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公開番号2024116019
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-27
出願番号2023021995
出願日2023-02-15
発明の名称冷凍機
出願人個人
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類F25D 11/00 20060101AFI20240820BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】短時間で食物を急速冷凍できるので食物の品質を落さない冷凍機を提供する。
【解決手段】冷凍機10は、冷凍対象物26を収納する冷凍室20と、冷凍室20の空気を吸い込む吸込口56と冷凍室20に冷風を吹き出す吹出口58とを有する冷風通路50と、冷風通路50内に配置され、冷風通路50内の冷風を吹出口58から冷凍室20へ吹き出すファン54と、複数のフィン64を有する熱交換部材62と、熱交換部材62と熱的に一体化された中実塊状のブロック68を有し、冷風通路50内に配置された蓄熱部材60と、蓄熱部材60に接触して冷熱を供給する冷媒管32と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
冷凍対象物を収納する冷凍室と、
前記冷凍室の空気を吸い込む吸込口と前記冷凍室に冷風を吹き出す吹出口とを有する冷風通路と、
前記冷風通路内に配置され、前記冷風通路内の冷風を前記吹出口から前記冷凍室へ吹き出すファンと、
複数のフィンを有する熱交換部材と、前記熱交換部材と熱的に一体化された中実塊状の熱容量部材を有し、前記冷風通路内に配置された蓄熱部材と、
前記蓄熱部材に接触して冷熱を供給する冷媒管と、
を備える、冷凍機。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記冷媒管は、前記蓄熱部材に埋設されている、
請求項1に記載の冷凍機。
【請求項3】
前記熱交換部材は、裏面に前記冷媒管が嵌まる長溝が形成された複数のヒートシンクであり、
前記熱容量部材は、複数の前記ヒートシンクを平面的に合わせた大きさと同じ大きさで、長溝が形成され、前記裏面に重ね合わされ、複数の前記ヒートシンクと共に前記冷媒管を埋設するブロックである、
請求項2に記載の冷凍機。
【請求項4】
前記複数のフィンは、冷風の流れに沿って延在している、
請求項1に記載の冷凍機。
【請求項5】
前記蓄熱部材と冷風通路の壁の間には隙間が形成されている、
請求項1に記載の冷凍機。
【請求項6】
前記蓄熱部材は、アルミニウム部材であり、重量1kg当たりの表面積が0.1m

以上であり、表面積の80%以上が冷風に曝される、
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の冷凍機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、冷凍機に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、食品を収納して冷却する冷却室と、冷気を生成し冷気を冷却室内に供給する冷気供給装置と、冷気の噴流たる冷気流束を冷却室内に放射する冷気流束放射構造とを備えた食品冷却装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-077088号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の食品冷却装置では、冷却対象物を冷却させる際に食品冷却装置の運転を強める必要がある。このため、消費する電力のピークが生じ、冷却対象物を急速冷却させる場合の消費電力が大きかった。
【0005】
本開示は、短時間で食物を急速冷凍できるので食物の品質を落さない冷凍機を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第一態様の冷凍機は、冷凍対象物を収納する冷凍室と、前記冷凍室の空気を吸い込む吸込口と前記冷凍室に冷風を吹き出す吹出口とを有する冷風通路と、前記冷風通路内に配置され、前記冷風通路内の冷風を前記吹出口から前記冷凍室へ吹き出すファンと、複数のフィンを有する熱交換部材と、前記熱交換部材と熱的に一体化された中実塊状の熱容量部材を有し、前記冷風通路内に配置された蓄熱部材と、前記蓄熱部材へ冷熱を供給する冷熱供給部材と、を備える。
【0007】
この冷凍機によれば、冷風通路内には、蓄熱部材が配置されている。この蓄熱部材には、冷熱供給部材で冷熱が供給され、冷熱が蓄熱されている。急速冷凍する際には、ファンの回転数を増やして、冷風通路の吸込口から冷凍室の空気を吸い込み、蓄熱部材に当てて、吹出口から冷風を冷凍室へ吹き出す。
【0008】
このように、蓄熱部材に蓄熱された冷熱を使用することで、冷風通路に蓄熱部材がない冷凍機と比較して、短時間かつ少ない消費電力で冷凍室に収納された冷凍対象物を急速冷凍できる。
【0009】
また、この冷凍機によれば、蓄熱部材は、複数のフィンを有する熱交換部材と中実塊状の熱容量部材を熱的に一体化して形成されている。このため、単なるブロック状の蓄熱部材と比較して、冷熱を蓄えることができると共に、熱交換部材で多くの冷熱を放出することができる。
【0010】
第二態様の冷凍機は、第一態様に記載の冷凍機において、前記冷媒管は、前記蓄熱部材に埋設されている。
(【0011】以降は省略されています)

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