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公開番号
2024115649
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-27
出願番号
2023021390
出願日
2023-02-15
発明の名称
コイル部品、回路モジュール、及び電子機器
出願人
太陽誘電株式会社
代理人
個人
主分類
H01F
27/29 20060101AFI20240820BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】同型のコイル部品同士の密着を抑制する。
【解決手段】コイル部品1は、基体と、基体に設けられたコイル導体25と、第1外部電極21と、第2外部電極22と、を備える。基体は、第1方向及びこの第1方向に直交する第2方向に延びている第1面10aを有する。第1面の第1方向Lにおける第1寸法は、第1面の第2方向Wにおける第2寸法よりも大きい。第1外部電極21は、コイル導体25の一端に接続され、第2外部電極22は、コイル導体25の他端に接続される。第1外部電極21は、基体の第1面10aに設けられる。第2外部電極22は、基体の第1面10aに、第1方向において第1外部電極から離間して設けられる。第1外部電極21には、第1突起31bが設けられている。第1方向における第1突起31bと第2外部電極22との間隔は、第1面の第2寸法よりも小さい。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1方向及び前記第1方向に直交する第2方向に延びており前記第1方向における第1寸法が前記第2方向における第2寸法よりも大きい第1面を有する基体と、
前記基体に設けられたコイル導体と、
前記コイル導体の一端に接続され、前記基体の前記第1面に設けられた第1外部電極と、
前記コイル導体の他端に接続され、前記基体の前記第1面に、前記第1方向において前記第1外部電極から離間して設けられた第2外部電極と、
前記第1外部電極に、前記第1方向における前記第2外部電極との間隔が前記第2寸法よりも小さくなるように設けられた第1突起と、
を備えるコイル部品。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記基体は、前記第1面に対向する第2面を有し、
前記第1方向における前記第1突起と前記第2外部電極との間隔は、前記第1面と前記第2面との間隔よりも小さい、
請求項1に記載のコイル部品。
【請求項3】
前記第2外部電極に、前記第1方向における前記第1外部電極との間隔が前記第2寸法よりも小さくなるように設けられた第2突起をさらに備える、
請求項1に記載のコイル部品。
【請求項4】
前記基体は、前記第1面に対向する第2面を有し、
前記第1方向における前記第2突起と前記第1外部電極との間隔は、前記第1面と前記第2面との間隔よりも小さい、
請求項3に記載のコイル部品。
【請求項5】
前記第1方向における前記第1突起と前記第2突起との間隔は、前記第2寸法よりも小さい、
請求項3に記載のコイル部品。
【請求項6】
前記第1方向における前記第1突起と前記第2突起との間隔は、前記第1面と前記第2面との間隔よりも小さい、
請求項5に記載のコイル部品。
【請求項7】
前記基体は、前記第1面に対向する第2面を有し、
前記第1外部電極は、前記第1面及び前記第2面において前記基体に接しており、
前記第1突起は、前記第1外部電極のうち前記第1面と対向する部位に設けられ、
前記第1外部電極の前記第2面と対向する部位に、前記第1方向における前記第2外部電極との間隔が前記第2寸法よりも小さくなるように第3突起が設けられている、
請求項1に記載のコイル部品。
【請求項8】
前記第1方向における前記第3突起と前記第2外部電極との間隔は、前記第1面と前記第2面との間隔よりも小さい、
請求項7に記載のコイル部品。
【請求項9】
前記第2外部電極は、前記第1面及び前記第2面において前記基体に接しており、
前記第2突起は、前記第2外部電極のうち前記第1面と対向する部位に設けられ、
前記第2外部電極の前記第2面と対向する部位に、前記第1方向における前記第1外部電極との間隔が前記第2寸法よりも小さくなるように第4突起が設けられている、
請求項6に記載のコイル部品。
【請求項10】
前記第1方向における前記第4突起と前記第1外部電極との間隔は、前記第1面と前記第2面との間隔よりも小さい、
請求項9に記載のコイル部品。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書の開示は、コイル部品、コイル部品を備える回路モジュール、及び回路モジュールを備える電子機器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
コイル部品は、電子回路において用いられる受動素子であり、例えば、電源ラインや信号ラインにおいてノイズを除去するために用いられる。
【0003】
電子機器に搭載される電子回路の微細化に応じて、電子回路に搭載されるコイル部品の小型化が望まれている。小型化されたコイル部品は、例えば、特開2014-192487公報(特許文献1)に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-192487公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
小型化されたコイル部品は、その小型化の程度に応じて重量も小さくなる。このため、帯電したコイル部品は、静電気により、他のコイル部品と密着しやすくなる。コイル部品同士が密着すると、実装時や運搬時のハンドリングに支障を来すおそれがある。
【0006】
コイル部品の小型化は、基体の表面から突出する外部電極を薄肉化することによって実現されることがある。また、特許文献1に記載されているように、外部電極が基体の表面から突出しないように構成されることもある。コイル部品の小型化のために外部電極のうち基体から突出する部位が薄くなると、コイル部品間の隙間が小さくなるので、コイル部品同士の密着がより起こりやすくなってしまう。
【0007】
コイル部品の実装時や運搬時には、多数の同型のコイル部品を一度に取り扱うので、同型のコイル部品同士の密着の抑制が特に望まれる。
【0008】
本明細書において開示される発明の目的は、上述した問題の少なくとも一部を解決または緩和することである。本明細書において開示される発明のより具体的な目的の一つは、コイル部品同士の密着を抑制することである。本明細書において開示される発明のより具体的な目的の一つは、同型の別のコイル部品との密着を抑制できるコイル部品を提供することである。本明細書において開示される発明のより具体的な目的の一つは、回路モジュールに実装された際の高さ寸法を大型化することなく、同型の別のコイル部品との密着を抑制できるコイル部品を提供することである。本明細書において開示される様々な発明は、「本発明」と総称することがある。
【0009】
本発明の前記以外の目的は、明細書全体の記載を通じて明らかにされる。本明細書に開示される発明は、「発明を解決しようとする課題」の欄の記載以外から把握される課題を解決するものであってもよい。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一実施形態に係るコイル部品は、基体と、基体に設けられたコイル導体と、第1外部電極と、第2外部電極と、を備える。一態様において、基体は、第1面を有する。この第1面は、第1方向及びこの第1方向に直交する第2方向に延びている。基体の第1方向における第1寸法は、基体の第2方向における第2寸法よりも大きい。第1外部電極は、コイル導体の一端に接続され、第2外部電極は、コイル導体の他端に接続される。第1外部電極は、基体の第1面に設けられる。第2外部電極は、基体の第1面に、第1方向において第1外部電極から離間して設けられる。一態様において、第1外部電極には、第1突起が設けられている。第1方向における第1突起と第2外部電極との間隔は、第1面の第2寸法よりも小さい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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