり、且つ収納時にかさばらない画架を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した課題を解決すための態様は、枠体と、当該枠体を支える脚部を有し、前記脚部は揺動支点を介して枠体に取り付けられていて枠体に対して揺動可能であり、前記脚部を閉じて当該脚部を前記枠体内に収容又は近接した収容時形態と、前記脚部を開いて枠体を支持する使用時形態をとることができる画架であって、前記揺動支点が前記枠体の内側にあり、且つ前記揺動支点の位置を変更可能であり、前記枠体の角度が異なる複数の使用時形態をとることが可能であることを特徴とする画架である。
【0008】
本態様の画架は、揺動支点の位置を変えることによって脚部の開き具合を変更し、枠体の傾斜角度を変更する。本態様の画架は、板の様な部材が不要であり、収容する際にかさばらない。
【0009】
上記した態様において、前記枠体は、平行に配された縦部材を有し、当該縦部材の内側面に第一長溝部があり、前記脚部には前記揺動支点となる支軸部があり、当該支軸部を前記第一長溝部に沿って移動させることによって前記揺動支点の位置が変更されることが望ましい。
【0010】
第一長溝部は、貫通するものであってもよい。即ち第一長溝部は、長孔であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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